Macの画面録画で内部音声のみ収録したい!
Macで画面録画する時にやってみたいことがあります。
それは、
内部音声のみ録音する
ですね。
デフォルトで画面録画すると、
- Macの内蔵マイク
- 音声なし
のいずれかで録音できます。

ただ、どう頑張っても、
自分がしゃべる「外部音声」しか録音できないんですね。
スピーカー又はイヤホンから流れる「Mac内部で鳴っているはずの音」は録音できないのです。
これだと、ゲーム実況など「内部音声が重要な録画」では不便ですよね。
そんな内部音声で画面録画したい時に、これまで有効だったのが
「Soundflower」というソフトでした。
しかし残念なことに、2016年9月のリリースされたmacOS「Sierra」から、Soundflowerが非対応になりました。
もちろん、その後のmacOS、
- Mojave
- Catalina
でも使えません。
僕自身、Catalinaを今使っていますが、Soundflowerを試してみたら、
未対応だから無理
となって使えませんでした。
そこで諦めずに調べてみたら、新しいmacOS(Catalina、Mojave)でも使える方法を発見。
それは、
「Background Music」を使う方法です。
Macアプリ「Background Music」とは何か?
Background Musicとは、
アプリごとに音量を調整できるアプリです。
例えば、Spotifyの音声を強めて、Chromeの音声を弱くする、のように、アプリごとに音声を調整できるのです。
こちらは無料ソフトで、こちらからインストールできます。
こちらのページの
BackgroundMusic-0.3.2.pkg
をクリックしてインストールすればいいですね。
あとは頑張ってイエスとかノーとかに答えていると、Macに導入できるでしょう。
アップルの公式アプリではありません。
システム環境からプライバシー設定をして、開発元が未確認のアプリケーションも使えるようにしましょう。
ちょっと手間ですが、ファイトです。
Background Musicをインストールすると、ツールバーに目玉っぽいアイコンが登場。
このアイコンが出ていれば、Background Musicが起動している証拠です。
クリックすると、Macで起動しているアプリの一覧が出てきます。
それぞれの音量タブを調整すると、アプリごとに音の大きさを調整できるのです。
これはこれで便利そうですね。
Background MusicでMacの内部音声のみで画面録画する方法
Background Musicを使って内部音声のみで画面録画しましょう。
録画に使うのは「QuickTimeプレイヤー」です。
まだMacの画面収録方法をマスターしていない方はこちらを参考にしてみてください。

内部音声のみで収録したい場合、1つだけ設定が必要です。
Quick Time Playerで
ファイル>新規画面収録
と進んだ後の、
「オプション」ですね。
オプションのマイクで、
Background Music
を選びましょう。
もう1つ似たやつに「Background Music UI」もありますが、こちらでは機能しないので要注意。
UIなしの「Background Music」を選んでくださいね。
その状態で録音すると、内部音声のみで画面録画できるではありませんか。
いやーすごいですね。
ゲーム実況とかやりたい方は重宝するんじゃないっすかね。
内部音声も外部音声も両方録音したい時はどうする?
ここでやってみたくなるのが、
内部音声だけでなく「外部音声も」録音することです。
悩むに悩んだ結果、
外部音声は別のソフト(Quick Time Player以外)で録音する
という結論に達しました。
内部音声と画面録画はQuickTimeプレイヤーを使い、外部音声(自分の声)は別のソフトを用います。
例えば、Macにデフォルトで内蔵されている「ボイスメモ」。
こいつを起動して音声のみ別収録する手もありです。
外部音声と内部音声をわけて収録すれば、両者を組み合わせて録画できそうです。
ぜひチャレンジしてみてください。