日本語教育能力検定試験のスケジュールの時間割は、少々風変わり。

以下の時間割が組まれています。

 

 

科目 試験開始時刻 解答開始時刻 解答終了時刻
試験 I 9:50 10:10 11:40
試験 II 12:50 13:15 13:45
試験 III 14:25 14:40 16:40

 

そうです。

 

「解答終了時間」はまだわかります。

が、理解に苦しむのが「試験開始時刻」と「解答開始時刻」の2つの時間帯です。

いったいこれらの時間はどう違うのでしょうか??

 

受験者たちは一体、何時に集合すれば許し得てもらえるのか定かではありません。

そこで、受験経験をいかし、これら2つの時間の間に行われることを紹介します。

 

日本語教育能力検定試験の試験開始時刻と解答開始時刻の間

ズバってしまいましょう。

これら2つの時間帯の間に行われるのは次の4つのイベントです。

  1. 問題用紙配布
  2. 解答用紙配布
  3. 写真照合
  4. リスニング音量チェック

試験I〜 IIを通し、1・2に該当する「問題用紙配布」「解答用紙配布」はマストで実施されます。

それに加え、オプションとして用意されているのが後半の2つ。

試験 I では写真照合、試験 IIではリスニングの音量をチェックが入ります。

これらのイベントが終わったら、回答開始までは席で待機する流れです。

 

これらの事情を考慮し、各試験の「試験開始時刻」と「解答開始時刻」の時間長さは以下の通り。

  • 試験 I :20分
  • 試験 II :25分
  • 試験 III :15分

というわけで実質、我々が着席すべき時刻は「試験開始時刻」に他なりません。

ルール上、試験開始時刻に席に着いていなくても失格にはなりません。

がしかし、上述したように、この時間帯に「大事な儀式」が取り計らわれます。

時間をケチらず、余裕を持って会場入りしてみてください。

 

それでは!

Ken