所有物を減らしていく上で苦戦するのは
思い出の品々
ですよね?
ものを見るだけで大切な思い出がよ蘇る思い出の品々というものは誰しもあると思います。
ただ、思い出の品々には物体以上の何かが宿っているような気がして、
捨てたらバチがあたるんじゃないか・・・・?
と思って手をつけられず、思い出の品々が原因で物が減らせない方も多いと思います。
僕自身、この思い出の品々に苦しめられたのですが、なんとか思い出の品を捨てるコツを掴み始めたので、捨て方を解説していこうと思います。
【種類別】思い出の品々の捨て方のコツ
思い出の品々には次の2種類がありますね?
- 固形物タイプ
- 紙タイプ
種類によって処分の方法が異なりますのでそれぞれ紹介していきますね。
固形物の思い出の品々の捨て方
普通にリアルの物体としての思い出の品がありますよね?
例えばランドセルとか、おばあちゃんからもらった車のおもちゃとか、母からもらったアイロンとかですね。
このようにただのものだけでなく、何か思い出が詰まった物体というものは無茶苦茶捨てづらいです。
が、僕はそういう固形物の思い出の品々は
写真を撮って、写真をクラウドに保存してから捨てるようにしています。
まずはスマホかなんかで写真をパシャり。
その写真をクラウドサービスに保存してあげるのです。
僕は Dropbox というクラウドサービスを使っていて、これの Dropbox Plusプランならば 2TBまでファイルをアップロードできます。
思い出の品々の写真をほぼ無尽蔵に保存できますね。
写真を撮って思い出の品を捨ててみると、案外捨てることができ、
捨ててしまうと、思い出の品々の存在は何もなかったかのように忘れてしまい、いい気分になることが分かってきました。
思い出の品々に呪われると思っていましたが、むしろ、
写真に記録して残すことで、思い出が永遠のものになった
と捉えることができます。
クラウドサービスに保存しておけば、いつでもどこでも見返せるようになりますからね。
僕はこの方法で、
20年以上捨てられなかったランドセルを処分することに成功しました。
今はなき祖母にもらったランドセルだったので、長いこと処分できなかったのです。
これらの思い出の品々は捨てられるのではなく、むしろ素材が有効活用されて次の物体として蘇るのです。
資源が有効活用されると思えば捨てられると思います。
ちなみに、ぼくは結構未練がましいやつなので、これまでこのような思い出の品々を写真に収めてきたようです笑
いやあ、他人から見るとあほらしいんでしょうけどね・・・・
紙タイプの思い出の品々
思い出の品々の中には固形物だけでなく、紙タイプのものもあると思います。
例えば、中学校の時に獲得したマラソン大会の賞状とか、今は亡き祖父からの手紙とかですね。
このような紙タイプの思い出の品々は、
スキャナーでスキャンして、PDFファイルをクラウドサービスに保存する
という方法がおすすめです。
僕は個人的に、本の自炊で使っていた
富士通のScanSnap ix 500
を利用していて、これなら素早く A4サイズまでの紙をスキャンできます。
このスキャナーで数々の思い出の品々をスキャンしてきました。
実際に紙タイプの思い出もの品々もスキャンしてやると、紙に書いてある情報だけ抽出でき、
ようやく自分のものになったような気がして、全身に思い出が染み渡っていくような感覚がありました。
物を減らしたいと思っている方はスキャナは一台持っておいた方がいいですね。
スキャナでデータを抽出してPDFファイルにしたら、そのファイルをDropboxに保存しておきますよ。
このように、思い出の品々は
データを残して現物は捨てる
という方法をとれば思い切って捨てられます。
ぜひ クラウドサービスやスキャナーを利用して物を減らしてみてください。
それでは!
Ken