深センの地下鉄の乗り方はどんな感じだろうか??
どうも、Kenです。白シャツ、洗濯します。
中国のものづくりの中心地「深セン」。
この中国広東省の市には、世界で最先端の電化製品が集結する電気街「華強北」、世界の遺跡たちがミニチュアになった「世界の窓」、さらに深セン・香港を一望できる「深センの窓」など多数の見所があり面白い地でした。
実際に旅行してみてわかったのが、
深センの地下鉄が便利で安いといこと。この地下鉄の存在のおかげで深セン市内を移動するのにタクシーもトゥクトゥクも必要なく縦横無尽に観光を楽しむことができたのです。
今日はその深センの地下鉄の乗り方、料金や路線図などの概要を忘れないうちにまとめておきますね。
3分でわかる!深センの地下鉄の概要
まず深センの地下鉄の概要からですね。
路線図
深センの地下鉄の路線図はこんな感じです。


- 1番線
- 2番線
- 3番線
- 4番線
- 5番線
- 7番線
- 9番線
- 11番線
の8つの路線からなる地下鉄でありまして、この地下鉄を使えばまず間違いなく深センの右から左まで縦横無尽に移動することができるでしょう。深センの空港にも地下鉄の駅(机場駅)が設置されていますし、香港の地下鉄駅「罗湖」からもアクセスすることができます。
運賃・料金
深センの地下鉄の料金はすこぶるお安いの特徴。移動距離に応じて料金が加算されていく方式をとっており、
- 初乗り:2 元
- 12km未満なら4kmごとに1元加算
- 12以上~24km未満までは6kmごとに1元加算
- 24km以上ならば8kmごとに1元加算
というシステムを採用しています(深セン地下鉄公式ページより)。
例えば16km移動したとすると、
(初乗り料金)+(12km未満の時の4kmごとの料金)x 3 + (12以上24km未満の6kmごとの料金)x 1
= 2 + 1 x 3 + 1 x 1
= 6元
という計算になりますね。1元17円とすると、6元の運賃は102円というわけですから安いやすい。
この深セン地下鉄の料金の移動距離と料金の関係を関数にしてみるとこんなグラフがかけるでしょう。
8ステップで完璧にわかる!深センの地下鉄の乗り方
さて、いよいよ深センの地下鉄に乗って行きましょう。
Step1. 荷物検査
深センの地下鉄に乗るために地下に降りていくと、まずて荷物検査があります。
と言っても、飛行機に乗るときよりも簡易な検査で、自分の手荷物をベルトコンベアに乗せて検査してもらうだけで大丈夫です。
地下鉄の駅によっては調査員に金属探知機のようなものを当てられたりすることがありましたが、そんなに厳重さを感じることはありませんでしたね。
Step2. 自動販売機に並ぶ
荷物検査が終わるとその先には自動券売機があります。
利用客が多い駅だとここで列をなしているので自分の番まで待機しましょう。
Step3. 目的地の駅の路線番号を選ぶ
さて、いよいよ自分の番になりました。
まずは券売機の画面の右側から、目的地の駅が含まれる路線番号を選択します。
僕は「」という駅から滞在先のホテルの最寄り駅である「华强路」まで行きたかったので、「华强路」がある「1号線」をタップしました。
Step3. 目的地の駅を選ぶ
すると、先ほど選択した路線に含まれる駅たちが表示されますので、目的地の駅をタップ。
Step4. 料金を支払う
すると、自動的に運賃を計算してくれるのでまずは料金を確認します。
画面でいうとここら辺に書いてあるやつが料金になりますね。
僕の場合ですと運賃は4元でした。
あとはお金を払うだけですので金貨か札のいずれかを挿入して行きます。
ただし、ここでオススメなのがなるべく硬貨を使うということ。
中国の人民元はくしゃくしゃになっているものが多く、なかなか自動販売機が読み込んでくれませんでした。しかも、使えるお札の種類も限られており、
- 5元
- 10元
- 20元
の3種類。
なるべく地下鉄に乗る際にお手持ちの硬貨を消費することをお勧めします。硬貨ならば一発で認識されますからね。
Step5. 切符とお釣りを受け取る
料金の支払いが完了すると、切符とお釣りが出てくるはず。
ここで注意したいのはその受け取り方です。
深センの地下鉄では切符とお釣りの受け皿に直接出てくることはなく、受け皿の少し上のさらに出てきます。
そのため、切符とお釣りを受け取る際は、受け皿の上にある皿を上に押し上げて開けてやる必要が出てくるわけです。
最初はこの仕組みに戸惑い、お釣りが出てきて目に見えてるけど受け取れない、という事態になりますが落ち着いて対処しましょう。
Step6. たっち&GO
深センの地下鉄の切符はコイン式。
このプラスチックのコインはなにやら磁気を発しているようで、改札口のタッチパネルに触れてやると、認識してもらえて通れるようになります。
あとは列車をプラットフォームで待ち、お望みの電車に乗るだけです。
Step7. コインを返却
降りるときは先ほどの乗車券となっていたコインを改札の返却口に戻します。
タッチ板の下にある「投入単程票」というところですね。
降りるときはタッチではなく、コインを挿入することになるのでその点だけは肝に命じておきましょう。
さあ、深センの地下鉄に乗ってみよう!
以上が深センの地下鉄の概要とその乗り方でした。
荷物検査があったり乗車券がコインだったりの日本との地下鉄はありますが、使い勝手は日本と同じ。
本数も多く、5分に1本ぐらい出ていたので時刻表なんかも気にせずに利用しても全く問題はありませんでした。
深セン旅行をする際は深センの地下鉄を乗りこなして行きましょう。
それでは!
Ken