先日、手話技能検定7級を受検し、無事に一発合格。

受検するまでは手話未経験でしたが、テキストを通して勉強することで手話の世界に入門でき、有意義な学習経験を積ませてもらいました。

ただ、手話技能検定7級の受検にあたり1つ言っておかねばならないのは、

受検の流れが他試験と比べて「特異なもの」であること。

初めて手話検定を受検する方は戸惑うかもしれません。

 

手話技能検定7級を受検する流れ

そこで、手話技能検定7級の経験者のわたしが申し込みから合格発表までの流れを整理してみました。

 

申し込み方法

まずは申し込みから。こちらのページからどうぞ。

  • ネット申し込み
  • 郵送申し込み

の2通りが用意されていますが、両者の違いは「資料請求するか否か」しかありません。

どちらにせよネットで申請フォームを記入せねばならないので、個人的に「ネット申し込み」がおすすめです。

ネット申し込みの場合、こちらの申請フォームから個人情報を記入して申し込みます。

郵送の場合も申請フォームから情報を入力します

 

試験料を振り込む

申し込みが完了すると、登録したメールアドレスに1通のメールが届きます。

ここで指定された銀行口座に試験料1800円(税込み)を振り込みましょう。

振り込みは申し込みから1週間以内に行わねばなりません。

 

問題用紙が到着する

入金が確認されると、1週間以内に登録住所に一通の封筒が届きます。

ここには問題冊子、解答用紙が含まれております。

 

このテストセットを利用し、自分の好きなタイミングで問題を解いていいのが手話技能検定7級なのです。

 

試験時間が30分の筆記試験。

鉛筆またはシャープペンで回答します。

自分の好きな場所でテストを受けられるので、ぶっちゃけ自宅や図書館で受検できます。

もちろん、試験官も監視カメラもない状態で受けるので、テストの公正さは受検者の良心に任せられています。

「カンニングできるかできないか」と言ったら、できるでしょうね。

ただし、受検料の1800円を払って受検しているわけですから、本番でズルして何も得ずに終わる、なんて愚かな行為をする方はいないと思いますけどね。

 

回答用紙を送付する

問題を解き終わりましたら、返送用の封筒に解答用紙を同封し協会に発送します。

ここでの注意点は必ず「簡易書留」で送ること。

決して「普通郵便」で送ってはいけません。

 

もちろん、手数料はこちら持ち。

第一種定形便の料金84円に加えて簡易書留320円で、合計404円。

送料は高くつきますが、回答用紙がどっかにいくより数倍マシです。

 

合格証が届く

数日後、本部で採点された結果が届きます。

スコア詳細は書いておらず、合否結果しかわかりません。

はい、以上が手話技能検定7級の受検の流れでした。

改めて振り返ると、現代に稀に見る面倒くささが残る検定試験です。

7級を受検することで、膨大な指文字問題に挑戦できます。そのプロセスを通し、手話の指文字の基礎力は確実に身につくでしょう。

これから挑戦される方は、わたしの手話技能検定7級の勉強方法もチェックしてみてくださいね。

それでは!

Ken