コロナの影響で特定の仕事場を持たず、リモートワークする方が増えてきました。

そんな場所に方々におすすめなのが「コワーキングスペース」です。

デスクチェア、電源、Wi-Fiが備わっている落ち着いた空間で、全国のあちこちに増えつつあります。

 

そうなるとやってみたくなるのがコワーキングスペースの使い放題

1つのスペースにこだわらず、複数のスペースで仕事できたら気分転換にもなります。

出かけた先々で思わぬコネクションが生まれるかもしれません。

じつは、そんなリモートワーカーの夢を変えたサービスが存在しています。

その名も

Office Pass(オフィスパス)

です。

 

 

Office Pass(オフィスパス)とは?

オフィスパスはコワーキングスペースの使い放題サービス。

運営会社は日経新聞でお馴染みの「株式会社日本経済新聞社」です。

全国300カ所以上のシェアオフィス、コワーキングスペースを契約中に利用し放題。

しかも、ほぼ予約なしでスペースを使えます。

 

気になる料金システムは信じられないほどシンプルで、

1ヶ月13,871円。

ただし、これは税抜き価格なので、消費税10パーセントの世界なら、

月額15,258円。

 

申し込み方法は非常に明瞭です。

日経IDアカウントを作成し、クレジットカードを登録すればDONE。

クレジットカード経由で月額料金を引き落としてもらいます。

いかがわしい入会金や礼金、敷金はありません。

 

オフィスパスの使い方

使い方も簡単です。

 

ログインする

スマホやタブレットでオフィスパスのページへGO。

日経IDでログインします。

残念ながら、オフィスパス専用アプリはございません。

ブラウザ(ChromeやFirefox、Safari)でオフィスパスのページを開く必要はあります。

頻繁に利用予定の方はオフィスパスのページをホーム画面に保存するといいでしょう。

 

オフィスを探す

お次はシェアオフィス、コワーキングスペースを探します。

捜索方法は次の2つ。

  1. マップで探す
  2. 条件を詳細に決めて検索

 

1つ目の「マップ」は地図上でオフィスを探せます。

いくつか「ピン」が表示されており、「青ピン」は現在利用可能なスペースのこと。

一方「赤ピン」はオフィスパス契約中であるものの、何かしらの理由によって現在は利用ができないことを表しています。

位置情報が反映されるため、立ち位置から近いオフィスを探せます。

 

さらに、詳細条件を決めて検索も可能。

例えば、

  • 自席で電話・オンライン会議可能
  • フォンブース・1人用個室(無料)
  • 会議室(無料)
  • 会議室(有料)
  • フリードリンク
  • モニター貸出

の条件に当てはまるオフィスをピンポイントで探せなくはありません。

 

オフィスに行く

オフィスを発見できたら現場へGO。

大方のオフィスでは予約せず入場できます。がしかし、中には予約なしでは使えないスペースも存在しています。

「予約の有無」はオフィス詳細情報に書いてありますのでチェックしておきましょう。

予約必要ならば電話で一報入れ、利用できるか確認すればいいのです。

 

QRコードを提示

受付に到着しましたら、

「オフィスパスで」

と朗らかに伝えれば、こちらの旨を理解してくださります。

 

入場時に必要なのは、

QRコードを提示する

というワンアクション。

マイページの上の「QRコードを表示」を選ぶと、ご自身専用のQRコードが表示されます。

それを受付側のタブレット・スマートフォンで読み込んでもらうんですね。

たったこの手続きだけで入場できます。

名前や電話番号、住所を書かず入場できるのはオフィスパスならでは、です。

 

Office Pass(オフィスパス)を4ヶ月使ってみた感想

さて、オフィスパスを4ヶ月使ってみた感想を書いておきます。

 

お得な月額料金

料金は良心的です。

消費税10%の世界なら、月額15,258円で使わせてもらいます。

月に10回使えば1回1500円ほどでオフィス利用できることになります。

 

ぶっちゃけ、コワーキングスペースと月額契約するとこれぐらいかかるのが世の常。

特定のオフィスにこだわらず使い放題になるオフィスパスがこのお値段とは驚きを隠せません。

場所の自由は失わずにオフィスを使いまくれるメリットがあります。

 

制限時間はある

ただし、利用に制限時間が設けられています。

場所によりますが、

1日〇〇時間まで

とルールが定められているオフィスもあります。

 

ただ、時間制限はあったとしても極端に短くないのでご安心ください。

例えばですが「1日4時間まで」のケースが多いですね。

ぶっちゃけ4時間仕事すれば心身ともに疲れますんで、わたし個人としては大満足。

そもそもこれ以上ぶっ続けで仕事できません。

もしも、もしもですが4時間以上仕事したくてもノープロブレム。

その場合、一度オフィス Aから退場し、オフィスBに入れば、通算4時間以上オフィス利用できます。

ようは、場所さえ変えればいいのです。

 

すぐに辞められる

オフィスパスの良いところは辞めやすいこと。

サイト上で課金停止の手続きをすれば、すぐに辞められます。

しかも、最低契約月数といったしがらみもありません。

「肌に合わないな」と判明したら即解約できるのです。

特定のオフィスと契約を結んだら「即解約」なんてそうそうできません。

このフットワークの軽さはオフィスパスならでは、です。

 

都市と地方の格差がある

残念ながら、地方での利用はおすすめできません。

オフィスパスを開いても対応店舗はまず見つかりませんから。

「コワーキングスペース使い放題」はオフィスが多く存在する人口密集地で活躍します。

東京や大阪をはじめとする都市部ではオススメですが、一方で、地方都市を拠点とする方にはおすすめできません。

オフィスパスの利用を検討する際は、公式ページのマップで対応店舗をチェックしてみましょう。

 

それでは!

Lin