SIMフリースマホでも使える5GのSIMカードはある?

5G対応のSIMフリースマホ HUAWEI P40 Proに切り替えてから試してみたかったのが、

5G通信

です。

巷の噂では5G通信ならば、

2時間の映画を3秒でダウンロードできる

と耳に挟んだことがあります。

4G通信では映画の視聴はおろか、3分弱のYouTube動画すらもストリーミングするのも億劫になる程の通信速度。

というか、個人的にデータ通信量はできるだけセーブしたいこともあり、大容量のデータ通信をスマホでおこなうことはありませんでした。

 

ただし、もちろん、5G自体には興味がありましたので、ぜひとも使ってみる必要がありました。

がしかし、です。

世に出回っている5Gサービスはどれもこれも、

日本を牛耳る三大キャリアと紐付いております。

わたしのように「SIMフリー派」の人間にとっては、5Gは使いづらい状況だったのです。

 

そんな中、ある1つのMVNOのSIMカードに「5G通信オプション」が付いていることに気がつきました。

その名も

LinksMate(リンクスメイト)

です。

 

LinksMate(リンクスメイト)とはどんなサービス?

リンクスメイトとは、株式会社LogicLinksが運営するMVNO。

その関連会社にはサイバーサイゲーム、サイバーエージェントがありますので、サイバーエージェント系の会社だと思っておけばいいでしょう。

このSIMカードの特徴は、

データ容量ごとに細かくプランが選べること。

以下の表のように、データ容量ごとにプランが小分けされています。

データ通信容量 料金(月額)
データ通信のみ SMS+データ通信 音声通話+SMS+
データ通信
100MB 165円 297円 517円
200MB 275円 407円 627円
300MB 308円 440円 660円
400MB 330円 462円 682円
500MB 363円 495円 715円
1GB 385円 517円 737円
2GB 418円 550円 770円
3GB 550円 682円 902円
4GB 726円 858円 1,078円
5GB 858円 990円 1,210円
6GB 990円 1,122円 1,342円
7GB 1,111円 1,243円 1,463円
8GB 1,254円 1,386円 1,606円
9GB 1,353円 1,485円 1,705円
10GB 1,518円 1,650円 1,870円
12GB 1,738円 1,870円 2,090円
14GB 1,958円 2,090円 2,310円
16GB 2,178円 2,310円 2,530円
18GB 2,398円 2,530円 2,750円
20GB 2,618円 2,750円 2,970円
22GB 2,805円 2,937円 3,157円
24GB 2,992円 3,124円 3,344円
26GB 3,179円 3,311円 3,531円
28GB 3,366円 3,498円 3,718円
30GB 3,553円 3,685円 3,905円
34GB 3,927円 4,059円 4,279円
40GB 4,488円 4,620円 4,840円
50GB 5,148円 5,280円 5,500円
60GB 5,808円 5,940円 6,160円
80GB 6,908円 7,040円 7,260円
100GB 7,953円 8,085円 8,305円
140GB 9,933円 10,065円 10,285円
200GB 12,903円 13,035円 13,255円
300GB 17,875円 18,007円 18,227円
400GB 22,550円 22,682円 22,902円
600GB 31,900円 32,032円 32,252円
800GB 40,700円 40,832円 41,052円
1TB 49,500円 49,632円 49,852円

LinksMate公式ページより

そのデータ容量ごとのプランとは別に、オプションサービスとして「5G回線オプション」が用意されています。

 

 

わたしが契約した当初は、

1回線500円

というオプションしたが、今ではなんと0円で5Gオプションを付けられます。

リンクスメイト自体がドコモ回線を利用していることもあり、このオプションで使える5Gエリアはドコモの5Gエリアと同じ。

ただし、5Gオプションを追加できる契約プランは以下の2プランに限られます。

  1. データ通信のみ
  2. データ通信 + SMS + 音声通話

そのほかの「データ通信 + SNS」では5Gオプションを使えませんのでご注意ください。

 

リンクスメイトの5G回線オプションを9ヶ月使ってみた感想

というわけで、使ってみました、リンクスメイトの5G回線オプション。

なんと、惰性でこのオプションを9ヶ月使い続けていますが、結論から言ってしまうと、

全く5Gの恩恵を受けていません。

正直、使い物にならないのが現状です。

もしこの5Gオプションが有料だったらつける必要はないと思います。

 

試しにHUAWEI P40 Proの5G設定をオン。

リンクスメイトのSIMカードを挿入してみましたが、5Gの電波が入るのは稀、希少性が高いです。

たまーに5Gの電波が入って表示が「5G」に切り替わることもあります。

その状態で急いで回線速度を測定しようと、ブラウザを開いてfastを開いてみるのですが、数秒で5Gが消え失せ、4Gに逆戻り。

このように、長く5G接続状態が続かず、5G効果の測定すらままなりません。

 

もしかしたら、エリアが悪いんじゃないかと思い、こちらのマップを参考に5Gの電波が入るらしいドコモショップに足を運んでみました。

そこでスマホを起動し、5G通信が入るか試みたんですが、どこをどう探しても5Gの電波自体が入ってきません。

ショップの店員さんに尋ねてみても

「5G? あー、飛んでます飛んでます」

と曖昧な回答をするだけ。

結局、5G電波が降り注いでいるはずのドコモショップにおいても、5G電波は受信できなかったんです。

 

以上のように、リンクスメイトの5Gオプションは全く使い物にならず、5Gの恩恵を受けることはありませんでした。

そもそも、5Gの電波キャッチが難しく、もし奇跡的にキャッチできたとしても、すぐ消失します。

いつかこの5G環境が改善する、という希望を捨てきれず9ヶ月間、5Gオプションを続けてきましたが、とてもじゃありませんが、もう、無理。

3秒で2時間の映画をダウンロード?

5Gではそんな奇跡は起こりえませんね。

正直、5Gと4Gの差異が見られず、5Gによる技術革新自体に懐疑的にならざるを得ません。

 

いや、もしかしたら、わたしのSIMフリーのスマートフォンが悪いのかもしませんし、すべての不具合がたまたまだった恐れもあります。

今回紹介したリンクスメイトは5Gを体験できる唯一のMVNOです。

SIMフリーユーザーだけど、5Gを試してみたい

という方にはおすすめのサービスです。

 

それでは!

Lin

 

【参考記事】