Premiere Proでシーケンスに音声だけ入らねえ!
ある日、Premiere Proを使っていた時のことです。
プロジェクトウィンドウから動画ファイルをシーケンス上に置いてみると、トラブル発生。
それはずばり、
動画の音だけ入らない
という事態です。
「あれ、なんで音が出ないんだろう・・・・」
いつもなら動画クリップをシーケンス上に配置すると、映像と音声がセットでついてくるのに、今回は映像だけ!!
「今まで快調だったのになんでやん?!」
と藁にもすがる思いでググってみると、こちらの神記事がヒットしました。
Premiere Proのソースパッチが悪さをしていた
どうやらこの記事によると、タイムラインの「ソースパッチ」が原因のようです。
ソースパッチは、Premiereのタイムラインの左にあるパーツのこと。
Adobe公式ページによると、
ソースパッチにはオン、なし、黒/無音 の 3 つの状態があります。ソースモニターのアイテムのビデオトラックおよびオーディオトラックごとに 1 つのパッチが表示されます。
- アイテムがオン状態の場合、対応するトラックが編集操作に含まれます。
- トラックがなし状態の場合、編集の変更点がトラックに反映されません。
- トラックが黒/無音状態の場合、ソースマテリアルを配置する代わりにギャップがトラックに表示されます。
と書いてあります。
つまり、ソースパッチがオフの場合、編集・変更をトラックにできなくなるのです。
ソースパッチは青ならオン、黒ならばオフを意味しています。
そして、このソースパッチは
- V1(映像)
- A1(オーディオ・音声)
の2つで表現されています。
例えば、V1が青に点灯して、A1が黒の状態ならば、オーディオトラックの編集は不可能。
ゆえに、動画クリップをシーケンスに挿入した時、オーディオが入らず映像のみ挿入されます。
もし、オーディオもシーケンスに挿入したいときは「A1」をオンにすればいいですね。
Premiere Proのソースパッチをうまく活用すればいい
今回のトラブルからソースパッチの使い方を見出しました。
それは、「映像」と「音声」を分離してタイムラインに挿入する方法です。
例えば、動画の映像だけをタイムラインに入れたい時ありますよね?
そういった時、今回僕がハマったように、「V1」を青、「A1」を黒にしてやれば、シーケンスの中に映像だけ入ります。
逆に、映像はいらなくて、音声だけ使いたい時はどうすればいいのでしょうか?
そういう時は、ソースパッチを
- V1を黒
- A1を青
にすれば、動画の音声だけ取り出せます。
なるほど、そういう時ありますから、ソースパッチを使えば便利です。
ちなみに、V1とA1を両方黒にしてオフにすると、
映像と音声の両方がタイムラインに挿入できました!
なんでだよ!?映像と音声の両方が入らないんじゃないの?汗
うーん、ちょっとよくわかりませんが、なんとか問題も解決しました。
ソースパッチの活用方法もわかったので良しとしましょう。
タイムラインに音が入らず悩んでいる時は、ソースパッチを確認してみてください。
それでは!
Ken