Premiere Proで動画編集していると、たまに、
別撮りした映像と音声をシンクロさせたい
という時がありますよね?
例えばAuditionで録音した音声とQuickTimeで画面録画した映像を合体させ、1つの動画を作り上げると言った具合です。
そんな時でもPremiere Proは期待に応えてくれます。
なんと、Premiere Proの「同期」という機能を使えば、別撮りの映像と音声をシンクロさせられるのです。
「同期」はPremiere Proに標準装備されている機能で、Premiere Pro使いの方ならば誰でも使えます。
Premiere Proの同期の使い方
やりかたは簡単。
準備するもの
まずは、次の2点をご準備ください。
- 映像(音声付き映像)
- 別撮りの音声
ポイントは映像にも音声をつけて収録すること。
映像についた音声を使うから使わないかはさておき、別撮りの音声とシンクロさせるためには、映像の音声が必要になるからです。
映像に音声が入っていないと、どうあがいてもシンクロできませんので収録前にご確認くださいませ。
下準備
これらの2つの材料をプロジェクトファイルに入れます。
そして、1つのシークエンスにぶち込んじゃってください。
すると、こんな感じで、
- 映像プラス音声
- 別撮りの音声
と3段重ねになるはず。
シンクロさせる
その状態で、全クリップ(映像クリップ+音声、別撮り音声)を選択状態にしてください。
そして、右クリックで「同期」を選びます。
そうすると、次のようなウィンドウがでてきます。
今回は音でシンクロさせたいので「オーディオ」にチェック。
そして、トラックチャンネルを「1」にしてOKすると・・・・・
あら、摩訶不思議。
というか、ありがたや、ですね。
映像と音声、そして別撮りの音声がシンクロ見事にシンクロ。
自動で同じタイミングでに揃えてくれるんです。
試しに再生してみると、映像に元からあった音声と別撮りの音声がぴったり同期しているではありませんか。
すべてを同時再生すると、こだまする音声になります。
そして、映像に付随していた元の音声をミュートにすれば、別撮りの映像と音声のタイミングとバッチリ合うのです。
ゆえに、この機能を使えば音声は別撮りでこだわっておいて、映像は映像でこだわる、という収録スタイルが実現します。
映像と音声を別々に収録し、それを最後に合体して組み合わせてクオリティを維持できるでしょう。
映像につける音声にこだわりたい方は、別撮り後にシンクロさせる技も習得しちゃいましょう。
それでは!
Ken
【参考記事】