ボイトレ・声に関するおすすめの本・書籍12選
今日は読んでみた書籍を12冊紹介します。
書籍1. 「魅せる声」のつくり方
学校では勉強しなかった「日本語の発音方法」を解説してくれている書籍です。
呼吸、舌の使い方、滑舌をよくするメソッドなどがまとめられています。
特に参考になったのが、
すべての母音・子音の「舌のポジション、発音のコツ」を解説してくれている点です。
この本を読んでから、母音を発音する際は「下の歯の裏側に舌の先をつけるという基本ポジションにおく」ことを意識して話すようになりました。
また、普段意識しない「鼻濁音」に加えて、話す時に重要な「アクセント」も触れています。
書籍2. 「良い声に変わって音域も広くなる!即効ボイストレーニング」
話し方より「歌のボイストレーニング」に重きを置いています。
歌の弱点、例えば、「音域が狭い」「リズムに乗れない」「音程が取れない」など悩みの原因をあぶり出し、解決策を提案しています。
歌うためのボイストレーニングの本とだけあって、
- ヘッドボイスの共鳴のさせ方
- さらに上手く聞かせるコツ(ビブラート、ファルセットなど)
も網羅していました。
また、この本には CD が付いていて、具体的なボイストレーニングに1人でチャレンジできるのがいいと思いますね。
僕が受講しているレッスンもまさにこの本のセオリーをもとに行われていたので、実技と知識を結びつけられました。
書籍3. 「姿勢も話し方もよくなる声のつくりかた」
俳優、アナウンサー、ミュージシャン、経営者など「声を武器とする人々」を指導してきたボイストレーナー中西さんによる書籍。
呼吸方法、話し方はもちろんのこと、特に力を入れているのが声を出すための姿勢ですね。
「声」とは声帯で生まれた音源を共鳴させて届けるものなので、
いかに共鳴させやすい姿勢を作るか?
が重要になってきます。
その共鳴させやすい姿勢作りに関して非常に参考になる書籍でした。
また、共鳴に加えてメンタル面も左右する「窓カーテン」「王様のマント」など気持ちの持ち方で姿勢が変わってくる話も面白いと思いました。
なお、YouTube でレッスン動画を視聴できるので、動画も参考にしながら学習できるでしょう。
書籍4. 「声を鍛える」
日常生活に溢れる生活の音(動物の鳴き声など)を声真似して表現力を鍛える書籍です。
祭りの掛け声、犬の鳴き声、カラス、猫、羊の声、太鼓の音、エンジンの音、などなど真似する対象は様々。
人の声ではない音をいかに真似して表現力をきたえていきます。
CDを聴きながら声真似の練習できますよ。
書籍5.声の悩みを解決する本
35年間、音声専門医をやっているドクターによる「声の悩み」に関する書籍。
これまでの診察経験をもとに、症状と原因を細かく解説してくれ、訓練方法などもまとめてくれています。
独自の腹式呼吸法の「小文式呼吸法」を紹介していて、本を見ながら練習できるでしょう。
具体的な声の悩みを10ケースぐらい紹介してくれているので、自分の悩みに当てはまる例を参考にできるのもいいですね。
書籍6. どんな人でも好感度アップ! の声の魔法
この本では、
声で好感度をいかに相手に与えるか?
という「コミュニケーション能力アップ」の観点で書かれた書籍です。
声の悩みをタイプ別に紹介してくれており、幽霊ボイス、威圧的ボイス、など悩みのタイプと、それに対する解決策をケース別に紹介していて読みやすい構成になっています。
ちょっと笑ってしまったのは、声の伝達度をチェックできるQ&A。
1つ目の質問が
あなたの顔は三脚三角形?
という質問で、それに「YES」と答えると、どう頑張っても伝達率が100%にならず、最高でも75%になってしまうのです笑
「顔の形が逆三角形だと伝達率が低いのかな。。。」
と思ってしまいました。
幸か不幸か、僕の顔の形は「逆三角形」なので、顔の形で伝達率が下がっているのはちょっとショックですね笑
書籍7. 朝3分の声トレで、あなたの話し方が9割変わる!
いつでもどこでも、全文耳勉! 朝3分の声トレで、あなたの話し方が9割変わる!
僕が通っている青山ボイスアカデミーの書籍です。
トレーニング用CD が付いている点が特徴的で、通勤途中やジョギングなどにもボイトレできちゃいます。
冒頭で紹介した白石先生の本は「歌唱力を上げるためのボイトレ」でしたが、この本は話し方による重点を置いている点が異なります。
人間の身体は一種の「楽器」。
息を発生して、声帯で音に変えて、共鳴させて、舌を使って構音していくのです。
その流れに沿って、
- 呼吸
- 共鳴
- 構音(滑舌)
の順番でトレーニングしていきます。
あとはビジネス用途の使い方も触れていて、プレゼンでの喋り方、面接、営業のクロージングにきく声の出し方なども勉強になります。
書籍8. フースラーメソード入門〈DVD付〉
この本は「フースラーメソード」というトレーニング方法を取り扱った書籍。
フースラーメソードとは、
フレデリックフースラーという人物が考案したトレーニング方法
であり、彼は「スイスの声楽発声の研究者」だった人。
一言でいうと「喉をつる筋肉をトレーニングして魅力的な声を出そう」というメソッドです。
正式にはこの筋肉は「喉頭懸垂機構」というのですが、「けんすい君」と呼ぶことで初心者にもわかりやすく解説してくれます。
DVDが付いてくるのでイメージしにくいフースラーメソードの練習方法の実際に見て学べます。
書籍9. 実践ボーカル力養成講座
実践ボーカル力養成講座~世界基準の声量と歌唱力を身につける~
韓国のアイドル産業を支えている「韓国のプロボーカルトレーナー」によって書かれたボーカル理論の本です。
発生の原理から解説してくれており、特に参考になったのは「声の音域のパート」。
ボイトレの教室で
- チェストボイス
- ミドルボイス
- ヘッドボイス
という3種類の音域を使い分けるといいと学んだのですが、それらの違いをmp3ファイルで聞けたのがよかったです。
音域を変えるのが大事なのだと痛感しました。
チェストボイスで歌った音源を聞いてみると、音を上げて行くと必ず喉を詰まらせたような発声になってしまいます。
そこで音域をチェンジすると、喉でつまらせずに歌い上げられるわけです。
書籍10. ヴォイステクニックの真実・基礎編
スタジオレイの加瀬玲子氏による「加瀬メソッド」について書かれた書籍。
上下巻存在していて、上巻が「呼吸・発声」、下巻は「滑舌・ストレッチ」について解説しています。
今まで読んできた本の中で一番具体的で分かりやすく、声を出す仕組み、トレーニング方法などを解説してくれていました。
本当に素晴らしい内容だったので、もはや
「この本だけ読めばよかったんじゃないかな笑」
と思うほどでした。
印象に残っているのが「言語によって顔つきが異なる」という点です。
日本語は口を大きく開けたりせずにしゃべれるので、頬の筋肉が発達せず、少し顎が細くなるような骨格になるようです。
その証拠に日本の美人は「顎が細いおちょぼ口」とされてきました。
しかしながら、欧米などの英語圏では口を動かして発生するため、日本語よりも表情筋を動かすことになり、口の筋肉が発達。
ゆえに日本人とは顔の骨格なども異なってくるのですね。
このように言語によって喋り方が異なるなどの面白いです。
さらに、呼吸で大事なストレッチ方法も写真・絵で解説してくれているので勉強になりました。
あまりにもうまくまとまった2冊だったので、スタジオ・レイに通ってみたいと思うようになりました。
書籍11.日本人のための声がよくなる「舌力」のつくり方
声の出し方で重要になってくるのが「舌の使い方」。
舌の力が弱いと舌がホームポジションよりも下がって、ポカン口になったり、口呼吸になり人生損しているようです。
「舌の位置の不具合」が原因で、弱々しい声になってしまったり、口呼吸するために病気にかかりやすくなる症例が紹介されています。
何を隠そう、僕自身もポカン口であることを認識している者です。
以前、会社員だったときに「お前口開いてるよ」と何回も指摘されたことがありました笑
ポカン口の原因には「舌の筋力不足」もあるのですが、歯並びが悪いことも一因だと著者は指摘しています。
歯並びが悪いと、舌の位置がホームポジションに戻りにくくなるようです。
この本がきっかけで「インビザライン」という見えにくい矯正方法を知りました。
さらに、
「歯並び」が「声」にも繋がっている
と認識し、歯科矯正を決意するきっかけにもなりました。
僕と同じようにポカン口を自覚していて、声に悩みを持っている方におすすめです。
書籍12. 声のサイエンス
声のサイエンス―あの人の声は、なぜ心を揺さぶるのか (NHK出版新書 548)
ほとんどの人が「自分の声」が嫌いなようで、僕自身、録音した声を聞いてみると、
「こんなに暗くてだるそうな声を出していたのか・・・・」
とショックを受けました笑
その前提に立った上で、
「どのように自分も納得できる魅力的な声を出していけるか」
を解説してくれています。
人それぞれ骨格が異なるので、出せる声のオリジナリティは異なるようです。
自分の声をまず録音し、好きだと思える声を出した感覚を元に、その再現性を高めていくトレーニング方法を紹介していました。
僕も本を読んでから声を録音してみることに。
一番好きだと思ったのが「口角を上げて笑顔で喋っている時」だと気づきました。
それからというもの、なるべく人と話す時は口角を上げて話すように心がけるようになりましたね。
定期的に自分の声を録音録音しようと思える本でしたね。読んで良かったと思います。