一時帰国する時におすすめなのが、
一時帰国用のSIMカード。
「一時的に」帰ってきただけなので、日本に住むわけではありません。
国内SIMカードの契約では居住者である必要があり、身分証の提示が求められて一時的な契約は難しいのです。
したがって、SIMカードも一時的に日本で使えるものが望ましいでしょう。
今回、僕が使ったのは「HanaCellのジャパンSIMカード」です。
[btn class=”rich_pink”]ジャパンSIMカード[/btn]
HanaCellのジャパンSIMカードとは?
アメリカで使えるSIMカードを販売している「HanaCell」が提供するサービス。
回線はソフトバンクを利用していおり、日本でもガンガンデータ通信できます。
データ通信だけではなく音声通話にも対応。
一時帰国者であろうと、日本で使える電話番号をゲットできるのです。
空港でSIMカードを受け取れるため、空港から市街地へ向かう時にも「電波あり」になれますよ。
データ通信費は?
気になる料金システムですが、まずSIMカードの販売価額が「39ドル」。
これは初期費用みたいなもんですね。
それ以降の料金システムはすこぶるシンプルです。
データ通信費は定額で「月額59ドル」。
当月に 1バイトでもデータを使うと、59ドルの費用が発生し、ひと月あたり7Gまで使えます。
ただし、全くデータ通信をしない月はデータ通信費用がかかりません。
音声通話費
また、音声通話は1分あたり0.85ドル。
ちなみにSMSは無料です。
また、ソフトバンクの回線を利用していることもあり、ソフトバンクの電話にかけるなら1〜21時までなら無料で通話可能。
もちろん、電話を受けるだけならお金はかかりません。
国際電話にも対応
また、国際電話にも対応していて「0063」発信ならば毎分0.85ドル。
ダイレクトにかけるならば毎分1.75ドル。
下記の国以外に国際電話をかけるなら毎分2.35ドルかかりますね。
米国(本土とハワイのみ)、カナダ、中国、韓国、台湾、香港、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、オーストラリア、ニュージーランド、 イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、オランダ、ベルギー、ロシア、アイルランド
いざという時に国外電話をかけたい時も助かります。
僕も一度、中国に電話をかけてみました。
維持費は年間8ドル
これに加えて、年間の維持費が「8ドル」かかります。
ただ、使わない月はお金がかからず、年間8ドルで同じSIMカードを保持できるのです。
この特性のためか、何度も一時帰国をされる方にとっては助かるSIMでしょう。
同じ電話番号を使い続けられますから、帰国のたびに電話番号を変えなくていいのです。
今回、僕は新型コロナウイルスの影響で、一時帰国状態が6ヶ月にも及んだので、次の料金がかかりました。
費用 | 日本円換算請求額 | |
---|---|---|
SIMカード購入金額 | $39.00 | ¥4,413 |
1月 | $60.70 | ¥ 7,051 |
2月 | $59.85 |
¥ 6,890
|
3月 | $84.50 | ¥ 9,512 |
4月 | $60.70 | ¥ 6,834 |
5月 | $60.70 | ¥ 6,769 |
6月 | $59.00 | ¥ 6,598 |
7月 | $63.49 | ¥7,020 |
合計 | $487.94 | ¥55,087 |
やはり、ちょっと高いですね。
データ通信すると、最低金額が59ドル。
そこに音声通話費が乗ってくるとちょっとした出費になってしまいます。
ジャパンSIMカードを使ってみた感想
最後に感想を書いておきます。
同じ番号を使い続けられる
最大の魅力は同じ番号を長く使い続けられること。
一時帰国のたび、電話番号変わっていたんじゃ面倒くさいですからね。
なぜ、ずっと同じ番号を使い続けられるのでしょうか。
その理由は、使わない月は料金が発生しないからです。
海外に戻ったらジャパンSIMカードは使わないので、その間の料金は発生しません。
一方、国内のSIMカードだと、何もしなくてもお金がかかりますから、そうはいきません。
ただし、次年度から「年間8ドルの維持費」だけはかかります。
1年間に8ドル払うだけで同じ電話番号を使い続けられると思えば安いもんです。
違約金はかからないので一時帰国で契約して、解約してから海外へ戻るパターンも十分あり。
ただし、解約すると次に発行するときに「39ドル」のSIMカード販売価格がかかるので、継続的に使いたい方は解約せずに保持するのが得策でしょう。
普通に使うにしては高い
日本の居住者として使うには料金が高めです。
大まかにいうと、国内SIMと比べると、2~3倍のお値段します。
なぜなら、データを1バイトでも使ったらその月は最低金額の「59ドル」かかりますから。
試しに、日本国内のSIMカード「ビックシム」と比べてみると、やはり高いですね。
およそ国内SIMの2倍ぐらいのお値段なのです。
プラン名 | 月額データ通信量 | 音声通話付きSIM月額最低料金(通話しなかった場合) |
---|---|---|
ビックシム(ミニマム) | 3G | ¥1,600 + 税 |
ビックシム(ライト) | 6G | ¥2,220 + 税 |
ビックシム(ファミリー) | 12G | ¥3,260 + 税 |
ジャパンSIMカード | 7G | $59($1=¥105換算で¥6,195) |
日本に長期間住む方は、ジャパンSIMカードは封印し、国内SIMを使いましょう。
空港で受け取れる
SIM受け渡しのスピード感も気に入りました。
後日自宅に郵送
とか
SIMカウンターで発行する待ち時間が30分
とか、そういう滞りは発生しません。
予約しておけば空港のSIMカウンターですぐに受け取れます。
僕自身、帰国直後に空港でSIMを手に入れました。
近くのベンチに座り、スマホにSIMカードを挿し、その場で設定して市街地へ向かいました。
おかげ様で、空港でから即「電波あり」で移動できたのです。
まとめ:ジャパンSIMカードは一時帰国用途にはおすすめ
以上です。
一時帰国用SIMカードとしてすこぶる便利で、ジャパンSIMカードを試して正解でした。
しかしながら、コロナの影響で、6か月に及ぶ超一時帰国に。。。
国内SIMより料金が高いので、通信費がかさんだ6ヶ月だったのです。
先日、ようやく日本の居住者となり、日本国内向けのSIMと契約しました。
今後どうなるかはわかりませんが、海外に戻れる日を夢見て、ジャパンSIMカードは解約せずに保持することにしました。
これから一時帰国予定の方は、ジャパンSIMカードで帰国直後から「電波あり」の状態で過ごしてみましょう。
下のリンクから購入すると、HanaCellで使える「10ドル」のクレジットがもらえるようです。
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よかったら試してみてください。
それでは!
Lin