Premiere Proでメディアオフラインだと?
Premiere Proで注意したいのが「メディアオフライン」というエラー。
プロジェクトファイルを開くと、
次のクリップのメディアがありません
と現れ、
キャンセルして強引突破すると、プレビューが「キモい赤色」に染まり、
メディアオフライン
という「謎めいたメッセージ」が出現するのです。
この異変を無視し、動画を書き出しても埒があきません。
なぜなら、動画は「メディアオフラインそのまま」で書き出されますから。
メディアオフラインの原因は?
この「メディアオフライン」の原因は何を隠そう、
動画素材の「映像」や「音」ファイルのステータスが変化したことに他なりません。
例えば、動画編集素材の
- ファイル名
- 保存場所
を変えた場合、エラーが発生します。
素材の「名前」「保存場所」のいずれかを少しでも変えると、メディアオフラインが出るので要注意です。
Premiere Proでプロジェクトマネージャーを活用しよう
がしかしですよ?
永遠に素材の「保存場所」と「名前」を変化させない、なんて奇跡はあり得ますかね?
いいえ、ありえません。
そこでオススメなのが、
Premiere Proの「プロジェクトマネージャー」という機能。
こちらを使えば、なんと、メディアオフラインというエラーを回避し、エラーなしで動画編集を再開できるのです。
方法は簡単。
上メニューから
ファイル>プロジェクトマネージャー
へ進んで、
保存場所(保存先パス)を決定し、
最後に「OK」を押すだけ。
すると、指定した保存場所に
コピー_プロジェクト名
という名前でフォルダとその中身が生成されます。
このフォルダ中には動画素材、プロジェクトファイル入り。
プロジェクトマネージャーで生み出したフォルダを丸ごと保存すれば、いつでも編集を再開できるわけ。
これならメディアオフラインに怯えることはありません。
「プロジェクトマネージャー」は上述のように「メディアオフラインエラー対策」にも使えますが、
プロジェクトファイルを第三者に引き渡す時にも大活躍。
例えば、クライアントに「プロジェクトファイルごと納品する時」とかですね。
プロジェクトマネージャーを活用すれば、
「動画を書き出して、はい、終わり」
ではなく、プロジェクトファイルを崩さず保存できます。
時と場合に応じてご活用くださいませ。
それでは!
Ken