最近、中国滞在時ネタを書きはじめこともあり、
無性に「マーラータン」を食べたくなりました。
マーラータンといえば、具材を選べる美味しい中華料理。
日本でマーラータン店はそれほど見かけませんが、中国では超メジャー。
200 m おきぐらいに1軒店があるんじゃないかってぐらい普及しています。
中国滞在時は週2~3のペースでマーラータンでした。
だって、美味しいんですもん。
もちろん、日本でもマーラータンのお店はなくはありません。
ってことで、今回は新大久保のマーラータン店に行ってみました。
日本のマーラータンでは次の料理システムでした。
- スープ+麺(6種類から選べる):330円
- 具1個100円
※税抜き価格
いわば基本料金330円がベースで、あとは追加具材の数でお値段が変わってきます。
ただし、あろうことか、
具材が小さいんですね。
具材が「透明な袋」で包装されていることもあり、中国と比べると衛生面に配慮しているようではありました。
がしかし、それにしても高いし小さい。。
お値段を考えると自重するべきでしたが、久しぶりのマーラータンに大興奮。
テンションが上がりすぎて、大量の具材を投入しました。
中国では重量で値段が決まるので、その癖が出たのでしょう。
食べたい具材を「すべて」入れました。
具材提出後、気分は中国旅行となりましてココナッツジュースも購入。
中国でよく見かけていたもので、中国ではこちらも「週2~3のペース」で飲んでいました。
日本のマーラータンは会計のタイミングが中国と異なっていました。
なんと、調理前ではなく食後に払うのです。
いくらになるかわかりませんでしたが、マーラータンの完成をとりあえず待ちます。
そんなこんなで、出てきたマーラータンはこちら。
実際に食べてみると、
中国のマーラータンと変わりません。最高です。
久しぶりに本格中華を食べられたので大興奮。
やっぱり「日本の中国料理」とはスパイスが違いますよね。
身体が火照ってポカポカ。
そして、辛いです。
標準の「2辛」にしたはずですが、辛すぎてココナッツジュースで中和。
ココナッツジュースを注文して正解でした。
舌が日本食に慣れてしまい、舌がスタンバイできていなかったようです。
マーラータンは大変ヘルシーで、スパイシーで大満足。
ただ、お会計がいくらになるか定かではありません。
恐る恐るレジにいってみると、なんと、
1,530円です!!
9点も具材を注文しているのが自分でも驚きです。
また目を剥いたのが、ココナッツジュースのお値段。
なんと、あれは 300円もしたのです。
中国ではあのジュース、100円弱で購入できる代物でしたからね。
日中の価格落差に驚きを隠せません。
中国で食べていたマーラータンは大体30元。
日本円だと450円ぐらいです。
調子に乗って具材を入れすぎても50元でおさまります(日本円で750円)。
日本のマーラータンは中国と比べると高く感じます。
中国にいる感覚で注文すると、お会計が跳ね上がって発狂するかもしれません。
なんせ、中国と比べて 2~3倍なんですからね。
しばらくこの価格差に憤ってましたが、冷静に考えてみると、
日本のマーラータンが高いのは当たり前か、と。
なぜなら「本当の中華料理」は輸入品で構成されるからです。
関税、仲介業者の儲けの関係により、食材調達に金がかかります。
そりゃ、最終会計は膨らみますよ。
あのココナッツジュースは日本のスーパーで売っていませんから、300円は当たり前。
この国境をこえた食事事情は、中国で日本料理が高いのと同じ。
外国料理を現地で提供するのは金がかかるのです。
日本でも本格的なマーラータンを食べられますが、くれぐれも注文しすぎにご注意ください。
それでは!
Ken