OZPAさんの「月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方」を買ってしまった。
WEB練習帳、というわけのわからない検索ワードでたどり着いたのがOZPAの表4というブログでした。
オッパのヒョーヨン、という呼び名から完全に著者が韓国の方であると思いました。そうです。あのガールフレンドが彼氏をオッパと呼ぶ、あれです。そして、明らかなコリアを連想させるひょーよん、というブログ名。
その自分の確証が正しいことを調べるために、プロフィールの詳細情報を探ってみました。すると、以下のようなプロフィールが目に飛び込んできたのです。
ふざけないと長い文章が書けない持病を抱えている。
この紹介文の一文を観たときぼくは固まりした。
え?!不真面目ブロガーというブランドを押しているブロガーがすでに存在しているだと・・・
な、なぜその場で動けなくなったのかというと、そのブランドはぼくが目指すそのものだったからです。先取りされたという寂寥感と、目指すべきブロガーを見つけることができた喜びでいっぱいでした。そんな彼に対抗すべく近づくべく、ノウハウを吸収すべく彼の著書である「あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方」を読んでみようと決心したのです。彼のブログからワンクリックでアマゾンに飛び、そこで気が付いたら購入ボタンを押していました。なんとマーケティングがうまいことでしょう。感心します。
「あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方」で参考になった4つのこと
OZPAさんの著書をさっそく購入してしまったぼく。すごく悔しいので書評を書きます。
せっかくなので参考になったブログ運営のポイントを4つほど紹介します。よかったら参考にしてくださいね。
1.セルフブランディングの方法
まず、セルフブランディングの方法が参考になりました。セルフブランディングとは簡単にいえば、キャラを決めること。つまり、どのような口調でどのような立ち位置でブログを書いていくのか、を決めることです。たとえば、ふざけた奴としてブログを書くのか、それとも眼鏡が似合う真面目キャラで書いていくのか。
参考になったのは彼の経験談です。はじめはアイフォン・エバーノートに関するお得な情報を固い口調で書いていたOZPAさん。しかし、どんどん文章を書いていく中で自分のキャラクターというものが抑えきれなくなり、不真面目でおちゃらけたキャラクターで文章を書くようになったそうです。
「あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方」の中でOZPAさんはこうつぶやいています。
肝心なのは、「量を書いているうち」にこのキャラが確立されていったということです。慣れない文章も、試行錯誤を重ねながら書いているうちに、「自分のテイストの出し方」が分かってきます。最初は常体混じりだった文章も、日を追うごとに敬体へ変化し、多少のおふざけを挿入することができるようになりました。
この言葉通り、OZPAさんの文章にはたくさんのオフザケが紛れ込んでいます笑。この著作を読んだ結果、全体の4割はおふざけコンテンツであることがわかりました。この本の終盤にかかるころには、どのようにおふざけパートを読み流すか、ということに慣れた自分がいましたww 恐るべしOZPAさん。
2.ブログの継続につながるモチベーション維持法
OZPAさんは「あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方」の中でしきりに、
ブログは継続力がものをいう、
とおっしゃっていました。そこで彼自身が実行しているモチベーションの維持方法を2つほど紹介してくれています。
- ブログの更新頻度を決める
- PV数などの数値目標を決める
の2つです。この本を読んだ今日から、「最低一日一本の記事を書こう」と誓いました。ええ。たぶん。
3.ブログ向け文章を書くコツ
3つ目に、面白く堂々とした文章を書くコツを紹介してくれています。OZPAさんいわく、
アメリカ人のように書く
だそうです。HEY WHATSUP! たしかにアメリカ人の方々は楽しそうに生きてそうですな。
このアメリカ人のように書く、ということをもう少し具体化すると次のようになるそうです。
- 個性を出すこと
- 発言に自信を持つこと
このOZPAさんの意見にぼくは大方賛同します。なぜなら、ぼく自身アメリカに留学をした経験があり、そこでは上2つのポイントがかなり必要とされたからです。
アメリカのような個人主義社会では寡黙は存在価値ないことを意味します。周囲と同じことをしていても同様です。
アメリカの方々は、どのように周囲と差別化を図るのか、どのように自分の意見を押し通して存在価値を提供するのか、ということに焦点を置いています。さもなくば、ある集団において全く価値がない人間になってしまいます。これでは美女にもてません。アグリーガールにだってもてません。これがアメリカの現実です。きついっすね。
4.ブログネタのつくり方
毎日ブログを更新しているといずれネタがつきそうですよね?
「あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方」で著者OZPAさんは、
自分の過失を記事にする方法
について紹介しています。たとえば、パソコンがウィルスに感染して企業秘密がすべて流失した経験や、電車で痴漢と間違われてしまったことなどでしょう。そういった自らやらかしてしまった失敗談をもとに、それをどのように克服したのか、ということをブログに書いておけばいいのです。このようなコンテンツは同じ失敗を繰り返す人の数を抑制することにもつながりますし、失敗を経験した人がブログの情報をもとに問題解決することができるかもしれません。
この失敗からネタを創り出す方法をOZPAさんはこう呼んでいます。
転んでもただでは起きない
なるほどです。ぼくも今後、自分の失敗談を恥じずにさらしまくっていきたいと思います。
「あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方」は〇〇な本
この本は具体的なブログのアクセスの稼ぎ方、裏技のようなものを紹介しているわけではありません。
アクセスの稼ぎ方をシンプルにいえば、
- はてぶでバイラルループを創る
- 記事を書き続ける
- ブログのジャンルをハッキリさせる
ぐらいだと思います。あとは上で取りあげたように、ブログを書き続けるマインドセットのようなものを紹介している本です。
「あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方」はこれからブログを始めたい方への特効薬的な本、
ということができるでしょう。え。まあいいでしょ。。
それでは。
Ken Sawai
後日談。
著者であるOZPAさんからコメントをいただきました!ツイートしてもらいました。ふぇええい!
彼によると、OZPAは「おっぱ」ではなく「オツパ」お読むらしいですね笑 失礼いたしました!