シンガポールで英語は通じるんだっけ??
どうも、Kenです。目の下、揉んでます。
シンガポールといえば英語が公用語。
みんな流暢な英語を話していて、英語が圧倒的に通じるイメージがあります。
が、果たして本当にそうなのでしょうか??
先日、シンガポールに1週間ほど滞在し、自分の英語が通じるか試してみたので検証結果を書いておきます。
シンガポールで英語は通じる・・・がしかし
結論から言ってしまいます。
シンガポールで英語は通じます。
それは間違いありません。
しかしながら、滞在する中で感じたのが、
シンガポールにはいろいろの英語が存在していること。
なぜなら、シンガポールは、様々なバックグラウンドを持つ人々が暮らす「多国籍国家」ですからね。
人によって英語が違うので、
「これがシンガポール英語だ!」
と、シンガポールを代表する英語の特徴がわからないまま帰国。
ほんと、発音もアクセントも人それぞれでしたね。
綺麗なアメリカンイングリッシュを話す人もいれば、アクセントが少ない英語を高速に話す人もいました。
最低限の情報だけ伝達するブロークンイングリッシュ商人もいました。
シンガポールの言語事情
ここで、シンガポールの言語事情を振り返ってみましょう。
「シンガポールの歩き方」によると、次のような民族構成になっています。
- 74%が中華系
- 9%がインド系
- 13%がマレー系
中国、インド、マレーの人々がシンガポールで共存しているのです。
バックグラウンドの異なる民族が、コミュニケーションを取るために使うのが「英語」。
それぞれの民族はそれぞれの母国語を好んで話し、英語は初めて会った人や公共の場で使う言語となっているようです。
例えば、中華系の方だったら中国語(北京語)がデフォルト。
インド系だったらタミル語、マレー系だったらマレー語と、それぞれの母国語を好んで話します。
ただし、シンガポール人が互いにコミュニケーションをとるときは英語。
相手のバックグラウンドがわからないまま母国語で話しかけるのは失礼に値します。
初対面では英語で会話を始める文化になっているのです。
シンガポールをぶらぶらと歩いていて、人々が話す言語に耳を傾けていたのですが、
圧倒的に中国語が多い。
7割強が中華系なので、町で話されてる言語はほぼ中国語と思っておけばいいでしょう。
ただ、シンガポール人は英語で話す準備ができています。
異なる民族間で、英語のやり取りに慣れているので、見知らぬぼくが英語で話しかけても戸惑いません。
むしろ、訛りが強いと言われている日本人にとって朗報です。
なぜなら、シンガポール人は色々な英語に対して理解する能力が高いからです。
僕らの独特な英語でも意図を汲み取ってくれて、コミュニケーションをとれるでしょう。
ただし、あちらの英語を理解できるかどうかは己のリスニング力と、シンガポール人がどういうバックグラウンドで育ったのかによりますね。
シンガポールで英語が話せないとどうなるのか?
それでは、英語が話せない状態でシンガポールに行くとどうなるのでしょうか??
シンガポールでは、各民族の共通の公用語として英語が用いられます。
したがって、英語ができないと、他民族とコミュニケーション取れないのですね。
つまり、英語ができない日本人の場合、
シンガポールにいる日本人としか話せないわけです。
シンガポールに住んでいる日本人はそれほど多くありません。
結果的に、英語が話せないとかなり寂しさを感じるでしょう。
ただ、短期間の旅行だけなら問題ありません。
注文も指でさせばいいですし、たくさん日本料理店があるので、日本語が通じる店を選んで過ごす手もありです。
ただし日本料理屋は高いですけどね。
また、英語ができないとシンガポールの現地人に道を尋ねられず、不便なこと限りなしです。
シンガポールは治安も良く経済発展していて、便利な都市です。
日本と同じように英語ができなくても生活は可能でしょう。
ただ、シンガポール旅行、移住は英語を話せたほうが楽しめるので、今日から一緒に英語を勉強してみませんか。
それでは!
Ken