Mac Bookの選び方を教えて欲しい。
最近、彼女よりもMac Bookが欲しいと願う男子が増えてきました。ぼくの数少ない友人に「Mac と彼女どっちが欲しい?」と尋ねたら8割の友人がMacと答えます。それほどまでに日本社会では草食男子化が進行し、Macの人気が上昇してきているのです。
しかし、軽くて早くてうまいノートパソコン、Mac Bookが欲しい!といくら主張しても路頭に迷うことになります。なぜなら、Macのノートパソコンの種類が豊富すぎるからです。特に、ぼくのようにMac童貞だった方や、IT難民の方々にとってはMacなんて選ぶなんてできません。買い急いでビックカメラの鴨になることが目に見えています。
そこで今日はパソコン音痴の方々のために、
Mac Bookをレストラン経営に例える賢い選び方
という記事を書いてみました。
え?なぜレストランなのか訳がわからないですって??
いい質問ですね。それをこれからシコシコと説明していきますよ。
以下が本記事のもくじです。
- Mac Bookを選ぶ5の指標
- Mac を買うことは料理を作ること
- Macを料理に重ねたケーススタディ
それではさっそく上から順番に見ていきましょう。
※ ただ、この記事で触れるMac Bookの選び方とは、オプションサービスを考えないものとします。AppleはギークのためにMacの各スペックをいじれるように設定していますが、初心者の方は家電量販店やApple Storeで購入しますよね。
Mac Bookを選ぶ際に見ておきたい5つの指標
パソコンに詳しい方ならば自分で選ぶことができます。現に、Appleが各ノートパソコンのスペックをサイト上で公開しています。腕に自信がある方はコチラを参考にしてみてくださいね。
ただ、ぼくのような半IT難民にとって、このようなスペック表はまるでパピルスを解読するかのような拷問です。何が書いてあるか一ミリも理解できない、ということです。これでは神社でおみじくじを買うのりでMacを買ってしまいそうです。
ぼくは大手家電量販店でMacを三日間かけて選びました。その際に、Apple Storeから派遣された店員さんがしきりに主張していたスペックが5つだけ存在していました。
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- ディスプレイ
- 質量
この5つのスペックを基準にMac Bookを選ぶことにしましょう。
Mac Bookを選ぶことは「料理を作ること」と同じ
せっかく先の節でMac Bookのスペックを取り上げましたが、パソコン音痴の方々にとっては、100%意味不明でしたよね??
そこで、
まずは「Mac Bookを選ぶこと」を「レストランを経営すること」に例えてみましょう。
1。料理人を雇う(CPUを決める)
レストランを経営するためにはコックが必要ですよね??
料理を作るコックなしではメニューが冷凍食品づくしになってしまいます。こんなレストランは健康に悪いし、電気代はかかりそうだし、だいいち店内の温度が下がりそうです。
この状況を打破するために、まずは料理人を雇いましょう。
ただ、料理人にもできの良い奴と悪い奴がいますよね??これは料理人の頭脳の善し悪しにより左右されます。
この料理人の頭脳がMacのCPUと等しいのです。高性能のCPUを搭載したMacを使えば使うほど良い作業(料理)ができるようになります。
ちなみにMacのCPUはCore i7のプロセッサを搭載しているようです。Mac Bookのスペック表には、
○○○G HzのデュアルコアIntel Core i7
と記載されています。
この○○○G Hzの○○○の数値が大きいほど高性能なCPUだということになります。Hzとは振動数の単位でしたよね??つまり、振動数が高い頭脳を持った料理人ほど一秒間に野菜を刻める回数が多い、ということになります。
Mac Bookに早さを求める方は良いCPUのノートパソコンを選びましょう。
2。まな板を買う(メモリを選ぶ)
料理人を雇いましたね??つぎにやるべきことはまな板を買うことです笑
それは当然のこと。いくら腕のいい料理人を雇ってもまな板がなければ、ただの人です。まな板を所持していないコックなんて、目玉焼きしか作れないぼくと大して変わりません。
Mac Bookのメモリ(まな板)は大きく分けて4Gと8Gの場合があります。オプションで16Gまで拡張は可能ですが、ここではオプションは考えないことにします。
したがって、多くの食材を同時にさばきたい方や、料理人にすばらしい環境を提供したいと願う方は8G以上のメモリを選びましょう。
アップルストアの店員さんいわく、
「フォットショップ、イラストレーターをやりながらネットサーフィンをして、さらにアプリのシミュレータを動かす、って人は8Gにすべきだよ」
だそうです笑。おそらくパソコン初心者の方は4Gのメモリで十分なのでしょう。ぼくは未来に投資して8GのMac Bookを購入してしまいましたよ。
3。冷蔵庫の大きさを決める(フラッシュストレージの容量)
さて、料理人にまな板を授けましたね??
次にやるべきことは食材を買い与えることです。食材がなければ腕の良い料理人もただのおっさんに等しいですよね。これではいつの日かレストランから追放されてしまうかもしれません。
そこで、食材を保存する冷蔵庫を買わなければなりません。大きな冷蔵庫を購入すればより多くの食材が保存できます。逆に、一人暮らし専用の冷蔵庫を購入してまうと、ごく少量の食材しか保存できません。最悪の場合、もう一台小さな冷蔵庫を買わねばなりません。これではレストランのスペースが制限されて、コストも増加してしまいます。
Mac Bookのストレージの大きさは次の3つの中から選択することができます。
- 128G
- 256G
- 512G
より多くのデータ(食材)をノートパソコン内に保存したい方は大きい容量のストレージを選択しましょう。ただ、このストレージの値が小さくても外付けのHDで補強したり、クラウドにデータを移したりするこで短所を改善することができますよ。
4。ウェイターを採用する(ディスプレイに何を求めるか?)
さて、これでようやく料理を提供できる準備が整いましたね?? レストランの立ち上げには十分すぎるとすら感じてしまいそうです。
しかし、しかしです。料理を作る人がいてもその料理を運ぶウェイターなしではレストランを経営することはできません。ましてや、レストランの規模を拡大してフランチャイズ化したい、と願う豪腕クックならなおさらです。
そこで次にウェイターを雇うことにしましょう笑
世の中には様々なウェイターが存在していますよね??美しいウェイターから、一度に皿を数十枚運ぶ力持ちウェイターなどなど。
Macのノートパソコンでは次の2種類のディスプレイが存在しています。
- LED
- Retina
そこで、より美しい画面でパソコンをいじりたい(美しいウィトレスを雇いたい)方は後者のRetinaディスプレイを搭載しているMac Bookをチョイスすることをおすすめします。ぼくもApple店員さんの口車にのせられてRetinaディスプレイ搭載モデルを購入してしましました。
ディスプレイの違いは、慣れてしまうと感じなくなります。せいぜい自分のブログのデザインが格好良く見えたり、アダルト動画の臨場感が増すぐらいです笑
また、ディスプレイの大きさもスペックの一つです。先ほどのウェイターの例でいえば、身長が高いウェイターを雇うことは大きいディスプレイのMacを買うことと酷似しています。Macのディスプレイの大きさは以下の2種類存在しています。
- 11インチ
- 13インチ
- 15インチ
高身長・高スペックのウェイターを雇いたい方は大きなディスプレイのMac Bookを購入しましょう。
5。レストランの立地条件(Mac Bookの質量)
最後のスペックはMac Bookの質量です。ノートパソコンの質量はレストラン経営に例えると、立地条件に値します。
最寄り駅からアクセスのよい場所にレストランを開くのか??
もしくは、
駅から遠いが、しかし安い物件を借りるのか???
このレストランの立地条件は経営者の手腕によりますよね。
Mac Bookに話を戻します。世の中には2種類のMac Bookが存在しているわけです。
- 軽いMac(Mac Book Air)
- ちょっと軽いMac (Mac Book Pro)
また、ディスプレイが大きいMac Book にすればするほど質量が大きくなるのでご注意くださいね。
え?なぜMacの質量がレストランの立地条件と等しいのかですって??
それは決まってます。質量が小さいマックほど遠くに運べるからです笑 ちょっと似ていますでしょ??
Mac Book AirかMac Book Proか?!?
さて、最後に簡単なMacBookの選び方をご紹介します。現在、販売されているMacのノートパソコンは上の2種類にしぼられます。
そこでそれぞれのMac Bookを購入するとどのようなレストランができるのか、ということを紹介してこの記事を終了しますね。
Mac Book Air のレストラン
Mac Book Airを購入することは、次のようなレストランを経営することとに酷似しています。
- 駅に近い(軽い)
- まあまあの料理人(1.7GHz プロセッサ)
- ふつうのウェイター(LEDディスプレイ)
- ふつうのまな板(4G)
冷蔵庫のおおきさ(ストレージ)やディスプレイの大きさは自由に選ぶことができますよ。
これらのスペックからMac Book Airは、
庶民的な料理を提供する地域密着型レストラン経営と似ている、と評することができます。
普段のパソコンの用途がビジネス文書の作成であったり、ブログを書いたり、動画を見たり、ネットサーフィンをしたりするだけ、という方はMac Book Air で十分かもしれません。
Mac Book Proのレストラン
Proを購入すると文字通りプロ使用のレストランを経営することができます。
- 駅からちょっと遠い(ちょっと軽い)
- 天才シェフ(2.9GHzコアプロセッサ)
- 美人でナイスバディなウィトレス(Retina)
- 水槽のようなまな板(8G)
これらのスペックからMac Book Proは、
動画や絵画やアプリなどを自ら作成していくクリエイター仕様のパソコンだと称することができます。今後将来、自分の作品を世の中に輩出していきたい、と願う方にはMac Book Proをおすすめします。
さぁ、Mac Bookを購入しよう笑
ここまで長々とMac Bookの選び方を語ってきました。この記事を読んでもいまいちピンと来なかった、という困った方はお近くのApple Storeに足を運びましょう。きっと美人店員さんが接客してくれるはずです。くれぐれもぼくのように舞い上がらないようにしてくださいね。
それでは。
Ken Sawai