TOEIC S&W(Speaking&Writing)テストを受験してきた!
どうも、Kenです。大掃除、そろそろです。
2016年8月から英語テスト TOEICに、
- Speaking
- Writing
の能力を計測できる試験「TOEIC S&W(Speaking&Writing)」が追加されました。


その名の通り、
スピーキングとライティング能力をビジネス現場でどれくらい使えるか??
という実践的なスキルを計測するものです。
留学に必要な英語テストTOEFLと形式は同じで、パソコンでテストを行う試験。
これまでリーディングとリスニングのTOEICしか受験したことがなかったので早速受験してみました。
- 準備編
- 受付編
- 試験編
TOEIC S&W(Speaking&Writing)を受験するための準備
まずはTOEIC S&W(Speaking&Writing)を受験するまでの流れを書いておきましょう。
受験票は届かない
TOEIC S&Wでは受験票が自宅に届きません。
登録したメールアドレスに「【試験日のお知らせ】TOEIC Speaking & Writing公開テスト」というメールが届くだけなので、これまでの TOEIC の形式に慣れている方は注意しましょう。
受験票という概念がないため、テスト当日に受験票を持っていかなくても大丈夫。メールを印刷したりする必要もありませんよ。
受験票を持参する必要がないということは、受験票用の写真を撮影する必要ありません。
証明写真を撮る必要がないので写真代が浮くのでちょっと嬉しいですね。
持ち物は身分証のみ
TOEIC S&W(Speaking&Writing)のテスト当時の持ち物としては、
身分証明書のみ
です。
身分証明書の書類としては、
- パスポート
- 国内発行の運転免許証
- 国内発行の学生証
国内発行の社員証 - 住民基本台帳カード
- 外国人登録証明書
在留カード - 特別永住者証明書
などがありますが、顔写真付きの身分証明証ならば問題ないということですね。
ただ、原本ではないといけないみたいなので、コピーしか持ってない方は事前に手を打っておきましょう。
TOEIC S&W(Speaking&Writing)テスト受験直前の受付
続いてTOEIC S&W(Speaking&Writing)テスト当日のながれです。
ぼくは池袋コミュニティカレッジで受験してきました。


試験開始45分から30分前に招集される
TOEIC S&W(Speaking&Writing)ではテスト開始45分前から15~30分前に試験会場に到着すればなりません。
もしこの時間に間に合わないと受験することができないのです。
例えば、午前10時から試験が始まると記載されていれば、
9:15~9:30
が受付時刻になるというわけですね。
9:35に到着してしまうと、その場で試験が受けられずに退場になってしまうようです。
また、できれば早めに到着して列に並んでおくといいでしょう。
なぜなら、受付を済ませた人からテストを受けられるからですね。
ギリギリに到着してしまうと待ち時間が非常に長くなってしまいます。
誓約書・受験のしおりを受け取る
テストの45分前になったら、TOEIC S&W(Speaking&Writing)の受付が開始されます。
受付の前に列ができているのでそちらに並び、自分の名前を申告するだけでオッケーです。
この受付はレセプションみたいなもので、
- 受験のしおり
- 誓約書
などを渡されるだけなのです。

受験のしおり
誓約書にサイン
誓約書を受け取ったら、サインします。
誓約書の内容は大体詰まる所、
試験の内容は絶対に口外しませんよ
ということを誓わさると認識しておけばいいでしょう。
どんなにポリシーに納得しなくても、ここで同意しなければTOEIC S&W(Speaking&Writing)を受験できません。
携帯の電源オフチェック
試験開始30分前になると、スマホの電源がオフになっているかのチェックが入ります。
試験官が見守る前で、携帯電話の電源をオフにして確認してもらいます。
一人一人の受験者に実施するので少し時間がかかるのはいうまでもありません。
スマートウォッチをつけている方は、このフェーズで取り外されることが要求されます。
ウェブカメラで写真撮影
成績証明書に使われる写真を、ウェブカメラで撮影していきます。
一人一人写真撮影していくのでここでもちょっと待ち時間が生じます。
この写真撮影の順番は、先ほどの誓約書を受け取った順番、つまり早く試験会場に到着した順なのです。
そのため、早く受験会場入りして待機しておけば、一番最初に撮影してもらえるので待ち時間が少なくて済みます。
逆にギリギリに現地入りしてしまったことはここで待つことに。。。
ぼくはクソギリギリに到着したのでこの写真撮影フェーズで待ち時間が長かったです笑
TOEIC S&W(Speaking&Writing)テスト開始!
いよいよTOEIC S&W(Speaking&Writing)テストの試験開始です。
パソコンの席に案内される
写真撮影が終わると、今度はパソコンの席の前に案内されます。
ここでは、
- 身分証明書
- 受験のしおり
- 席番号
という3つのアイテムを持ったまま席につけます。
TOEIC S&W(Speaking&Writing)ではメモが取れないのでメモ用紙鉛筆などは支給されません。
席に着いたら自分のタイミングで試験を開始できますよ。
最初らへんはTOEIC S&W(Speaking&Writing)の基本的な説明なので、パソコンでぽんぽんと進めていきましょう。
ヘッドフォンの音声チェック
ヘッドフォンの音量が聞こえるかどうか?
自分の喋った音声がちゃんとマイクに録音されるか?
という録音テストを実施します。
マイク付きのヘッドフォンを着用し、示された例文を発音してみて実際にどのようにレコーディングされているかを確認して試験に臨みます。
TOEIC S&W(Speaking&Writing)テスト開始
機材のテストが終わると、いよいよTOEIC S&W(Speaking&Writing)テストの開始です。
試験内容については誓約してしまったので言及できませんが、周囲が気になることなく試験を受けられることができて良いと思いました。
同じようなパソコンを使ったTOEFLというテストでは、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングという4技能の試験だったため、リーディングやリスニングの途中にスピーキングを始める人がいたりしてカオスでした。
しかし、このTOEIC S&W(Speaking&Writing)の試験では、皆がスピーキングから始めるので周囲の英語の音声などは全く気になりませんでした。
ゆえに、どのタイミングで試験を始めるのかということが重要ではないと感じました。
最初の問題が音読なので、皆が流暢な英語を喋っているかのような錯覚に陥りますが、英文を見て喋っているだけなので動じないようにしましょう笑
試験開始から大体2時間ぐらいで テストが終了します。
実際にTOEIC S&W(Speaking&Writing)テストを受験してみた感想
実際にTOEIC S&W(Speaking&Writing)受験してきましたので、率直な感想をメモしておきましょう。
疲れない程よいテスト
TOEIC S&W(Speaking&Writing)は疲れない楽しい英語の試験。
試験時間もそれほど長くなく、 2時間ほど。
何よりもスピーキング・ライティングという能動的なアウトプット力を試す試験なので楽しい。
リーディングやリスニングの試験と比べて圧倒的に時間が流れるのが早かったように思いました。
ウォームアップできるような問題設計
また、試験の構造も良いと思いました。
TOEIC S&W(Speaking&Writing)では、「音読」という最も簡単な問題から始まるので、ウォームアップして難易度上げていくことも良いと思います。
音読で体をあっためてから難易度を上げていけるので、声を発しなさすぎて地蔵になる恐れもありません。
何も解けずに自信喪失する恐れはありません。
PCに喋るのは難易度は高い
ただ、PC に向かってしゃべり続けるのは難しい。
対面で顔を合わせる日常会話よりもえ難易度高いように思えます。
誰かが相槌を打ってくれるわけでもなく、助け舟を出してくれるわけでもないので、単純な英会話力があっても、独り言を英語で喋るというトレーニングが必要に思えました。
ただ、やはり楽しい
TOEIC S&W(Speaking&Writing)はリーディング・リスニングテストよりかなり実践的。TOEFLやIELSなどの留学用英語テストにはない、
ビジネス現場における実践的な英語能力
が試されるので海外で将来働いてみたいという方にぴったりのテストだと思いました。
リーディング・リスニング試験より圧倒的に面白いので、TOEIC L&Rである程度点数を取れるようになってきたら、TOEIC S&W(Speaking&Writing)にもチャレンジしてみるといいでしょう。
こちらの記事からTOEICのテスト日程を確認してみてくださいね。


それでは!
Ken