先日、モンゴルのウランバートルに数日間旅行に行ってきました。
中でも一番不安だったのが、
ウランバートル空港から市街地への移動
です。
成田空港からウランバートルへの便が3時間ほど遅れてしまい、到着が深夜になるという事態が発生しまして、タクシーを使わざるを得ない状況に追い込まれていました。
モンゴル、タクシー、深夜、
というキーワードから明らかに身と財布の危険を感じましたが、今更引き下がれず。
「これはもう行ってみないと分からない」
と思い、モンゴル空港の飛行機にとりあえず乗り込むことに。
そして、ウランバートルへ到着。
税関を通り抜け、空港のロビーに出てみました。
すると、出た瞬間に早速怪しい感じの男性から英語で
「Taxi? you? taxi?」
と話しかけられることに。
公式のタクシーであることを確かめるために、
「シティタクシー?」
と聞いてみると「YES」。
せっかくなのでこのドライバーに任せることにしました。
モンゴル通貨のトゥグルグがなかったので
「ノーマニー」
と言うと空港のロビーの2階にあるバンクに連れて行かれ、そこで日本円1万円分のトゥグルグを入手しました。
通貨入手後、ドライバーの案内について行き、タクシーのもとに行ってみると、そこには
普通の乗用車
がありました笑
これが俗に言う白タクというやつのでしょうか。ただでさえ深夜の時間帯でしたし、ぼったくりの噂が絶えなかったのでここは離脱を選択。
「ソーリー」
と言い、オフィシャルの、雇われているタクシードライバーに身を委ねることことにしました。
空港の出口付近に行ってみるとそこには複数の公式のタクシーが停車していました。
その中で一番前に停車しているタクシードライバーを捕まえて、ホテルの情報が英語で書いてあるプリントを見せてみました。
が、彼はそのホテルを知らなかった。
しかし彼は親切で、タクシー仲間に電話してくれたり、ホテルに電話をかけてくれたりするなどして20分ぐらい格闘してくれて場所を突き詰めてくれました。
公式タクシーっぽいし、何やら親切そうなのでこのドライバーに身を委ねることに。
いよいよタクシーがスタートです。
彼は親切だったのですが、メーターをオンにしていません。
「ど、どうやって乗車賃を決定するのだろうか・・・・?」
しかしながら、僕自身、「メーターをオンにして!」というモンゴル語を知りませんでしたし、事前に価格交渉するモンゴル語力もありませんでしたので、完全にタクシーが到着してから死に物狂いで価格交渉をするつもりでいました。
なんとか迷いながらも大体20分ぐらいでホテルに到着。モンゴルの歩き方には、
空港から市街地への相場は1万5000~2万トゥグルグ
と書いてあったので、少々ぼったくりも見積もって3万トゥグルグかと想定していました。
彼はまず初めに、
「フィフテ〜」
のような単語を発したので、てっきり相場ぴったりの
1万5000トゥグルグ
かと思って、2万トゥグルグを差し出したところ、彼は激昂。
「ノーノーノーノーフィフティ」
というでありませんか。どうやら彼の提示額は、相場の2~3倍の
5万トゥグルグ
だったのです笑
僕は提示額に驚きながらも何とか
「のーのののーまにー」
と言いましたが、彼の形相に負けました。
最終的にちょっと押し返して4万トゥグルグを払うことになりました。
相場の2倍ぐらいの値段を払うことになったわけですが、彼にはかなり道を探してくれたりとお世話になりましたし、深夜のドライブということもあって感謝の念待ったのでここは我慢。
最後にドライバーと握手をして車から出ました。
タクシーのぼったくりといえばベトナム旅行でタクシーにぼったくられた記憶が新しいですが、モンゴルのタクシーはベトナムよりも厄介。
まずメーターすら動かさなかったですし、さらに英語がベトナムよりも浸透しておらず、数字の価格交渉ですら危うい感じでした。
そのため、モンゴル空港からホテルへ移動する際は出来るできればホテルが出しているシャトルバスを利用するのがいいかもしれませんね。
それでは!
Ken