これは無人図書館・・・?
ある日、中国の広州をブラブラしていた時のこと。
突如、見たことがない「自動販売機のような物」を発見!
「报刊亭」と書かれていて、左に自動販売機、右には本が入っていました。
どうやら無人図書館のようで、中には本が入っていました。
「响象共享图书」というサービス。
WeChatアカウントさえあれば、使えるので早速試してみました。
中国の無人図書館「响象共享图书」の使い方
だいたいこんな感じ。
QRコードをスキャンする
無人図書館を使うためには、QRコードをスキャンします。
自動販売機のQRコードをWeChatで読み取ってみてください。
すると、WeChatのミニプログラムが起動するはず。
会員登録
続いては、会員登録。
まず電話番号の認証で、その後にWeChat Payアカウントを紐付け。
本の扉を開ける
WeChatのミニプログラムを立ち上げます。
発見>ミニプログラム
と進んで、「响象共享图书」をタップしましょう。
すると、このような画面になるので、
「打码借还」というボタンをタップし、スマホのカメラを起動。
QRコードのスキャナーになると思います。
QRコードを読み取ると、扉のロックが解除されて本を取り出せるでしょう。
本を取り出す
扉が開いたら、本を出しましょう。
本を出して扉を締めるだけ。
特別な手続きはありません。
本を読む
今回借りたのは故事成語の本(児童向け)。
試しに中を開いてみましたが、まったくよくわかりませんでしたね。
僕の中国語レベルは児童レベルに達していないと判明。
雰囲気を味わって返却しました。
本を返す
返すときも簡単です。
ミニプログラムを立ち上げて、中央の「打码借还」でスキャナーを立ち上げます。
先ほどと同様に、QRコードを読み取ればロックを解除できるでしょう。
扉を開けたら、先ほどレンタルした本を元に戻しましょう。
これで返却が完了!
今のところ、3日以内に返せば無料レンタルできるようです。
延長料金は「1日1冊0.5元」で、そんなに高くありませんね。
むしろ3日で本を読み終えれば「無料で」本をレンタルし続けられるではありませんか。
大変素晴らしい教育サービスだと思います。
しかも、機械の下には「共享书箱」というポストが用意されています。
これおそらく、自分の本を寄付できる制度。
ここは返却口ではないので、借りた本は入れないようにしましょう。
それでは!
Ken