先日、人生初の人間ドックを受けることになり、検便の必要性が出てきましたが、

見事に検便に失敗。

痛い目を見てきました。

検便初心者の方にのために説明すると、検便とは「便を検査する」こと。

和式トイレで検便するならば、便器にダイレクトに便を生み落とせばいいですが、洋式トイレの場合は少々事情が複雑です。

「トレールペーパー」と呼ばれる紙を便器内にセットし、その上に便を着地させることで、便が水没しないように手配しておきます。

その万全の態勢で便を生み出し、そのトレールペーパーの上の便を、検査キットの中に格納されている棒でつつき、便を採取して保存します。

こう聞くと、検便の失敗パターンは、

便が重すぎてトレールペーパーが水没する

と容易に想像がつきますよね。

 

が、しかし、です。

検便にはトレールペーパーや検便キットとは全く関係ない「別の刺客」が潜んでいたのです。

それは、

トイレのオート洗浄機能です。

昨今のトイレは進化しすぎたためか、プレイヤーが便器から立ち上がるだけで「自動で」水を流してくれるオート洗浄機能が備わっていることが多いです。

わたし自身、このオート洗浄機能の存在に気付かず、やらかしてしまいました。

トレールペーパーを敷き、快調に便を出し、一息つき、

「さて、キットで採取するか」

と便器から立ち上がった矢先、

オート洗浄機能が無情にも発動。

 

この事態をまったく予期していなかったこともあり、

「ちょちょっと待て」

と急いでキットで流されつつある便をつつこうとしますが、もちろん便は動きますし簡単に水没し、時既に遅し。

結局便を1mm未満しか採取できず、目標としていた「先端のみぞが埋まるぐらい」採取できず、検便は失敗に終わりました。

トレールペーパーは便と一緒に流されましたし、便をもう一度捻り出すほど材料もなかったので、正直にクリニックで検便の失敗を申告することに。

 

すると、クリニック側で新しい検便キットを220円にて販売してくれました。

検便に失敗しても、金さえ払えば再購入できるので問題はありませんが、追加料金がかかるということに加えて、クリニックに便を再提出する手間は発生します。

できれば一発で検便を成功させたいところですよね。

 

ということで、検便に挑戦する方は、くれぐれもトイレのオート洗浄機能の機能にご注意くださいませ。

こちらの機能は事前にオフできるものが多いです。

まずはご自身が利用するトイレにオート洗浄機能が付いているか念入りに点検し、ついていたら「オート洗浄オフ」にした上で便を捻り出してみてください。

 

それでは!

Ken