会社の登記簿謄本をPDFで閲覧したい

会社の情報が詰まっている「商業登記簿謄本」。

  • 原本はいらないから、オンラインで登記簿を閲覧したい
  • PDFファイルで保存できないだろうか

そんな願いを叶えたサービスがあります。

その名も

登記情報提供サービス

です。

今日はこいつの使い方を紹介しますね。

 

登録する

まずは登録から。

メニューには

  • 一時利用
  • 個人利用
  • 法人利用
  • 公共機関利用

があります。

僕のような一般人は「一時利用」「個人利用」のいずれか。

できれば「個人」で申し込みたかったのですが、個人利用は登録までに「1週間」かかります。

そこまで気長に待てなかったので「一時利用」で申し込むことに。

ってことで、今すぐ閲覧したい方は「一時利用を選びましょう。

登録には「名前」「電話番号」「メールアドレス」があればOK。

ただしこちらも「登記・供託オンライン申請システム」と同じく、営業時間が限られていて、

平日8時半〜21時

しか使えないのでご注意ください。

 

メール認証

そしたら、「登記情報提供サービスの一時利用本登録のお願い」というメールが届くはず。

認証URLをクリックすれば登録が完了します。

 

ログインする

こちらからログインページに飛んで、

IDとパスワードを入力。

IDはメールに書いてあるもので、パスワードは登録時に決めたやつですね。

ここで注意なのがログアウトしないようにすること

「一時利用」の場合、ログアウトすると請求できなくなるので、登録し直すことになります。

僕はこのトラップに気づかず、再度登録せねばならなかったのです!

 

法人を検索する

すると、マイページに遷移します。

ここであせらず「商業・法人請求書」を選びましょう。

検索手段は「法人番号」でも「法人名」でも構いません。

「全国から検索する」を選ぶと、どこの法人でも探せます。

 

マイページに登録

めぼしい会社が見つかったら、チェックを入れて、マイページに登録。

すると、マイページに、新しい行が追加されるはず。

 

請求する

気が済むまで会社を登録したら、あとは請求するだけ。

全てにチェックを入れ、請求ボタンを押しましょう。

 

支払う

料金は前払いです。

クレジットカードで料金を支払いましょう。

「登記情報提供サービス」の「商業・法人登記情報」の場合、

「1通あたり334円」で請求できます。

 

ただし、請求できるのは

全部事項証明書の履歴事項証明書の全部

に限ります。

ただ、手数料は法務局に行ったり郵送で取り寄せたりするよりも安いのでありがたいですね。

ちなみに、支払いはクレジットカードを使いますよ。

 

表示保存する

料金を支払うと、ステータスが「未請求」から「取得中」に変わります。

数分後、再度確認すると「請求済み」になるでしょう。

ステータスを更新したい時は「最新情報を表示する」をクリックします。

 

ただし、気をつけたいのが

ここで請求できるかどうか判明する

ということ。

現在、登記情報を変更中の法人だと、請求できない場合があります。

その場合、ステータスが「エラー請求」と出てしまいますね。

「え、おれ金払ったんだけどな・・・・?」

と憤るのはまだ早いです。

請求できない書類分に関しては、ちゃんと除いて課金してくれますよ。

 

「請求済み」に変わったものをチェックして、右下の「表示・保存」を選ぶと、ブラウザ上でPDFのダウンロードがスタート。

これで登記簿謄本の閲覧、しかも登記簿をPDFファイルで保存できるのです。

 

法人の登記簿を閲覧するだけなら「登記情報提供サービス」おすすめ

以上が「登記情報提供サービス」の使い方でした。

検証の結果、

安くて早く、登記簿謄本を閲覧できるサービス

と判明しました。

 

ただ、この方法では「登記簿を閲覧するだけ」です。

これを印刷しても原本にはなりません。

登記簿の原本は、

  • 法務局の署名
  • 紋章が刻まれた特殊な用紙を使用

など、至極オフィシャルなものです。

今回ゲットしたPDFはあくまでもただの「情報」ですので、オフィシャルな登記簿謄本ではありません。

オフィシャル版を取得したいならば、

  1. 法務局に行く
  2. 郵送で送ってもらう

がおすすめですね。

ただ、登記簿情報を閲覧するだけなら「登記情報提供サービス」で十分です。

 

それでは!

Lin