スマホを振っただけでタクシーが来るだと・・・・!? 最近、タクシーアプリでの移動にハマっていて、この最新のテクノロジーを使うことで 移動時間の削減に成功しています。 結果的に、移動時間を有効活用できるようになり、こなせる仕事の量が増えてきましたね。 今日は新たなタクシーアプリである フルクル を使ってみました。 [blogcard url="https://www.km-group.co.jp/fulcul/"] 今日はそのフルクルの概要と体験談を交えた使い方、感想を書いておきたいと思います。
フルクルとはどんなアプリなのか?
フルクルは、ずばり、 スマホを振ったら自分の位置が空車のタクシードライバーに伝わる というアプリです。 公式ページによると、 周辺500 mにいるタクシーに自分の位置を通知できるらしいです。 スマホを振ると、空車タクシーのカーナビに通知がいき、自分の位置をアピールできるみたいです。 ただ、「自分の現在地をアピールする」だけなので、実際にタクシーが来てくれるかはドライバー次第。 「迎車」ではないので、迎車料金が不要でアプリの利用料金はタダです。 また、対応エリアは2019年6月3日の時点で、 東京23区+三鷹市+武蔵野市 みたいですよ。スマホを振るだけでいい!フルクルの使い方
ってことで、フルクルのアプリを使ってみましたので、体験談を交えながら使い方を紹介していきますね。土曜日の夜の新宿エリアでフルクルを使ってみましたよ
アプリをインストールする
アプリをインストールしておきましょう。


スマホを振る
アプリを開くと、現在地付近の地図が表示されると思います。

タクシーを呼び止める
後はタクシーを呼び止めるだけです。
タクシーを止めるというボタンがあるので、押してやるだけ。



タクシーが来ない、通り過ぎる笑
リアルタイムでタクシーの位置が確認できるので、自分の位置に来たらと思ったらタクシーを呼び止めます。 しかしながら、 僕は全くタクシーを呼び止めることができませんでした。 「なかなか来ないなあ」 と思って待っていました。 「あっ、ようやく来たかな」 と思ったら普通にタクシーが通過。 スマホを掲げていましたが、タクシーは2〜3台通り過ぎてしまいました。 「おいおいオイ!どうなってん!?」 あまりにも自分の存在が認知されていなさすぎて焦り始め、反対側の車線に移ってみました。 気を取り直し、もう一度フルクルのアプリを立ち上げて、ディスプレイを見せて突っ立っていたところ、 ようやく一台のタクシーが止まってくれました。 ふう。タクシーに乗る
タクシーに早速乗ってみました。 やはりに中は普通のタクシー。 運転席をちらっと見たところ、スマホもなければナビも普通のようでした。 あまりにも普通すぎたので疑問に思い、 「僕、フルクルを使ってタクシーを呼べたんですよね?」 と聞いてみたところ、 「いや、普通に拾っただけだよ。アプリとか知らんわ」 と言われてしまいました。 フルクル関係ないんかい笑! おそらく、このタクシードライバーは、フルクルアプリの「タクシーを呼び止める画面」を見たのではなく、 スマホを持って手を上げている僕 を見たんでしょうね。 なにはともあれ、タクシーに乗れたので結果オーライです。 タクシーに無事に乗れたら、先ほどの画面で乗車 OKを押せばいいです。

タクシーから降りる
フルクルはオンライン決済に対応していないので、 普通のタクシーと同じように車内決済になります。 降りる時に現金で支払ってもいいですし、 PASMO や Suica などの交通系電子マネーでも OK。 クレジットカードでも大丈夫です。 ただ、普通のタクシーを同様に、目的地に着くまで金額がわからないので、ドキドキしながら乗ることになります。フルクルのアプリを使ってみた感想
最後にフルクルを使ってみた感想を書いときますね。コンセプトは面白いけど乗るのが難しい
「スマホを振ったらタクシーが来る」 なんて聞いただけでも面白いですが、まだまだ改善の余地がありそうです。 現状、フルクルはスマホを振って自分の位置をアピールしただけになってしまいます。 そのため、タクシーが実際に来てくれるかは別問題。 しかも、スマホを持って手をあげることになるので、はたから見れば、 普通に流しのタクシーを待っているのと同じです笑 ぶっちゃけ、フルクルがあってもなくても変わんないと思います。タクシーの密度が少ないところで重宝しそう
ただ、フルクルは タクシーの密度が少ない場所で利用すると活きてくると思いました。 今回、僕は新宿の繁華街でしかも土曜の夜、というタクシーが多い時間帯に使ったのがいけませんでした。 結局、非フルクルタクシーに乗ってしまいましたからね。 タクシーの密度が少ない繁華街から離れた場所で使うと、タクシーをうまく呼び寄せられることができるんじゃないかと思います。迎車料金は不要
このアプリの魅力は迎車料金が不用ということでしょうね。 フルクルは、自分の現在位置をタクシーのドライバーにアピールできるだけなので「迎車」ではありません。 ドライバーとの間に何の契約も発生していないので、ドライバーの気分次第で来る来ないが決まってくるわけです。 つまり、いくらスマホを振っても迎車料金はかからない代わりに、 タクシーに乗れるか保証はない ということになります。 すべて運次第というところがあります。車内決裁が面倒
また、フルクルはオンライン決済に対応していません。 仮に、フルクル経由でタクシーに乗れたとしても、普通のタクシーと同じように車内で乗車料金を払うことになります。 タクシーから降りる時に現金もしくはクレジットカード、電子マネーで乗車料金を払うことになるのです。 アプリを使うことで支払いの手間が省けているわけではなく、そんなに便利感はないと思います。フルクルはタクシーを捕まえるのがむずい
という感じで、フルクルは面白いコンセプトでありながら、まだまだ不便なところはあります。 迎車ではないので、タクシーが実際にくるかわからないですし、タクシーの呼び止め方もしっくりきません。 ただ、タクシーの密度が少ないところで、 タクシーをおびき寄せる という用途で活躍しそうです。