iPhone5(au)をSIMロック解除したい!!
どうも、Kenです。筋トレ、控えてます。
先日、親族から念願の「iPhone 5」を譲り受けました。
三大キャリア「au」で販売された代物らしく、「SIMロック」がバリバリかけられていたのです。
つまり、auのSIMカード以外は使えないわけ。
利用中の格安SIMカード(ビックシム) を挿入したところ、
SIM が必要です
やり直してください
という警告文が!!
電源は入りましたが、SIMロック解除できません。
これでは初期設定もできず、写真も撮れず、ニュースも天気もみれず、iPhone5が「ただの箱」。
なんとかiPhone5で格安SIM(ビックSIM)を使いたかったので、
SIMロック解除できるアダプタ
を購入。その名も、
XSmartKing
です。
60分ほどの格闘の末、なんとかSIMロック解除に成功しました。
iPhone 5をSIMロック解除する方法の概要
まず、SIM ロック解除作業の概要を俯瞰的にみましょう。
解除方法は次の2つのフェーズにわかれます。
- 初期設定と電話をできるようにする
- データ通信をできるようにする
XSmartKingの内容物のうち、電子器具がついたチップが下駄本体。
それに加え、SIMスロット取り出し用の「棒」もついてますよ。
XSmartKingでiPhone 5をSIM ロック解除して初期設定&電話をできるようにする方法
さて、まずは「初期設定」と「電話」をできるようにしましょう。
用意するものは、
- X スマートキングの SIM ロック解除のアダプタ
- iPhone 5
- Wifi環境
です。
ステップ1. スロットをこじ開ける
まずは付属の棒で iPhone 5のSIMスロットをこじ開けます。
ステップ2. アダプタをSIMカードにかまかませる
そして、アダプタをSIMスロットに設置。
そのうえにSIMカードを上からかぶせましょう。
完了したら、SIMスロットをもとに戻します。
このフェーズで注意したいのが、XSmartKingの向き。
「金の粒」がある側を、SIMの金属部にくっつけます。
ステップ3. 緊急電話かける
iPhoneでの設定に戻ります。
ホームボタンを長押しすると「緊急電話」が出てくるのでそちらをタップ。
かける番号は110や119ではありません。
次の長ったらしい暗号です。
*5005*7672*88#
ステップ4. ICCID参数設定(黒い画面)
電話に成功すると「ICCID参数設定」という黒い画面に移行。
こちらの画面で次の番号を打ちましょう。
89014103279529155724
終わったら送信コマンドを押してください。
ステップ5. SIM スロットを一旦抜いてまたさす
ここで一旦 SIM スロットを抜きます。
抜き方はステップ1と同じで、付属の棒で SIM スロットをこじ開けます。
一旦SIMスロットを引き抜き、再度セッティング。
すると、今まで「SIMなし」だった電波表示が、docomo や Softbank au などの「キャリア名」が表示されるではありませんか!
僕の場合、ドコモを母体とした「IIJ」のSIMだったので、ドコモの表示が出ましたよ。
ここまで来れば、電話をかけられます。
しかし、データ通信をするには「もう一段階」の設定が必要ですね。
SIM ロック解除した iPhone 5でデータ通信ができるようになる方法
ここまでの設定では、データ通信ができません。
試しにブラウザを立ち上げても、
PDP 認証ができません
とエラーが出て、いつまでたってもパケット通信できないのです。
そこでやらなければならないのが、
APN設定です。
APN とは「Access Point Name」の略で、ネットワークのアクセスポイントの名前を意味しますね。
この設定をしない限り「かつてのキャリア」が設定されたままです。
たとえば、 au の iPhone 5ならばAPN設定がauになっているので、設定を変更する必要があるわけです。
ステップ1. ネットワーク設定をリセットする
まずAPN設定を全てリセット。
設定から「一般」、
「リセット」、
「ネットワーク設定をリセット」、
と進み、リセットしましょう。
実行すると iPhone 5が一旦再起動されます。
ステップ2. 構成プロファイルをインストール
格安 SIM ごとに異なる「構成プロファイル」をインストールします。
ここからはお使いの格安 SIM によって異なると思いますが、今回はビックシム(IIJ)の例を紹介します。
IIJ の場合、こちらのページから構成プロファイルをインストールできました。
iOS のバージョンによってファイルは異なります。
自分が使いたいものをインストールしましょう。
Webブラウザ(Safari)を開き、インストールすればオッケーです。
ダウンロードが始まったら許可して、
「次へ」、
プロファイルをインストール。
ここまでの作業が完了すると、 「PDP 設定認証が認証できません」というエラーは消失。
Wi-Fi 接続なしでもデータ通信できます!
下駄でiPhone 5を SIMロック解除しよう!
2016年頃から
キャリア会社に頼めば SIM ロック解除してもらえる
というルールになりました。
ただし、それ以前に発売されていた 「iPhone 5」「 iPhone 5S」は、 SIMロック解除してもらえません。
現状では「自分で」SIMロック解除せねばなりません。
僕自身、下駄でSIM ロック解除をしたのは初めてで緊張の連続。
無茶苦茶心配でしたが、無事に iPhone 5をSIMロック解除できました。
「キャリアに頼らず自分でシムロック解除したい!」
という方は「XSmartKingのSIMロック解除アダプター」がおすすめですよ。
それでは!
Ken