深圳のランドマークタワー「地王大厦」に行ってみた
どうも、Kenです。ステーキで、復活です。
深圳には電気街、世界の窓など数々の見所がありますが、あまり知られていないのが、
地王大厦
という深圳のランドマークタワー的な高層ビルです。
このビルはもっぱらオフィスなのでぼくのようなアマチュアトラベラーは特に何もすることがないと思いがちです。
がしかし、このタワーの69階にはなんと、
香港・深圳を一望できる展望台
が用意されているのです。その名も、
深港之窗
です。おそらく深圳と香港を一望できる窓(窗)がある展望台だから「深港之窓」という名前なのでしょう。
今日はこちらの展望台を150%ぐらい満喫してきたので、アクセス・料金などの基本情報とあとはいってみた体験談のようなものを忘れないうちにメモしておきます。
地王大厦の「深港之窗」の基本情報
まずは地王大厦の展望台「深港之窗」の基本スペックをみていきましょう。
アクセス
深圳のランドマークタワーの地王大厦は深圳の地下鉄を使えばアクセス簡単便利。
「大剧院」という最寄駅から徒歩1分ぐらいのアクセスの良さにあるので、地王大厦の展望台を拝みたいならば深圳の地下鉄を使えばいいことになります。
大剧院という駅は1号線と2号線の2本の路線が通っている駅ですのでアクセスはしやすいはず。
大剧院から降りて地上に降り立ち、空を見上げると、そこには地王大厦があるのです。
観光料金
さて、ここで気になってくるのが地王大厦の展望台の観光料金ですよね??
いくら香港と深圳を一望できるからと言って、あまりにも法外な値段をふっかけられてしまえばみるきは一気に失せるでしょう。
しかし、地王大厦の深港之窗はいたって良心的。
大人の場合ですと、一人頭、
80元
という入場料金がかかるのです。1元17円としてこれを日本円になおすと、
1,360円
ほど。
東京スカイツリーの展望デッキの入場チケットが2,570円だと考えると、それほど高いお値段ではなく、リーズナブルであることを感じ取れます。
前日に観光した「世界の窓」という観光地で入場チケット200元を支払ったあとだったので、この80元というプライスの痛みは感じにくかったのかもしれません笑
深港之窗への入場チケットは地王大厦1Fに儲けれていますので、そこで購入することになります。
地王大厦の「深港之窗」に登ってみた体験談
それでは実際に地王大厦の「深港之窗」がどんな観光地であったのか??実体験も一緒に記しておきます。
霧出てるけど大丈夫?
チケットを購入する際、チケット販売員の方に、何やら中国語で話しかけられました。
ぼくの中国語能力は初学者レベルだったので全然わからず。困り顔で「ティンプトン(ききとれません)」と答えると、受付令嬢はおもむろにスマホの翻訳アプリを取り出します。
そのアプリを使って彼女の言いたいことを英語に翻訳してもらったのですが、
fog(霧)
という単語がみえたのです。どうやら、
「霧で眺めが悪いけど大丈夫?ご了承ください」
ということを言っていたんだろうと思います笑
確かに言われてみればその日は雨。というか連日、なぜかぼくが深圳にいた時は毎日のように雨が降っていました笑
そのため、ここで霧を気にしても仕方ないと思い、チケットを購入して地王大厦の「深港之窗」を楽しむことに決めました。
エレベーターは乗り換える
地王大厦の「深港之窗」は69Fにある展望台です。
1Fから一気に69Fに登りつめたいところですが、このビルの構造上、
40Fで一度エレベーターを乗り換える必要があるのです。
つまり、1Fから40Fまでエレベーターで登り、
さらに40Fから69Fまでのエレベーターに乗り換えるという手順を踏むことになるのです。
改札をくぐる
69Fにつくと、いよいよ展望台「深港之窗」のお出ましです。
まず、入り口には改札口のようなものが設けられており、係員の方が待機しています。この方に切符を見せて、ようやく入場できることになります。
がしかし、ここでも係員の方が中国語で喋りかけてきます。
言ってる意味が全然わからなかったので再び、
「ティンプトン(聞き取れません)」
と返すと、彼女は英語で説明してくれました。
どうやら、展望台の中のサービスで使えるコインはいるか?という問いだったようなのです。展望台の中に何があるかわからなかったので、丁重にお断りしました
鄧小平とサッチャー
展望台の入り口には、深港之窗の最大の見所である、
鄧小平国家主席とサッチャー首相
のリアルな像が設置されています。
これは香港が中国に返還される会談の様子を描写したものなのだとか。
変なオブジェ
続いて、展望台を進んでいくと、
何台かの風変わりなオブジェクト
が登場します。
オウム、
かに、
さる、
ロボット。
ちょっとよくわかりませんが、奇妙であることは確かです。
ゲームセンター
さらに奥に進んでいくと、ゲームセンターがありました。
海賊系のシューティングゲーム、
可愛い系のUFOキャッチャーなどを揃えてましたね。
どうやら、
改札口で購入するコインはこれらのゲームを楽しむためのもの
だったようなのです。展望台のゲームセンターで遊びたい方は入り口でコインを入手しておきましょう。ぼくはコインを買いそびれていたのでスルーせざるを得ませんでした。
展望台
やっとここで展望台が出現。
窓のそばに椅子や机が設けられており、休みなが眺めを堪能することができるようでした。
受付の方に霧が出ていることを警告されましたが、まあそんなにフォッグフォッグしているわけではなく、全然許容範囲です。
どっちが香港で、深圳の何が見えるのか定かではありませんでしたがとりあず景色を360度楽しむことに成功。
有料にはなりますが、望遠鏡も設置されており、より一層展望室を楽しめるでしょう。
深圳と香港のあゆみ
展望台の壁際には、
深圳と香港の歴史年表
のような展示物がありました。
この年表を見れば、
いかに深圳と香港が発展してきて人口を着実に伸ばしてきたのかが一目瞭然です。
カフェ
この展望台にはカフェも併設されています。
カプチーノ、レモネード、ホットドック、なんだってあります。
展望台を歩きすぎて疲弊したら地上に降りる前にここで休憩してもいいでしょう。
せっかくだから地王大厦の「深港之窗」にも行ってみよう
以上が地王大厦の「深港之窗」の基本情報と実際に行ってみた体験談でした。
ぼくは幸か不幸か、
昼間の霧雨が降っている時
に地王大厦の「深港之窗」を訪れてしまいましたが、たぶん、おそらく、
晴れた日の夜に行けば深圳と香港の夜景を一望できるはずです笑
深圳観光のネタがなくなってきたら試しに地王大厦の「深港之窗」へ行ってみてくださいね。
それでは!
Ken