Indesignで出版物を作成していると、
箇条書きを挿入したくなりますよね。
もちろん、Indesignは箇条書きに対応しています。
Indesignで箇条書きを挿入する基本
まずは基本的な方法です。
箇条書きウィンドウを出す
まず箇条書きウィンドウを出しましょう。
段落パネルのタブメニューから「箇条書き」を選択。
リストタイプを選ぶ
箇条書き記号のタイプを選びます。
- 記号
- 自動番号
の2通りから選べます。
前者の「記号」ならば、順不同の記号で箇条書き。
後者の「自動番号」ならば順番のある箇条書きを作成できます(たとえば1、2、3)。
今回は例として、記号のリストの箇条書きを作ってみます。
記号スタイルを適用する
箇条書き記号の種類を指定できます。
例えば「米印」とか「単純な点」とか「矢印」ですね。
デフォルト以外の記号スタイルの追加も可能です。
右の追加ボタンを押すと、特殊記号から好きなものを選べます。
表示を調整する
最後に「記号または自動番号の位置」で、記号とテキストの配置を調整。
設定項目は以下の4つ。
- 揃え
- 左インデント
- 先頭行のインデント
- タブの揃え
これらの数値を適切に動かし、自ら望む箇条書きに仕立てましょう。
箇条書きをやめる
はい、これで基本的な箇条書きを挿入できますね。
がしかし、このままでは、
改行すると永遠に箇条書きが増え続けるではありませんか。
いつかは箇条書きをやめねばなりませんから、箇条書きから脱するときは「コントロールウィンドウ」を使いましょう。
段落形式コントロールに切り替えると、箇条書きコマンドが出てきます。
箇条書きをやめたい時は、この箇条書きコマンドをクリックして選択解除すればいいのです。
コントロールウインドは解除だけではなく、挿入時にも便利です。うまく活用しましょう。
記号に色をつける
時として、箇条書き記号に色をつけたい時もありますよね。
箇条書きウィンドウから「文字スタイル」を選びましょう。
事前に色をつけた文字スタイルを作成し、その文字スタイルを箇条書きに適用するのです。

すると、記号だけにその文字スタイルが適用されます。
例えば、赤を適用した文字スタイルを箇条書きに指定すれば、箇条書きの記号を赤に指定できます。
行間を設定する
また、箇条書の行間コントロールもできます。
そういう時は、箇条書きを選択状態で「段落パネル」へ。
そこの「段落後のアキ」の数値を調整すれば、箇条書きの行間も調整できます。
ぜひお試しください。
それでは!
Ken