ある日、部屋を掃除していたら「サランラップ」が転がっている、と気がつきました。
そういえば冷蔵庫を捨ててから、
サランラップの出番はありません。
それにもかかわらず、
サランラップは便利である
という常識を頑なに信じ、所有を続けていたのです。
急いで使いかけのサランラップは「燃えるゴミ」、未使用のものは実家に寄付しました。
サランラップを通して所有の連鎖に気づく
この経験から、
サランラップは冷蔵庫のために必要だったアイテム
だったことに気がつきました。
冷凍ご飯、残りのおかず、を新鮮に保存するため、サランラップが必要だったのです。
サランラップの活躍の場は「冷蔵庫」というフィールドがあってこそ。
当然、冷蔵庫自体を廃棄すると、
サランラップが全く不要になる
という現象が起きます。
水槽の水を抜いたら熱帯魚が息絶えるように、冷蔵庫を捨てたらサランラップも死んでしまうのです。
このように、冷蔵庫に対するサランラップのように、
Aを所有したらBも必要になる
という「所有の連鎖」が起きています。
このような現象には、物を減らすまで明るみに出ませんでした。
世間の常識、思い込みに守られていたのです。
今後も物を減らせば、これまで気づかなかった盲点が出てくるかもしれません。
それでは!
Ken