初心者にも読破できるHTML・CSSの本は!??

こんにちは。この記事を書いてるKenです。

ぼくは今日これまでの人生で、Wordpressを用いて記事を書いてきました。Wordpressはまるで魔法のようです。なぜなら、Microsoftのオフィスワードのような感覚で誰でもどこでも簡単に記事をウェブ記事を作成できるからです。

がしかし、です。Wordpressをただなんとなく取り扱うだけでは限界があります。どうしても「Wordpressっぽい」というサイト観を抜け出すことができないのです。

そこでぼくは決心しました。

HTML 、CSSの知識をまず身につけたろう、と。

html css 本 入門書

そんなどうでもいい決心をしてからHTML&CSSの本(入門レベル)を買いあさりました。もう本屋を荒らしまくりました。ショップ店員と喧嘩もしました。けがもしました。

そしてどうせなら、この本屋を荒らした結果を他のHTML&CSSの初心者の方にシェアしようと思い、立ち上がりました。

題して、

ド初心者でも読破できるHTML&CSSの本(教科書・参考書・入門書)のTOP7

というタイトルで記事を書いてみました。入門書をこれから買おうという方が参考にしてくださると嬉しいです。

ぼくが読破していたった順番でお伝えしますね。つまり、簡単なHTML&CSSの本から紹介していっちゃいます!

 

 

HTML&CSS対応、超初心者むけの本たち

さて、まずは超初心者の方にオススメしたいHTMLの参考書です。ぼくはこの教科書を読むまでHTMLの「え」の字も知らない状態。と、というか、HTMLの読み方すらわからない。そんなひよっこでした。

 

本1.  「スラスラわかる HTML&CSSのきほん」

HTMLとCSSを最初に学ぶ初心者の方に読んで欲しい本です。「くじらカフェ」という仮想世界に存在するカフェのウェブサイトを創りながら、HTMLとCSSの基礎を学んでいきます。実際に手を動かしながら学べるところがいいですよね。サイト制作に用いる文書や画像などのコンテンツはすべて公式ウェブサイトからダウンロードできるので安心してくださいね。

ちょうど内容の半分がHTML、後半がCSSを学べるように設計されています。この本の最大の特徴は図の多さ。HTMLの基本である要素と属性の違いを説明する際にも、大きな図を用いてゆっくり丁寧に教えてくれます。

 

本2.  「はじめてのHTML + CSS」

このHTMLの本も実際に手を動かしながら基礎を学んでいくタイプです。「ウェブサンプル会社」という架空の企業用ホームページを作成していきます。サイト制作で用いる画像や動画はサンプルとしてダウンロードすることができるのでご安心を。

この本の最大の特徴は、そのシンプルさと明快さ。HTMLとCSSを学ぶ上で必要なことを詰め込むことはもちろん、学びを妨げる要素は皆無です。超合理的なHTML学びの書、と呼ぶことができます。その証拠に、この本で用いる文書コンテンツはすべて「あいうえお、あいうえお・・・・」の繰り返し、という退屈な文書です。これには著者の合理性が反映されています。また、この参考書ではHTMLとCSSを同時並行で学んでいきます。このマルチ勉強法にも関わらず、教え方がむちゃくちゃうまいのです。2つの言語を素早く丁寧に吸収することができますぜ。

 

本3. 「 HTML演習 HTML5対応版」

Webサイト構築に必須の知識であるHTML、 CSS、 JavaScriptの基礎中の基礎が学べる一冊。この本の最大の特徴はなんと言っても演習形式になっているところです。各節ごとに「確認問題」が設置されているため、自分が本当に理解できたかを確かめながら学習することができます。また、章の終わりには「演習問題」というガイドほぼなしでコードを書く問題が用意されています。実際に手を動かしながら学べるところが魅力的ですね。

ただ、この本の欠点はサンプルファイルが用意されていないことです。そのため、自分で練習用Webサイトで利用する画像や文章を調達せねばなりません。困ったのでぼくはデスクトップに散乱しているいかがわしい画像などを利用せざるを得ませんでしたね笑 まったく、困ったものです。

 

本4. 「演習 Webプログラミング入門」

ものすごく教科書っぽい教科書です(笑)

HTML・CSS・JavaScriptの3つの言語を丁寧に解説してくれています。この本の特徴は、「読者がHTMLなどに実際に触れやすいように構成が設計されている点」です。たとえば、一つの新しい知識を説明する際、この教科書では「知識+実例+練習問題」という順番で解説してくれています。そのため、まったくHTMLやCSSの知識がない初心者の方でも童貞の方でも優しく読み進めることができます。ぜったいに挫折させないような構成。それゆえに、今ままでで一番HTML・CSSの教科書っぽい教科書と言っているわけです笑

あ、あと、HTML・CSSの知識だけでなく、WEBサイトに機能を付け加える言語であるJavaScriptもついでに学べますよ!JavaScriptに入門してみたいという方もぜひ手にとってみてくださいね。

 

本5.  「作りながら学ぶ HTML/CSSデザインの教科書」

表題の通り、実際にウェブサイトを作りながらHTMLとCSSを学ぶことができる教科書。二人の共著者の方が女性であるためか、サンプルサイトが可愛いのが特徴です笑

この参考書を読みながら感じたのは、

HTML5とCSS3にフォーカスを当ててていること

です。2014年勧告となる最新のHTMLに対応するため、他の教科書が触れていないタグについて多く言及されていました。たとえば、articleタグ、navタグ・・・などなどです。もちろん、他の教科書でも説明はあります。ただ、この参考書が最も実践的にHTML5を取り込んでいました。

また、内容は至ってシンプルです。読者の気を散らすようなギャグもない。飢えた男どもの気をひくセクシーな画像もない。タンタンとHTMLとCSSの解説が続いていきます。この読みやすさから、1冊目か2冊目の教科書として選ばれることをおすすめします!

 

HTMLとCSSの準初級者向けの本たち

さて、お次はHTMLとCSSをある程度かじった方々におすすめしたい本です。ここで紹介する本たちは「初心者向けの教科書」という文句で売り出しています。がしかし、実際の内容はちょっと難しいものばかりです。それではさっそく紹介していきましょう。

 

本6.  「HTML5+CSS3の新しい教科書」

この本のコンテンツの中心は座学。ぶっちゃけあまり手を動かしません。実際に自分でHTMLとCSSのコーディングをしてみるのではありません。代わりに、多くの種類のHTML・CSSの要素やタグを学ぶことができます。ぼくは実際に手を動かしながら学びたかったので、強引に自分でHTMLとCSSのファイルを作りながら学んでいきました。

また、この本がターゲットにしている読者はウェブデザイナーです。そのため、ウェブデザインの基本中の基本事項から、役に立つCSSジェネレーターツールまで紹介してくれています。そういった意味で準中級者向けの一冊です。

 

本7. 「HTML&CSS標準デザイン講座」

この本のシリーズの売り文句である「やさしいけど本格派!」という感想がしっくりきます。HTML・CSSの初心者にも読み進められるように簡単に説明されていますが、グイグイ進んでいきます。この参考書を終えたころに気づけば力がついていた。そんな教科書です。

HTML・CSSの知識の座学はもちろんのこと、実際にウェブサイトを構築しながら学んでいくことができますよ。たしか、猫の紹介のブログでしたね笑 もちろん、猫好きじゃなくて犬好きにだって対応しているのでご安心を。

 

本8. 「スタートアップHTML5」

HTML5, CSS, JavaScriptというウェブ制作に必須な3技能を一気に学べる一冊。ただ、その内容は決して初心者向けではありません。なぜなら、解説している文章量が圧倒的に少ないからです。そのため、ぼくのような丸腰のHTML初心者がいきなり手にとると痛い目をみます。

幼気な初心者だったぼくでも、最初のHTMLとCSSの知識解説セクションはまだついていくことができました。しかし、JavaScriptはまだ本格的に勉強していない状態だったため、訳のわからぬまま終了してしまったのです。そして、この本の5割はJavaScriptの知識が必要な内容です。したがって、この本はHTML, CSS, JavaScriptのいずれの基本を習得している準中級者の方におすすめですね。

 

本9. 「HTML/XHTML&スタイルシートデザインブック」

HTML・CSSの実践的なデザインのノウハウを習得できる一冊。付属のCD-ROMに収録されているサンプルファイルをもとに自分でウェブサイトを作成しながらHTMLとCSSの基礎を学ぶことができます。ただ、HTMLやCSSの基礎的な知識に関する解説は皆無です。淡々とデザインの実例と方法が記されているだけです。したがって、この書籍はHTMLの基礎知識をすでに他の本で吸収した方におすすめです。1段組み、2段組み、3段組み、ボックスという4パターンのデザイン方法をくまなく学べますよ。強いて言うなら、ちょっとデザイン方法が同じことの繰り返しで詰まらなかったですね笑

 

本10.  「現場のプロから学ぶXHTML+CSS」

7人のマークアップ言語のプロたちが書いた一冊。ウェブの制作現場ですぐに使える知識をXHTML、CSS、JavaScriptの3つの言語について解説しています。この本の特徴は、HTMLやCSSの知識を座学的に習得することにフォーカスしている点です。マークアップ言語に関する解説はすこぶるわかりやすいのですが、なにせ実例が少ない。そのため、実際に手を動かしながら覚えるというよりは、実際にHTML・CSSを動かしたことがある方が技術をより高める、より体系的に理解するという用途に適しています。腕を動かして知識を定着させたい初級者から中級者の方におすすめしたい一冊ですね。

一番役に立つコンテンツは第九章の「CSSのトラブルシューティングコンテンツ」です。なにかウェブ制作の段階で思い通りに行かないことがあったら参考にできる内容。ウェブデザインに携わる方なら本棚に保存しておきたい本です。

 

 ふう、もうHTMLとCSSの本は読みとうないわ

この記事を書くために数々のHTML/CSS勉強本を読みあさってきました。この悲しい努力が世のためになる。多くのHTML/CSS初心者の方々の学習のアシストになることを夢見ています。

これからもスキルアップを目指してHTML・CSSの教科書を読みあさっていきましょう!あ、ぼくはもういいです。正直、飽きました笑

それでは!

Ken Sawai

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