「HSK」といえば、中国政府の教育部(日本では文部科学省にあたる)が直営する政府公認テスト。

「政府公認」とだけあって、日本でも、いや、世界中で受検されている試験です。

公式情報によると

875カ所以上、118の国と地域

で受検されているようです。

 

さて、HSKは「検定」タイプの試験なので合否判定が下されます。

受検したらもちろん、

テストに合格できたか

という「合格発表」が待ち遠しくなるでしょう。

 

わたし自身、2020年12月6日にHSK4級口试初級を受検してきました。

受検してからずっと、ソワソワしっぱなし。

合格発表が今か今かと待ち遠しく、この1ヶ月はHSKで頭がいっぱいでした。

そんなこんなで、つい先ほど、合格発表を閲覧できましたので、今日はそのHSKの合否確認方法を紹介します。

 

HSK合格発表はいつ?

HSKの合格発表はいつでしょうか。

「受検票に」その答えは書かれていました。

「准考证号」は公式サイトでの成績照会の際に入力する番号です。(HSK試験日の約1ヶ月後〜)

成績報告は試験日より約2ヶ月後に郵送致します。

 

これをまとめると、

  • テストから約1ヶ月後 → オンラインで確認可能
  • テストから2ヶ月後 → 紙タイプの成績報告書が郵送

となります。

例えば、2020年12月6日に受検した場合、1ヶ月後の2021年1月6日にオンラインで確認できるはず。

そして、2ヶ月後の2021年2月6日には紙の成績表が自宅へ送られてくるのです。

 

HSK合格結果を確認する2つの方法

順番に、これらの発表方法を紹介しますよ。

 

オンラインで合否を確認

まずオンラインで確認する方法。

試験から約1ヶ月後、オンライン合否確認できます。

ただし、あくまでも「約」1ヶ月後ですので「ぴったり」1ヶ月後ではありません。

「いつ何時に発表されるか」は定かではないのです。

それでは、いつ合否確認できるかというと、HSKのウェブサイトトップページの「お知らせ」をご覧ください。

 

新着情報が更新されまして、次の見出しが出ていれば合格発表を閲覧できるでしょう。

20xx年–月-日試験の成績照会について
20xx年–月-日試験の成績照会を開始いたしました。

成績照会ページからご覧になれます。

 

わたしの場合、2020年12月6日に受検。

その1ヶ月後ぴったりの2021年1月6日にパソコンの前に貼り付き、サイトページを更新しまくってみましたが、なかなか発表されませんでした。

そのため、1月6日は諦め、翌日1月7日に確認したところ、合格発表を閲覧できました。

合格発表スタートの合図は運営者側からありません。

あくまでも自分で察知するしかないのです。

 

さて。

オンラインの合格発表ですが、まずは成績照会のページにアクセス。

 

 

受検票に書かれている「准考证号」を入力。

打つのは正直面倒くさいですが、この山を乗り越えると合格発表が見えてきます。

「准考证号」は1試験ごとに割り当てられる番号です。同じ受検日に2つ以上受検した方は別々の番号が必要です。

 

「姓名」は受検票に書かれている名前通り記入しましょう。

ただ、日本姓名の場合、

姓と名の間にスペースを空けるか否か

で迷うかもしれません。

 

そういう心配性の方に朗報なのは、

どっちでもいい

ということ。

例えば「田中太郎」さんならば「田中」と「太郎」の間にスペースを空けようが空けまいが、成績照会できるのです。

ちなみに、空白スペースは「全角」でも「半角」でもどちらでもOK。

 

ただし、偽名ではNGでした。

あくまでも受検票に書かれた「姓名」を入力しましょう。

 

無事に

  • 准考证号
  • 姓名

が合致すると、以下の成績表が出てきます。

各パートのスコア、総合得点、そして合格判定がてんこ盛り。

これぞ、待ち望んでいた合否発表でございます。

5級・6級は合否判定が出ないのでご了承ください。

 

紙タイプ「成績報告」による合格発表

本番から約2ヶ月後に成績証が自宅に送られてきます。

具体的にいうと「成绩报告专用袋」と書かれた袋に

A4用紙(固め)が入っていることでしょう。

わたしの場合、2020年12月6日に受検し、2021年2月4日に届きました。

 

何を隠そう、こいつが「成績報告」という紙です。

4級の受検者ならば「HSK(四級)成绩报告」というタイトルが付いています。

ちなみに英語ならば

Examination Score Report

ですけどね。

 

それでは一体、この「成績報告」の何が凄いのでしょうか?

じつは「オンラインでは確認できなかった新情報」を知りえるんです。

それは、ズバリ

パーセンタイルランク

ただし、スピーキングテストは非対応でスコアのみ

 

「全受検者のうち、上位何%に相当するスコアを叩き出したのか」という相対的な立ち位置が見えてきます。

100%は全受検者中の100%、つまりトップに君臨するプレイヤー。

逆に0%は最下位、つまりビリ欠です。

だから言ってしまえば、

パーセンタイルランクが高いほど相対的にスコアが高いことになります。

 

ちなみにわたしの場合、HSK4級で273点。

成績報告のパーセンタイルをみると、

「90〜99%のグループ」に属しておりました。

 

最高です。

かつて不合格でボコボコにされた過去あがあるだけ、リベンジした甲斐がありました。

 

このように、2ヶ月後に届く「成績報告」を活用すればオンライン発表からさらに一歩踏み込んだ結果を得られます。

つまりは「本当の中国語レベル」が見えてきます。

合否結果を元に、次の級数にチャレンジするもよし、同じ級数にリベンジするもよし、です。

日々、中国語の鍛錬を続けていきましょう。

 

それでは!

Ken