試験対策をするだけで数学の復習ができる数学検定。
前回、中3数学レベルの数検定3級にほぼ満点で合格してきたこともあり、その1つ上の数学検定準2級に挑戦することに。

日程の関係で、わずか2週間の対策期間となりましたが、無事に一発合格して帰還しました。
- 1次試験:14.5点
- 2次試験:8.5点
合格ラインはもちろんのこと、全受験者の平均点も大幅に上回る好成績を残してきました。
数検準2級に一発合格した勉強法
今日はそんなわたしの数学検定準2級の勉強方法を紹介します。
使ったテキスト
わたしが扱ったテキストは『本試験型数学検定準2級試験問題集』です。
大型書店に出向き、複数の本を査定した結果、本書が一番わかりやすく読んでいてしっくりきたからです。
ズバリ決め手となったのは
「問題数の多さ」と「本番形式に忠実な出題スタイル」でございます。
この問題集には1から5回の5回分の数学検定準2級の問題が収録されています。
しかも、各問題ごとに1次と2次試験両方収録されていますので、合計10回分の問題にチャレンジできます。
この問題集さえあれば、本番に近い模擬試験を5回分挑戦できますので、別途過去問題集を用意する必要はありません。
本番形式に近いこともあり、この問題集で修行するだけで本番の試験スタイルにも慣れることができます。
特筆すべきは、解説の充実度。
問題後半の解説パートは、問題本文に加えて子細な解説が記載されておりまして、なんと解答の一部を赤シートで隠せます。
ぶっちゃけ、この解説パートをみながら問題演習を繰り返すだけでも合格力をつけられるでしょう。
また、必要問題を解くために必要な公式は随時コラムで紹介してくれます。
解説を読んでもわけがわからず離脱する悲劇はまず、起こらないでしょう。
わたしはこの問題集に収録されている5回分のうち、前半2回分にチャレンジしました(1次・2次試験両方)。
そしてその二回の問題演習で苦手ジャンルが浮き彫りになり、3回分のテスト以降で重点的に練習したのです。
それは、
数学I・数学Aという高校数学の分野です。
前回、中学数学の数学検定3級は突破していましたので、準2級に含まれる中3数学までの内容はバッチリOK。
わたしが苦手というか、数十年前に勉強したはずの「数学I」と「数学A」という高校数学を3回目以降で復習したのです。
具体的にいうと
- 集合
- 二次関数の頂点の求め方
- 二次不等式
- sin cos tan
- 余弦定理
です。
これらは中学数学の範囲に含まれていなかったので、数学検定準2級の突破に向けて頭に入れておく必要がありました。
高校数学の基礎内容は準2級の1次試験で出題される傾向にありましたので、1次試験の対策に役立ちました。
しかしながら、2次試験は応用問題がほとんど。
出題スタイルも安定しておらず、正直本番でたとこ勝負となりまして、本番までくそ心配だったのを覚えております。
ただ、実際に本番の試験を受けたところ、幸いなことにレベルは問題集よりも低くて助かりました。
おそらく、この『本試験型 数学検定準2級試験問題集』の2次試験のレベルは本番よりも難しく設定されているものと思われます。
この問題集の2次試験難易度に慣れておけば突破できるでしょう。
これから数学検定準2級の対策を始める方は、以上の勉強方法参考にしてチャレンジしてみてください。
それでは!
Ken