Herokuアプリのドメインは自分で決めたい!
HerokuでRailsアプリをデプロイするのは超簡単。
黙って、
$ git add . $ git commit -m "memo" $ git push heroku master
の3行をコマンドラインへ打ち込めばいいのですから。
しかしながら、Herokuアプリのドメインはイケていませんね?
アプリ名.herokuapp.com
なので、全世界に「Herokuユーザー」であることがバレちゃいます。
あと、ちょっとドメイン名が長いですよね。もしアプリ名が「freeesworder」だったら、
freesworder.herokuapp.com
になりますから。
できればHeroku仕様のドメインではなく、自分で取得したオリジナルの「独自ドメイン」を使いたいところですね。
Herokuで独自ドメインを使う方法
調べてトライしたところ、そこまで難しくありませんでした。
Heroku初心者の僕でもできたその方法を紹介しましょう。
ドメインを取得
まず独自ドメインを取得から。
僕はブログでもお世話になっているお名前.comを使いましたよ。
ドメイン選びをコツは、
取得料だけやなく、更新料もチェックする
ということ。
安いドメインに見えても、更新料はバカ高いものもあるのでご注意くださいませ。
>>詳しくは「ドメインの選び方」へ

Herokuでドメイン設定
Herokuでドメイン設定。
トップページからHerokuアプリを選んで、
Settings
から
Domains
へと進み、
Add Domain
をクリック。
ドメイン名を記入し、
「Next」へ進めばオッケーです。
すると「DNS Target」がでてくるので、そちらをコピー。
DNSレコードを設定する
お次はドメイン側の設定です。
お名前.comのドメイン一覧から「DNS設定」を選んで、
DNSレコードを利用
をクリック。
そこで3つの項目を記入します。
- ホスト名:www
- VALUE:DNS Target(さっきコピーしたやつ)
- TYPE:CNAME
このように設定したら追加して保存。
これで独自ドメインの設定完了です。
反映までちょっと時間をかかるので少々お待ちを。
SSL化
ただし、これだけでは「httpのサイト」になってしまいます。
なんとかしてセキュアな「https」に変更できないでしょうか?
ありがたいことに、
HerokuならSSL化が「超」簡単です。
ただし「金」はかかりますけどね。
なんせ、無料プランのHerokuではSSL化に対応していませんから。
有料の「Hobby以上の会員」にならないとSSL化はできないのです。
ちなみに、HerokuのHobby会員は「月額7ドル」。
これまで無料会員で粘ってきましたが、SSL化を実証するために「Hobby会員」になってみました。
その上で独自ドメインの設定をします。
同じアプリ画面から
Settings
と進み、
SSL Certificates
で
Configure SSL
をクリック。
その中の
Automatic Cetificate Management
にチェックを入れて「Next」へ進みます。
たったこれだけでSSL化できちゃうのですね。
いやー素晴らしいです。
Herokuアプリに独自ドメインなんて、遠い先の未来かと思っていましたが、これほどあっさりとは驚きです。
Herokuにデプロイした方は独自ドメインの設定、ついでにSSL化まででチャレンジしてみましょう。
それでは!
Lin
【参考記事】