色力を問われる「色彩検定」。

IBTに対応しておらず「紙スタイル」をとっています。

つまりは、受検者が一堂に会し、一斉にスタートするテスト形式。

 

そうなると気になるのが「遅刻の可否」ですよね。

受検票の注意事項には以下のように書かれています。

30分以上遅刻した場合は受検できません。

とういうことはですよ?

裏を返せば「遅刻は30分まで許されること」を意味しています。

例えば、10時半スタートならば、30分後の11時まで入室可能のはずです。

 

今回の受検では、遅刻事情を把握していたので開始ギリギリに入室。

10時半スタートで、その2分前の「10時28分」に現地入りしました。

ギリギリ間に合ったものの、筆記用具を出している最中に

「はじめ!」

という合図が!

明らかに他の受検生に比べて遅れをとったのです。

最終的にかろうじて全問題を解き終えられたのですが、本当、ギリギリ。

遅刻していたら時間内に終えられなかったでしょう。

今回の経験から判明したのは以下の知見です。

色彩検定は遅刻できるが、遅刻すべきではない

と。

 

 

なぜ色彩検定で遅刻するべきではないのか?

その理由は次の2つです。

 

膨大な問題数

問題数が多いです。

例えば、3級では「100問前後」出題されます。

わたしが受けた回では100問出されました。

試験時間は70分ですので、単純計算「1問あたり42秒」。

しかも、これは平均時間ですから、頭を悩ませる問題が出たらさあ大変。

その分、他のイージー問題を瞬殺する必要が出てきます。

 

問題冊子が「袋」に包まれている

不意打ちを食らったのが問題・解答用紙の配布方法です。

なんと、「透明のビニール袋」に格納されて配られます。

そして、開始までビニール袋の開封は許されません。

開始合図まで用紙に指一本触れないのです。

 

これが意味するのは、

自分の情報を開始まで記入できないこと。

たとえば、

  • 名前
  • 受検番号
  • 受検地番号
  • 席番号

といった情報です。

解答用紙に記入欄がありますので、ここをスルーしたら自分の回答として認められません。

しかも、これらの情報はすべて手書き。地味に時間がかかります。

 

そうです。

この「個人情報を書く時間」は試験時間に含まれていたのです。

先ほど紹介した単純計算「1問42秒」は、ビニール袋事情を考慮すると、さらに小さくなるはず。

開始合図とともに、ビニール袋から冊子セットを素早く解放せねばなりません。

わたしはこの序盤のタイトさを知る由もありません。

悠々とビニール袋を破き、問題冊子と解答用紙を取り出し、悠々とペラペラとめくる余裕まで見せていました。

 

残念ながら、色彩検定では問題数が多く、試験時間は悠々と残されていません。

時間を短縮できるよう、迅速に冊子を取り出しましょう。

 

それでは!

Ken