深センの電気街に行ってみた
どうも、Kenです。ボイス、出してます。
中国のものづくり企業などが集まる広東省の深セン。この街には世界の窓、深センの窓などの観光地が多数存在していますが、中でも一度は行ってみたいのが、
電気街
です。
ぼく自身、何やら深センの電気街がすごいという記事を多数読んでみて、自分のこの目で深センの電気街をみてみたいという想いにかられ、深センへ旅行するに至りました。
4日間深センに滞在したうちの2日間は深センの電気街に入り浸ってきたので、今日はその深センの電気街の概要とその様子を、
- 深センの電気街の行き方・アクセス
- 売っていたもの
を忘れないうちにまとめておきます。
深センの電気街ってどんなところ??
まずは深センの電気街の概要からですね。
深センの電気街とは??
深センの電気街とは、おそらく多分、
华强北商业街
という商店街の通りのこと。
ここには中国屈指のメーカーであるXiaomi、Oppo、Huaweiなどの販売代理店や、最新のいけてる電化製品を販売している小売店が並んでいます。
この電気街の長さは大体1kmぐらい。
この通りの両側にズラーーーっと電気系のお店が軒を連ねていました。
歩行者天国になっており、その幅はおそらく50mぐらいでゆったりと指定るのでとても歩きやすかったですね。
深センの電気街への行き方
深センの電気街(华强北商业街)へ行くために便利なのが深センの地下鉄。
もっともこの商店街に近いのが、
华强北
という駅です。
こちらは深センの地下鉄の4号線と7号線の2つの路線が通っており、香港からイミグレを経て华强北に行く場合でも遠くなくアクセスしやすくなっています。
この华强北駅から地上に上がると、深センの電気街のど真ん中に来ることができますよ。
深センの電気街に近いホテルは??
深センの電気街に観光しに行く時に気になるのが宿泊先のホテルですよね。
ぼくは割とこの電気街に近いし安いホテルの、
Idea Jar Hotel
に宿泊してみました。
こちらのホテルの最寄りえきは华强北ではなくその付近の华强路だったのですが、このホテルからならば徒歩で10~15分ぐらいで到達できたのを覚えています。電気街に近いホテルをお探しの方はよかったらレビューを読んでみてくださいね。
深センの電気街で売っていたものたち
さて、せっかくなので深センの電気街で売っていたものたちを紹介していきますよ。
ロール式ピアノ・ドラム(350元ぐらい)
一番多く見かけたのが巻いて収納できるピアノ、ドラムたち。
深センの電気街の至る所でこの商品が販売されており、販売員の方々はデモで演奏をしていました。
実際、ピアノとドラムの両方を触らせてもらったのですが、
巻けるタイプなのに音がいい!いや、これ家に欲しいわ!
と思ってしまいました。音がいいことに加えて、イヤホンで楽器の音を聞けるので、ピアノやドラムの練習をしても近所迷惑にならないところもまたいいですね。しかも、ぺらぺらの楽器なので打音が響かないのがまたいい。
完全に欲しくなってしまいましたが、荷物をいきなり増やすわけにもいかず直前で踏みとどまりました。
電動キックボード(1,899~2,599元)
続いては電気で動くキックボード。
実際、でものためのなのか知りませんが、電気街を颯爽と駆け抜けて行く電動スクーターたちが多数見受けられました。しかも結構な速度が出ていて、手動のキックボードなんかと比べ物にならないくらいの実用性があるように見えました。
中国語を喋る犬ロボット(188元)
続いては犬型ロボット。リモコンで操作するラジコンのような犬で、左右前後の4本の足を自由自在にリモコンでコントロールできるようになっていました。極め付けは歌う機能。たしか歌うコマンドのようなボタンがあって押してみると、中国語で歌ってくれました。
目のマッサージ機:498元
VRのHMDかと思いきや、これは目のマッサージ機。体験するデモ機がなく、どのように揉みほぐしてくれるのか定かではありませんでしたが、確かにマッサージ機だそうです。その隣には腹筋を鍛えるあの機械も販売されており、ヘルスケアの電化製品まで揃えている層の厚さに舌を巻きます。
電子ペーパー:100元
付属のペンでディスプレイをなぞると、黒い背景に緑色の線を書くことができる優れもの。書いたものたちは下部中央のボタンを押すと全て消えるようになっています。
昨今、しばらくすると消えてしまうアプリが流行っていますが、その消えるよさをこのタブレットで実感することができました。
普段メモすることが多い方は、このタブレットを使えば神の節約にも繋がりますし、何か考えながら書き物をしたって構いません。
ぼくは物欲を抑えきれずにブルータイプを100元で購入。
悔いはありません。
ホームカメラ
それほど多くありませんでしたが、インターネットに接続できるホームカメラを発見。360度ぐらいぐるりと回転できるカメラで、スマホのアプリをインストールすればスマホからその様子を確認できるようです。
防犯はもちろんのこと、ペットや赤ん坊、介護が必要な高齢者などを遠隔で見守ることができる製品なのです。
人型コミュニケーションロボット
犬ロボットに加えて、人により近づいた形のロボットまで販売されていました。犬ロボットと同様にリモコンで操作できるやつもいましたし、動かなさそうな可愛らしいロボまで多数いましたね。
セグウェイ:1999~3499元
もちろん、次世代の移動手段セグウェイも販売されていました。深センの電気街のすごいところは、ただ販売されているだけでなく実際にそれを乗り回している人がいるということ笑
商店街には電動キックボードと同じぐらいセグウェイユーザーがちらほうら見受けられました。
ドローン
もちろん、ドローンも売ってました。電気街で目を引いたのが、
客に店内で試しに操縦させている
という太っ腹なところです。日本だったらまず店内でドローンを操縦させてらもらえないので、こういう大雑把というか大胆なところがいい笑
無人コンビニ
こちらは売り物ではなくサービスですが、1件無人コンビニらしき店舗を発見しました。
各冷蔵庫の上部にQRコードが設けてあり、どうやらこれらをスマホで読み取って決済できるようです。決済が完了すると扉があいて商品を取り出せるようになるみたいでしたね。ぼくは残念ながら弟子決済手段がなかったので体験できませんでしたが。
動く貯金箱:45元
あとはユニークな貯金箱ですね。
コインのお金を貯金箱の上におくと、なんらかのアクションが発生し、お金をより貯めたくなる仕組みを導入した製品です。
いくつか種類があったのですが、ぼくが購入したのは
犬タイプの貯金箱。
犬の餌箱に小銭を置いてやると、犬が突如動き出します。餌を食べるがごとくコインに食いつくので皿が動き、コインが皿の中に吸い込まれていくことになります。
さあ、深センに行くなら電気街にも立ち寄ってみよう!
以上が深センの電気街への行き方とそこで売っているものたちでした。
この深センの電気街は
ぶらぶら歩くだけで楽しい。日本の電気販売店とは品揃えが異なり、いわゆる伝統的な電化製品(テレビ、カメラ、洗濯機など)はあんまり売ってませんでした。
その代わりに真新しい商品を見せて、そして実際に手にとって触らせてくれるので非常にエキサイティングな経験をさせてもらいました。
深センへ旅行する際はよかったらというかぜひ立ち寄ってみてくださいね。
それでは!
Ken