InDesign(インデザイン)の使い方は本で学ぼう

電子書籍制作で使えるソフトは多種多様。

ぶっちゃけ、文書作成ツールならなんでも構いません。

WindowsならWordでもいいですし、MacならPagesで作れますから。

 

 

ぼく自身、Pagesで書籍を作ってきましたが、画像や表の挿入で限界を感じたのです。

思った通りに表示されず、最終的にはEPUBの中身を弄らねばなりません。

思った通りに書籍が作れない事態に陥りました。

 

そこで

「もっと細かくコントロールできる書籍制作ツールはないものだろうか・・・・」

と思っていたところ、やはり候補に上がってきたのがAdobeのInDesignです。

 

テキストのみならず、写真、イラスト、図などを美しく配置し、印刷物を制作できるソフト。

活躍範囲は書籍のみならず、雑誌、カタログなど幅広く用いられていますね。

そのためあってか、InDesignをマスターすることは「出版社へのパスポート」と称されるほど。

0ベースから学ぶ必要があり、InDesignの参考書を片っ端から読んでみました。

 

 

InDesignの使い方がわかる書籍まとめ

僕が読んできた勉強本たちを紹介しますね。

 

これからはじめるInDesignの本

手を動かして印刷物を作れる練習帳。

パンフレット、小説(縦書き)、ポスターなど、現実にありそうな印刷物を5つ作ります。

制作に用いる素材は公式サイトからダウンロードできます。

パソコンさえあればInDesignデビューできますね。

とにかく手を動かせるのが特徴で「習うより慣れろコンテンツ」。

この本でInDesignの概要を学べました。

 

よくわかるInDesignの教科書

まさにInDesignの教科書。

出版の専門用語をゼロベースでまとめていて、出版初心者にとってありがたい手厚さ。

例えば、

  • 天アキ
  • ノドアキ
  • 小口アキ
  • 地アキ
  • ノンブル
  • 段組み

の用語の意味とか、

なぜ長さの単位が「Q」とか「H」なのか?

などの疑問を丁寧に解説。

個人的には、EPUBでの書き出し方法が参考になりました。

電子書籍出版へのInDesign活用の手がかりも見せてもらえたのです。

 

InDesign クリエイター養成講座

この本で勉強していて、

「あれ、『よくわかるInDesignの教科書』と大体一緒じゃね・・・・・・・?」

と思ったら著者が同じでした笑

だいたい学ぶことも一緒。

サンプルも似ていたので『よくわかるInDesignの教科書』を読んだ方は吸収できることが少ないかもしれません。

 

ただ、最後に取り組んだサンプルの「取扱説明書」。

これはためになりました。

色々なサンプルを作ってきましたが、製品の説明書をつくるのは初めてだったのです。

図の表現を学べたのが収穫でした。

また、Kindle Unlimitedなら無料で読める本なので、手軽に試せるのもいいです。

 

世界一わかりやすいInDesign操作とデザインの教科書

InDesignのレファレンスとして使いたい一冊。

これまで3冊のInDesign本を読んできて、お腹いっぱいになっていたので飛ばし飛ばし読ませてもらいました。

 

一番良かったのが冒頭でのイントロダクション。

InDesignとイラストレーターの違いをわかりやすく説明してくれていました。

イラストレーターを使えるならば、InDesignはそれほど難しくない、とのこと。

簡単にいってしまうと、InDesignはイラストレーターのロングバージョンなのです。

 

特に解説が手厚かったのはグラフィックス。

ベジェ曲線の使い方から丁解説してくれ、初心者でも出版物にイラストを挿入できそうです。

 

 

InDesignの勉強本は3冊ぐらいがちょうどいい

以上、僕が読んできたInDesignの勉強本たちでした。

3冊目あたりからお腹いっぱいになってきていて、4冊目のテキストを読んでいるときに、

「あ、もう読む必要ないな・・・」

と悟りました。

あとは手を動かすことで「体感値」として学ぶしかありませんね。

 

それでは!

Lin