TOEICリスニングでじわじわ効いてくるのが、
問題冊子のテープの切り方
です。
ご存知の通り、冊子はテープで閉じられており、開けられぬよう工夫されております。
問題冊子のテープを切ってください
という合図後、テープを切り、リスニングPart 1 の説明が始まります。
この特性を鑑みるに、
テープ切断時間が短いほど、Part 1の説明を多く聞ける、といえます。
前回紹介しましたが「Part 1 の説明時間」は「Part3の先読み」に割り当てられます。
決して無駄な時間ではありません。

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とどのつまり、これは、
テープを切る速度がはやいほど、先読み時間が増加することを意味しています。
いち早く冊子のテープを切り開き、先読みを始めたものがリスニングを制するのです。
それでは、どの切り方が最善の一手なのでしょうか。
問題冊子は
- オモテ表紙
- ウラ表紙
がつなぎ合わせており、テープはなかなかに硬いです。
真ん中で切りに行くと、苦戦して思わぬ時間ロスに繋がります。
そこで、オススメなのが
テープを切らずに紙を破く技です。
表紙をテープに合わせて切っていきます。
ページが破ける範囲は広がりますが、テープ自体と戦わないこともあり、
テープを切るより破きやすいのです。
結果的に、短時間で冊子を開封できるでしょう。
漫然とやりがちなこの「TOEICテープ開封」という儀式。
熟練者たちはこの段階から動き出しており、じつは戦いは始まっていたのです。
経験を積みながら、最適なやり方を模索してみてください。
それでは!
Ken