先日、学生時代によく食べていた「肉じゃが定食」に挑戦したところ、
まさかのギブアップ。
肉じゃがを完食できませんでした。
大きな肉じゃが2つ入りの定食で、1つのジャガイモはたいらげましたが、もう1つは手がつきませんでした。
満腹すぎて後半は
「ただの1点」しか見つめられなくなりました。
久しぶりに自分を追い込みましたが、
満腹すぎて一点しか見つめられなくなる
という現象は過去に経験したことがありました。
当時大学の近くにすた丼屋「吉祥寺どんぶり」が営業していて、よく通っていたんですが、その中のメニューに
「破壊王」
が用意されされていました。
「総重量1.6 kg、肉5倍、飯2倍」のモンスター級メニューですね。
僕はすた丼が大好きだったので、破壊王に挑戦してみることに。
大好きなスタ丼を1.6 kgも食べれるんですから、幸せに決まってるじゃないですか。
しかも、完食すれば、お店に写真を載せてもらえるおまけ付き。
ってことで、早速挑戦してみたんですが、あろうことか、
すた丼が美食と感じるのは「開始10分のみ」。
半分以上残っているのに、身体のあちこちから黄色信号が灯りはじめ、完食は困難を極めました。
満腹感がめぐる前にすた丼を減らすため、必死の形相で箸をスピードアップ。
しかし、残り4分の1で、突如、箸が進まなくなり、
「すた丼の1点」しか見つめられません。
そんなこんなで、箸を進めず、すた丼を睨み続けていると、店員さんが一言。
そうそう、苦しいでしょ? 本当に追い込まれると1点しか見つめられなくなるんですよ。ここからが勝負ですよ
と、数々の挑戦者を見届けてきた店員さんに、鼓舞され、ようやく箸を再び動かし始めました。
限界を超える時にはみんながみんな、
料理の1点しか見つめられなくなるフェーズ
が訪れるようです。
根性ですた丼を「味噌汁の如く」身体に流し込み、なんとか完食。
スタートから40~50分かかっていたと思います。
丼を平らげた写真を撮ってもらい、完食者としてお店に展示してもらいました。
そして、破壊王の完食者には次の証明書が発行されます。
なんと、破壊王を完食すると、卵を無料で「温玉」に変えてもらえるのですね。
そして、その有効期限は「山本モナ アナウンサーに復帰するまで」。
僕が破壊王を完食したのは、2008年の夏頃だったと記憶しています。
Wikipediaよると、山本モナがアナウンサーに復帰したのが2009年1月22日ですので、
約半年間、温玉に変えてもらえた
と判明。
ただ、破壊王を完食してから、すた丼に嫌気がさし、それ以降、すた丼から遠ざかりました。
「温玉変更の恩恵」は受けず、気付いたらそのお店は廃業になり、また別のすた丼屋さんになっていましたとさ。
それでは!
Ken