映画「キャスパー」の評価
得点 | 85点 |
---|---|
ジャンル | ほっこりお化け系 |
活用シーン | デートでもいいし、1人でみても怖くない |
推奨鑑賞人数 | 1人または2人以上 |
映画「キャスパー」のネタバレ・あらすじ
とある現代のアメリカ。
父から莫大な資産を相続しようとしている「キャリガン」という女性がいました。
しかし、父親は資産のほとんどをチャリティ団体に寄付してしまったので、残されたのは古い屋敷のみでした。
「屋敷には宝物が眠っている」という情報をゲットしたので、早速行ってみると、そこはお化けの住む古屋敷だったのです。
「キャスパー」という子供のお化けと、3人のおじさんのお化けが共同生活していました。
キャスパーは無茶苦茶いい奴ですが、おじさんたちがやばい。
いたずらが好きで、屋敷に入ってきたキャリガンを追い払います。
どうしても宝物が欲しいキャリガンはあらゆる手でお化けたちを屋敷から追い出そうとしますが、どれもこれも失敗。
完全に落ち込んでいると、お化けを除霊している精神科医「ハーヴェイ博士」の存在を知ります。
早速、ハーヴェイ博士を雇い、博士とその娘「キャット」が古屋敷に住み、ゴーストたちを追い払うことになりました。
キャットたちはキャスパーやおじさんお化けたちに出くわして一時はびっくりしますが、なんとかうまくやって生活していました。
とある日。
キャットがキャスパーにおもちゃを見せたところ、キャスパーが生きていた頃の記憶を取り戻します。
そこでキャスパーは、宝物が眠る地下への大部屋への行き方を思い出し、キャットと一緒に地下に降りていきます。
そこには、キャスパーの父親が作った「蘇生機」というマシーンが用意されており、1人だけ死から蘇ることができるようでした。
キャットはキャスパーを甦らそうとしましたが、そこにキャリガンが立ちはだかります。
蘇生機に必要な薬品を盗みとり、自分が一度死んで金庫に入って蘇るときに使うことを画策。
キャリガンは一度死んで幽霊になり、金庫に入ろうとしました。
しかし、なんとかキャスパーたちが頑張ることでキャリガンを無事に成仏させたのです。
無事に薬品を取り戻しますが、今度はキャットの父ハーヴェイ博士が死んでしまいます。
そこでキャスパーは、キャットのために自分ではなくハーヴェイ博士を蘇らせることを決意。
自分は幽霊のままで生きていくことになりました。
しかし、そこに神が現れ、
「キャスパーはいい子だから、今日の夜10時までは生きた人間に戻してあげる」
といい、キャスパーを人間に戻しました。
人間に戻ったキャスパーはものすごくイケメン。
キャットと少しダンスして、キャスパーは楽しいひと時を過ごしましたとさ。
THE END
映画「キャスパー」の感想
こんなにほっこりするお化けの映画はみたことがあるでしょうか。
いえ、ありません。
友人がおすすめしてくれた映画だったのですが、主題がお化けだったのでビビっていて鑑賞するのを少し避けていました。
しかし、このお化け映画は全然怖くない。
キャスパーは可愛いし、優しい100%いいお化けです。
突然変異もしませんし、呪縛霊に成り下がることもありませんでした。
最後らへんで、キャットの父のために自分が蘇生するチャンスを投げ出すシーンは涙もの。
こんなに面白くて可愛くてほっこりするお化け映画は他にないでしょう。
キャスパーが気になっている方はよかったら鑑賞してみてくださいね。
それでは!
Ken