フェニックスの最新機種VSPHOENIX Xでダーツを投げてみた
どうも、Kenです。覆水、返してます。
2018年は「ダーツマシーンの最新機種」がリリースされた年でもありました。
ダーツライブの最新機種ダーツライブ3が2018年の4月頃に出されましたが、フェニックスも負けじとフェニックス X(VSPHOENIX X) という最新機種を1ヶ月後ぐらいに解放していたようです。


フェニックス Xは気になってはいましたが、行きつけのダーツスタジアム池袋店では、
「フェニックス Xをプレイするためには2人以上でプレーしなければなりません」
という縛りがあり、なかなか利用できなかったのですが、つい先日はバグース新宿店で VSPHOENIX Xを発見!
しかも、このお店では一人でも使えるようだったのです。
早速、フェニックスXでダーツを投げてみましたので、その感想を赤裸々に書いてみたいと思います。
フェニックス X(VSPHOENIX X) でダーツを投げてみた感想
最新機種のVSPHOENIX Xで投げてみた感想は次の通り。
スローラインが超厳格になっている
フェニックス X 最大の特徴は、
- ダーツボード
- ディスプレイ
- 操作パネル
- 下のマット
が1セットでマシーンの一部になっている点です。
ダーツマシンだけではなくその周辺機器もセットになっているのです。
それで、このダーツのスローラインが
ものすごく立体的。
ラインが直方体なので、踏み越えてダーツを投げられないようになっています。
これまでダーツライブやVSPHOENIXでプレーしていた時は、
気づいたらちょっと スローラインからはみ出していたり、ライン の上に乗っていたりして、
厳格にラインを越えていないとは言い切れない状態でした。
しかし、フェニックス X ならどのプレイヤーも、同じ立体的なラインで勝負できるので、スローの条件が平等になっていると思います。
アワードが壮大である
フェニックス X のダーツボードの後ろには、
めちゃくちゃ大きなディスプレイ
が設置されています。
背面のディスプレイを通じてエフェクトが楽しめるようになっています。
たとえば、ロートンを出した時のアワードを見てみましょう。
これまでフェニックスのマシーンだと、フェニックス(鳥)に伴い、
ITS SHOW TIME!!
というサウンドが出て、ちょっと煩わしかったのを覚えています。
逆に恥ずかしくてアワードをスキップしていたぐらいですよ。
しかし、フェニックス X では大画面で盛大に表現してくれ、サウンドは控えめで煩わしくありませんでした。
アワードが壮大で心地よかったので、LOWTONの喜びが以前より5倍ぐらいになっていましたね。
大きなディスプレイでアワードを表現してくれるのは VSPHOENIX X ならではの利点だと思います。
サウンドが静かでストレスフリー
フェニックス X のサウンドはなぜか煩わしくない。
かといって静かすぎることもなく、快適な効果音になっています。
特にブルの音が好きで、
静かに爆弾が爆発するような音なのです。
以前主流だった
「ファコ〜ん」
のような効果音とは違う方向性で、新鮮な気持ちでダーツに取り組めました。
画面の表現が多彩
背面ディスプレイの表現は多彩で、ビジュアルでも楽しめます。
特にカウントアップで面白かったのが、
1プレイごとに画面のエフェクトが変わる
ことでした。
たとえば、こんな感じのパターンがありましたね↓
- http://phoenix-hair.com/column/bits/0010.htmlより引用
どれもこれも動画になっていて、背景が煩わしくない程度に動くようになっていました。
カウントアップを合計10回以上はプレイしたと思いますが、飽きずに投げ切れましたね。
ダーツを抜くだけで次のプレーに行ける
これは前機種でもあったかもしれないのですが、
ダーツを抜くだけで次のラウンドに移行できます。
ボタンを押す手間が省けてストレスフリーでダーツを投げられましたよ。
最初は目が疲れるかな
ダーツボードの後ろは発光ディスプレイであるためか、若干、目が疲れたような気がしました。
ただ 、目の疲れを感じたのは最初の30分ぐらい。
そこから先は「セカンドウィンド状態」に入り、ディスプレイの光が気にならなくプレイし続けちゃいました。
その日は合計で2時間ぐらいVSPHOENIX Xでプレイしていましたが、目に異常は見られませんでした。
ソフトウェアは変わらない
フェニックス Xのソフトウェアはあまり変わらない印象です。
前作の VSPHOENIX とだいたいメニューの画面で、デザインも一緒。
ダーツライブ2から3へ進化したときは、ソフトウェアもがらりと変わったのですが、フェニックスの進化はソフトウェアというよりハードウェアが進化したように感じました。
大きな背面ディスプレイに高音質サウンド。
これがVSPHOENIX Xに魅力でしょう。
サウンドがすごい
視覚的な表現だけでなく、聴覚的な表現、つまり、
サウンドにもこだわりがあります。
特に面白かったのが「ハーフイット」。
一投目を外すと、心臓の音がドクドクと流れ始め、さらにもう一投外すと、さらに心臓音が大きくなり、余計に緊張してしまいます。
サウンドでダーツプレイヤーにプレッシャーをかけてきました。
この他にも、パーティーゲームのAPPLE DROPでは、リンゴの音が耳に心地よく響いていて、気づいたら何度もプレイしてしまう中毒性がありました。


ブル音も自然で煩わしくなかったのは、サウンドにもこだわって制作されているからだと思います。
操作するパーツが分かれている
フェニックス X では「ダーツボード」と「操作部」が分かれています。
メニューを操作するためにダーツボードの近くに歩み寄らなくてもいいのがかなり便利。
しかも、タッチパネルなので、ボタンを押す必要がなく操作しやすくなっていました。
この仕様のおかげで、
フェニックス X でのオンライン対戦がものすごく快適に!


なぜなら、対戦相手を選ぶときにボードの前に行く必要はなく、スローラインの近くで対戦相手を手配できちゃうからです。
ルール説明がわかりやすい
わかりやすくゲームのルールを説明してくれている点がありがたかったです。
ディスプレイの一番下に簡単にルールが書いてあり、まだプレイしたことがないゲームでも勇気を持って始められました。
僕の場合、これまでプレイしたことなかった
- アーチェリー
- アップルドロップ
- ジャンプナンバー
に挑戦してみました。
これはひとえに フェニックスXが初心者にも親切でルール説明をしてくれたからです。
初心者に優しいダーツマシーンともいえるでしょう。
数字部分が消えるようになっていた
また面白いなと思ったのが、ダーツボードの数字部分が消えるようになっていたことです。
ダーツの番号が「背面のディスプレイ」に組み込まれていて、つけたり消したりできたのです。
クリケットでは、クリケットナンバー以外の番号は表示されない仕様になっていて、よりクリケットナンバーに集中できました。
ディスプレイに ダーツが当たっても大丈夫
フェニックス X はダーツボードの背面に大きなディスプレイが設置してあるマシーン。
ここでダーツ初心者の方が心配になってくるのが
もしダーツボードが外れたら画面が傷ついてしまうんじゃないかな・・・・
ということではないでしょうか。
僕自身もプレイしているときに、
「これ外れたらどうなるんだろうな・・・」
とちょっと心配になった覚えがあります。
実際に数回外してしまったのですが、画面が傷つくことはありませんでした。
ディスプレイをチェックしてみると、
ディスプレイの前には「固そうなガラス素材」が埋め込まれていて、その奥に液晶ディスプレイが入っていました。
ダーツが外れても液晶が直接傷つくということはまずないでしょう。
ダーツが跳ね返っても大丈夫
ボードにダーツが刺さらなくて跳ね返ってしまう、ということもあると思います。
この「ダーツが跳ね返る」という事態に対してもVSPHOENIX X は安心。
なぜなら、ふかふかのシートがダーツボードの下に敷かれているからです。
ダーツが地面に落ちても、ふかふかのマットの上なので、ダーツが傷みにくいと言えるでしょう。
さあ、フェニックス Xでダーツを投げてみよう
以上、フェニックスXをプレイしてみた感想でした。
いい感じにまとめると、
ソフトウェアよりは「ハードウェア」で進化が見られたマシーン
ですね。
ボードの背面の液晶ディスプレイによる多彩な表現だったり、これまでに類を見ないサウンドへのこだわり。
フェニックス X でのダーツはなぜか面白く、予定よりも1時間近くオーバーして超過料金を払っている自分がいました笑
ハードウェアの進化が著しく見られるダーツ機種なのでぜひ投げてみてください。
それでは!
Ken