ProgateのRuby on Rails 5コースで勉強してみた どうも、Linです。肉めしで、生きてます。   「 Web アプリを作ってみたい」という想いから、会社を辞めてからTECH::CAMPでRailsを1ヶ月みっちり勉強してきました。 [blogcard url="https://kensawai.com/techcamp-study/"] テックキャンプ卒業後はさらにプロゲートでRailsを復習し、実際にHerokuでWebアプリをデプロイできるようになりました。 [blogcard url="https://kensawai.com/progate/"] アプリを作って世に公開できるようになった時は神になったような心地がしていましたね、割と本気で。   しかし、あれから3年。 Railsの勉強をサボっていたため、基本中の基本をすっかり忘却。 アプリを作る際に、「あれっ、モデルファイルって何だっけ?」というレベルにまで成り下がっていました笑   ただ、Railsを使ってWebアプリを作る必要が出てきたので、プロゲートでもう一度Railsを復習してみることにしたのです。   3年前と比べてプロゲートはパワーアップしていました。 カリキュラムを大幅にアップデートしていて、Railsのバージョンが4から5に。 さらに、コンテンツ量も明らかに増えていましたね。 毎日30分ちまちま勉強し続け、1ヶ月半ぐらいかかりましたが、なんとか昨日、100%コースを終了できました。 progate rails 難易度 それを記念して、今日は ProgateのRuby on Rails 5のコース概要と、勉強してみた感想 を書いておきたいと思います。    

Progateの  Ruby on Rails 5のコースはどんな感じ?

まずプロゲートの  Ruby on Rails 5のコースの概要からですね。 Rails 5のコースは、プロゲートの中でも一番ボリュームがあり、全15のレッスンから成り立っています。
コース名 種類 予想所要時間 無料or有料
Ruby on Rails5 Ⅰ 学習コース 2h 無料
Ruby on Rails5 ⅠI 2.3h 無料
Ruby on Rails5 ⅠII 2.1h 有料
Ruby on Rails5 Ⅰ 道場コース 2h 有料
Ruby on Rails5 ⅠV 学習コース 1.4h 有料
Ruby on Rails5 V 学習コース 1.5h 有料
Ruby on Rails5 ⅠI 道場コース 2h 有料
Ruby on Rails5 VⅠ 学習コース 2h 有料
Ruby on Rails5 VIⅠ 2h 有料
Ruby on Rails5 VIⅠI 3h 有料
Ruby on Rails5 IIⅠ 道場コース 3h 有料
Ruby on Rails5 IX 学習コース 2h 有料
Ruby on Rails5 X 2.3h 有料
Ruby on Rails5 XⅠ 1h 有料
Ruby on Rails5 VⅠ 道場コース 3h 有料
おそらく、プロゲートさんも一番気合を入れて作りこんでいるコンテンツなんでしょうね。 無料会員では「Ruby on Rails5 ⅠI」というレッスンまで受けられます。   それ以降のカリキュラムは、有料会員でないと受けることができません。 本気でRailsの勉強をしたい方は、Progateの有料会員になることをおすすめしますね。 [blogcard url="https://kensawai.com/progate-paid-plan/"] 僕自身、2ヵ月分の有料会員費980円を2回払い、合計1,960円(税込)で勉強できました。 最初の4レッスンは無料で受講できるので、
  • 自分にプロゲートが肌に合っているのか?
  • プログラミングを勉強していてワクワクするのか?
をチェックするために無料でお試ししてみましょう。    

Progateの Ruby on Rails 5コースをやってみた感想

感想も書いておきましょう。  

コンテンツの量と質が素晴らしい

Ruby on Rails 5のコンテンツは本当に素晴らしいと思いました。 progate rails 難易度 難易度は初心者でも進められるように考慮されていました。 Railsを全く知らない入門者の方から、ぼくのように以前勉強したけど忘れてしまった人まで取り組める内容になっていましたね。   3年前のコンテンツと比べてパワーアップしていたのが、 gemで誤魔化さなくなっていた ということ。 以前のコースのカリキュラムだと、 devise というgemでuserテーブルを作成していて、初心者によくわからないところを曖昧に誤魔化すところもあったような気がします。 [blogcard url="https://kensawai.com/rails-devise/"] 対して、最新のRuby on Rails 5のコースでは、このごまかしが一切ない。 基本技を使いながらアプリを作る練習ができるので、Railsに対する理解がむちゃくちゃ深まりましたね。   あと、アソシエーションも使わなくなってました。 各テーブル間の連携はアソシエーションに頼らず、モデルファイルを編集して成し遂げていました。 しかも、これらの事項がやさしく書かれているのがすごい。 数々の Rails学習コンテンツを経てきましたが、これほどまでに理解が深まった教材はありませんでしたね。 本当に良い勉強時間を過ごさせてもらいました。  

開発環境の再現力がすごい

また、舌を巻くのが Ruby on Rails 5の開発環境の再現力。 むちゃくちゃ細く見 Rails開発で使うツールがWebアプリケーションで再現されていてすごいと思いました。 Ruby on Rails 5の開発では、
  • コードを書く「エディタ」
  • マシンに命令を与える「コンソール」
  • 出力結果を確認する「ブラウザ」
  • データベースの内容を確認するツール
を駆使しながら開発していきます。 Image from Gyazo プロゲートではこの4つの必須ツールが1つのウィンドウにおさめられていて、勉強する時はすべてのツールを使いながら勉強できます。 実際の開発環境に近い状態で学習できますので、プロゲート卒業後に習ったことを活かしやすいでしょうね。   また、細かいことなんですが、Railsアプリのファイル階層も超リアル。 progate rails 難易度 実際のRailsアプリと同じファイル階層になっているので、どこに何のファイルが入っているか自然とわかってくるのがすごい。  

最新の Ruby on Rails 5が勉強できる

今現在の Ruby on Rails 5の最新のバージョンは5。 かつてのRails4は時代遅れになりつつあるようです。 ぼく自身、TECH::CAMPでRails4を勉強したので、Rails5にアップデートするのを躊躇していたのです。   そんなRailsの最新バージョン5をProgateでは勉強できてしまいます。 ただ、学習内容はそんなに変わりなく、取り組んでいて気づいたRails4との違いは、
$rails db:migrate
というコマンドが使えるようになっていたことぐらいでしたね笑
マイグレーションファイルを作成して、その内容をデータベースに反映させるときのコマンドです。
  Rails4の時はrailsじゃなくて$ rake db:migrateでしたもん。 ぼくと同じようにRails4で勉強してきた方もプロゲートのカリキュラムなら全く違和感なく知識を深めることができるでしょう。  

困ったときにヒントを参考にできる

プロゲートでRailsを勉強していると、 解説を読んでもわからない と、どうにもこうにもならない時がくると思います。 そんな時も安心で、プロゲートでは「ヒント」と「答え」が用意されていますよ。   Image from Gyazo   まずヒントを参考にしてスライドの内容を思い出し、頑張って自分で挑戦。 本当にわからずに死にたくなった時は、答えを見て復習すれば、自分の過ちに気づけます。   実際の開発では、このようにヒントや答えがありません。 本番環境での開発に飛び立つ前に、「ヒント」と「答え」という補助輪をつけた状態で勉強できるのは1つの魅力でしょうね。  

実践問題の多さ

さらに舌を巻いたのが実践問題の多さです。 プロゲートの Ruby on Rails 5のカリキュラムでは、 アプリをほぼヒントなしで作るコースが用意されていました。 コースの種類でいうと「道場コース」がそれに当たります。 progate rails 難易度 わかりやすい講義内容だけでなく、それを活かすアウトプットまでしっかり設計されていました。   ただスライドを見ながらポチポチコードを打って行くだけなら誰でもできます。 しかし、勉強したことを活かして0ベースで同じものを作れるかは理解していないとできません。 その実践問題が各箇所に設けられていて、勉強しているときは正直つらかったです笑 しかし、今振り返ってみると、あのアウトプットの場があったからこそ、Ruby on Rails 5の理解が深まった気がします。  

実際の開発環境を整えるところまでサポート

プログラミング初心者の方が心配になってくるのが、 プロゲート卒業後に1人で実際に開発できるのか?? ということです。 まず一番高いハードルが、 自分でRails5の開発環境を整えることです。 プログラミングは開発環境を整えてスタートラインに並ぶまでが難しい。。   その点、Progateなら安心で、 Rails5の開発環境を整える方法 まで解説してくれていて、卒業後に Ruby on Rails 5の開発環境を整えられます。 僕も実際、このプロゲートの記事を参考にしてRails4から5にバージョンアップさせてもらいました。    

Progateでの勉強はRuby on Rails 5コース突破を目標にしよう

以上がプロゲートの Ruby on Rails 5のカリキュラムで勉強してみた感想でした。 プロゲートの中でも一番ボリューミーで実践問題が多く、運営側も気合が入っているコースだと感じました。 「Progateでプログラミングの学習を始めてみたい!」 という方はRailsコース制覇を目標にやるといいと思います。   ただし、このRailsコースで勉強するためには、
  • Ruby
  • HTML
  • CSS
といった基礎知識も必要なります。 もちろん、Progateではこれらのコースもカバーしてくれています。 それらのコースをプロゲートで突破してからRuby on Rails 5に挑戦するといいでしょう。   それでは! Lin]]>