先日、HSK4級を受験してきたんですが、うっかり、大ミスを犯しそうになりました。
それは、
回答の順番を間違える
という過ちです。
『HSK公認テキスト4級』によると、HSK4級では次の解答用紙を使用します。
うん、間違いなく本番でも同じ解答用紙でした。
一見「ありふれた解答用紙」に見えますが、油断することなかれ。
実はこの解答用紙、
回答の順番
に注意が必要です。
左書きになれた日本人の感性からすると、
左から右へ進み、右端までいったら下の行へ
という順番で回答したくなりますよね。
しかしながら、HSKの解答用紙では、次の順番で回答します。
左から右に移動しつつも、縦書きなのです。
下図のように「波打つ軌跡」を描きます。
日本語の縦書きなら「右から左への移動」が習慣です。
日本語話者ならばこの回答順に違和感を感じ取り、うっかりすると回答場所を間違えるでしょう。
例えば、12の回答を16に書いてしまう、という悲劇が起こり得るんです。
以上のように、HSKの解答用紙は回答順が少々トリッキーです。
うっかり悲劇を起こさぬよう、ご注意ください。
それでは!
Ken