歯科矯正に関する書籍・本おすすめ11選
おすすめの本を紹介していきますね。
書籍1. 抜かない矯正の最新知識
「抜歯しない矯正治療」をモットーとしている銀座青山 you の総院長による書籍。
特徴は、見た目の問題だけではなく「噛み合わせによる健康」についても触れている点です。
噛み合わせが悪いと、
頭痛肩こり首の痛み疲れやすい
などの不定愁訴が出ることもあるのだとか。
これまで王道と言われてきた「抜歯による矯正手術」は、不定愁訴が逆に強くなったり、顎関節症にかかったりする恐れがあるので「永久歯は抜かない治療」をおすめしています。
また、マウスピース治療についても触れており、メリットだけでなくデメリットも知れたのは良い機会でした。
書籍2. 矯正歯科―歯並びと咬み合わせの最新治療
矯正歯科―歯並びと咬み合わせの最新治療 (専門のお医者さんが語るQ&A)
日本臨床矯正歯科医会神奈川支部による書籍。
2001年の本ですが、歯の一本一本の名前、噛み合わせの条件(正中線、Eラインなど) など「歯並びの基礎」を解説してくれている点が評価できます。
この本では
抜歯の矯正を前提としています。
日本人は噛む力が弱くなってきて、顎が小さくなり、口内のスペースが少なくなっているとのこと。
抜歯しない限り矯正治療は難しいという主張になっています。
また参考になったのが、トムクルーズが40歳前後で透明ブラケットをつけた事件。
大スターがブラケット姿で雑誌の表紙を飾ったのは事実らしく、これから矯正する身として大いに励みになりました。
書籍3. 歯並びで変わるあなたの第一印象
歯並びで変わるあなたの第一印象-マウスピース型矯正治療インビザライン
本郷さくら医院の矯正歯科の尾島先生による一冊。
「インビザライン」というマウスピース矯正に焦点を当てた書籍で、 具体的な症例、矯正歯科の選び方をまとめてくれています。
ブラケット矯正との違いや、なぜマウスピースでも歯が動くのかなど基本的な疑問に答えてくれています。
インビザラインの基礎だけではなく、噛み合わせの条件、歯の名前も解説しているので、インビザラインに興味がある方にオススメの書籍。
書籍4. 矯正歯科 最新治療の受け方
医療法人スワン会の鈴木さんによる書籍。
「最新治療の受け方」というタイトルですが、出版されたのは2004年なので若干古いかもしれません。
しかしながら、この本は「抜歯をしない治療方法がおすすめ」という方針で、
健全な歯はなるべく抜かない方がいい
と言っています。
特にユニークなのが「インプラント矯正」についても書かれている点。
インプラント矯正とは、インプラントの歯を埋め込んで、その歯を起点に矯正する方法。
素早く、そして、安定的に歯を動かせるそうです。
ただし、それなりにコストがかかるので、最短で歯を綺麗にしたい方におすすめの矯正治療のようですね。
書籍5. 部分矯正とマウスピース矯正の魅力
「部分矯正」「インビザライン」など目立たない歯科矯正について解説してくれています。
まず部分矯正。
全体矯正だと時間と費用がかかるのですが、部分矯正なら気になる部位だけ矯正するので、期間が短くて費用も安いようです。
また、インビザラインについても解説してくれています。
話がけっこう具体的で、歯のエナメル質を削ることや、マウスピースの交換頻度、さらに通院頻度なども触れてくれています。
インビザラインに興味がある方も参考になる書籍だと思います。
書籍6. 一生モノの美しい歯並びを手に入れる方法
間違った矯正歯手術を受けることで、さらに症状が悪化してしまったケースを取り上げて
矯正治療における間違いを主張している書籍です。
「抜歯する矯正治療」をおすすめしていて、顎が小さくなった日本人は抜歯しないと綺麗に並べられない、だそうです。
歯が大きくなったけど顎が小さくなっているので抜歯が必要なわけです。
な、なんと、日本人の8割は抜歯による矯正が必要だとか!
上下左右の「第一小臼歯」を抜くのが一般的のようです。
ただし、これはワイヤー矯正を前提としていて、インビザラインの話題は出てこなかったですね。
書籍7. 大人になってからの歯科矯正
海老沢歯科医院の院長の海老沢先生による書籍。
マウスピース治療のインビザラインを主に解説してくれています。
特に参考になったのが「歯科医院の選び方」。
- 矯正専門医で受ける
- 一般歯科で受ける
という方法があり、治療費は矯正歯科によって異なるようです。(立地がよすぎたり、受付が美女すぎる歯科は割高の可能性あり笑?)
書籍8. 歯並びと口呼吸
大人ではなく、歯列矯正が必要なお子さんをお持ちのペアレンツが参考にできる書籍。
メインは「口呼吸」と「歯並び」の関係です。
小さい頃から口呼吸で生活していると、歯並びが悪くなるようです。
「舌根沈下」と言って、舌の力が弱くなり、舌があげられなくなることがあるようです。
その結果、歯が生えてくる位置がずれてしまいます。
これを防ぐため、幼い頃から鼻呼吸を実践することが大事だと書いてありましたね。
Kindle Unlimited なら無料で読めます
書籍9. 20歳を過ぎてから はじめるマウスピース矯正があなたの人生を変える!
「歯並びで変わるあなたの第一印象」の尾島先生による電子書籍。
歯科矯正は、幼少期にやるものと思いがちですが、マウスピース治療なら20歳を過ぎてからも大丈夫。
中でもおすすめなのが「インビザライン」で、これはアメリカのアラインテクノロジー社によるマウスピース治療。
完全にシミュレーションで治療をすすめられるマウスピース矯正です。
歯科矯正することで見た目が良くなるだけでなく、歯周病などの生活習慣病を防止できるメリットが書かれています。
治療方針は、
抜歯をしない、なるべく歯を削らないで「自分の歯を大切にする」
というモットーとしています。
この本を読めば、インビザライン矯正のメリットを一通り網羅できるでしょう。
書籍10. 見えない矯正「インビザライン」
新宿スワン矯正歯科に矯正相談時に貰ったインビザラインの書籍。
インビザラインの概要と、具体的な症例を掲載しているインビザライン入門書です。
よかったのは第5章の「治療の不安や疑問に対する Q&A」。
インビザラインについての「質問」と「答え」がまとめてくれていて、この本を読めばインビザラインに対する不安を払拭できるでしょう。
書籍11.素顔の自分をアップデートする、オンライン歯列矯正
従来のブラケット矯正ではなく、新しいマウスピース矯正によって実現するオンライン矯正。
矯正相談もから治療計画の確認、矯正の進行チェックなどをオンラインでできるようになりました。
歯科矯正をするためには、矯正の経過をテンティストに見せなければなりません。
自分の歯を見せるとためにスマホをアプリを活用。
『デンタルモニタリング』というアプリで自分の歯を撮影すれば、わざわざ矯正歯科に行かずとも、治療経過を歯科医に見せられるのですね。
僕自身、インビザラインのマウスピース矯正をかれこれ2年ほどやっていて、歯科に行くのは、
- 歯型とり
- マウスピースの受け取り
- 歯の写真撮影
だけになりました。
もし、マウスピースを一気に郵送で送ってもらい、写真はスマホで撮影して歯科に送ればどうでしょう??
歯科医に用があるのは「歯型とり」だけになります。
このように、テクノロジーを活用すれば歯科矯正プロセスの大部分をオンラインで完結できるようになったのです。
わざわざ歯科矯正に行く必要はなくなっていますね。
昨今新型コロナウイルスの影響で、なるべく歯科に行きたくありませんので、これは助かる動きです。
ただ、その反動で、マウスピース矯正業界には歯科医を排除する「DtoC矯正」という動きが出てきているようです。
これは
- マウスピースの製造者
- 患者
が直接受け渡しするサービス。
すっぽりデンティストの役割が中抜きされてしまってるのですね。
デンティストが中抜きされることで、色々と問題が生じてきているようです。
この書籍では、インビザラインなどのマウスピース矯正の最新情報をキャッチアップできます。
インビザラインを検討している方は一読の価値があるでしょう。