昨今、新型コロナウイルスの影響で「新しい生活様式」を強いられています。
そのためあってか、ニュースでも「コロナ」というカタカナ3文字を見かけない日はありません。
そんな今では
コロナ = 新型コロナウイルス = SARS-CoV-2
と世間では認識されています。
しかし、それでは、2020年パンデミックが起こる前、
世間で「コロナ」は何と認識されていたのでしょうか?
何を隠そう、ぼくにとっての「コロナ」は
カメのエサ
でした。
幼少期に「ハムスターを飼いたい」と母にせがんだところ、交渉がもつれ込んで
カメを飼ってもらう
という妥協案に落ち着きました。
自分から「飼いたい」と言い出したので、当然、エサは自分で買わねばなりません。
当時、ぼくが好んで買っていたのが「コロナ」というエサです。
もう随分昔のことなので、カメのエサ「コロナ」を忘れていたのですが、コロナウイルスのニュースで「コロナ」を何度も耳にし、
「あ、そういえばカメのエサってコロナだったな」
と急にコロナを思い出したのです。
記憶は曖昧でしたが、試しに「カメのエサ コロナ」とググってみると、やはりありました。
これです。
パッケージは青色。
カメのイラストがデカデカと描かれているエサですね。
中身はドーナツのような丸いタイプのエサで、カメもよく好んでコロナを食べていました。
コロナをみると、当時飼育していたカメの様子が目にありありと浮かんでくるではありませんか。
カメのエサを食べる様子は独特で、等速でエサに近づくわけではありません。
最初はゆっくり近づいて、エサの直前でぐっと速くなるのです。
音を言葉で表すと、
スーーーーーー、グッ
って感じです。
このエサは割と大きいサイズです。
カメは一口では食べきれず、何回かかじりついて小さくして食べていましたね。
残念ながら、今ではコロナは販売中止。
「えっ、じゃあ今までコロナを食べていたカメはどうすれば?」
と思うかもしれません。
じつは、現在ではコロナに似たエサ「プチコロン」が販売されています。
エンゼルBreak プチコロン かめのえさ 180g 関東当日便
ケースの色もイラストもコロナにそっくり。
しかも、エサの形(丸いドーナッツ型)まで酷似しているではありませんか。
もしかしたら、同じ会社がブランドネームだけ変えて販売を継続している可能性はあります。
試しにレビューを見ていると、かつての「コロナ愛好者(カメ)」が重宝している、と書かれています。
コロナの代替品として「プチコロン」が愛用されているようで安心しました。
以上、そんな一昔前を思い出す、今日このごろなのでした。