Fitbitの種類増えすぎ!笑
スマートウォッチのFitbitのご存知ですか?
このデバイスを使えば、心拍数・活動量を把握したり、睡眠中につければ睡眠の質なども計測できてたります。
健康オタクにはたまらないデバイスですね。
じつはこのFitbit、2013年に発売されてからメキメキと種類を増やしていて、
2019年5月現在では、
17種類も存在しているみたいです!
僕自身、2016年にFitbit Blaze を購入し、その時にFitbitの比較の記事を書いたのですが、どんどん種類が増えていき頻繁に更新しなければなりませんでした。


あまりにも増えすぎて、正直カオスになっていてFitbitをよく理解している自負していたぼくも、今ではよくわからなくなってきてます笑
今日は、このFitbitの種類を整理するために、
Fitbitの進化年表
を作ってみました。
Fitbitの種類を大まかに整理してみた
2013年から2019年までに発売されたFitbitのデバイスを見てみると、次の5つのタイプにわかれることがわかりました。
1. 万歩計型
2013年に発売された初期のタイプは万歩計型でした。
種類は
- Fitbit Zip
- Fitbit One
の2つ。
2013年に同時発売されたもので、万歩計の形をしています。
- 歩数
- 移動距離
- 消費カロリー
を計測できました。
Fitbit Oneの方が Fitbit Zipよりも機能が多く、Oneには睡眠トラック機能が付いていましたね。
Fitbitの歴史はここから始まったのです。
2. リストバンドタイプ
2014年に発売されたのが リストバンド型のFitbit。
手首に巻くFitbitデバイスです。
ディスプレイがついておらず、リストバンドを巻いてるような感覚で楽しめるようになりました。
2014年に発売されたのは「Flex」ですね。
腕時計やミサンガのように着用できるようになったのが大きかったですね、
さらに大きな変化は2016年に訪れます。
Flexの進化バージョンのFlex2が発売されたのです。
Flexに「防水」と「通知」という新機能が加わったリストバンドタイプになります。
3. 小さいディスプレイつき
続いて出てきたのが「小さなディスプレイ」がついているリストバンド型。
2016年のFitbit Alta が初期モデルになりました。
腕時計として着用しながら健康管理できるようになった革命的なデバイスだったと思います。
さらに、2017年になると、心拍数を計測できる Alta HR が発売。
計測データの種類が増えたのが新しかったと思います。
そして2019年、この系統で新しいデバイスが発売されました。
Fitbit Inspireというものです。
名前こそ違いますがコンセプトはだいたい一緒。
Inspireには防水機能が付いていて、水泳中でもつけられるのが革命的だと思います。
後はソフトウェアが進化していて、計測できる項目が増えている点がありますね。
また、注目したいのが 子供用の Fitbit の誕生。
2018年にFitbit Aceというタイプが発売され、これはAltaを子供向けに改良したようなモデル。
計測項目は少なくなるものの、Altaより手頃な値段で子供用にFitbitデバイスを揃えられるようになりました。
3. 中ディスプレイのFitbit
続いて、新しい系統としてできたのが、
「中くらいのディスプレイ」がついたリスト型のデバイス。
2015年に発売された Charge HR というデバイスが先駆けでした。
時計機能はもちろん、心拍数も計測できる代物でした。
さらに翌年の2016年には、Charge2 が発売されました。
これは GPS 機能と通知機能がついたタイプで、ディスプレイも少し大きくなりました。
さらに2018年、Charge3という最新機種が発売されました。
防水機能が付いて水泳中で使えることはもちろん、バッテリーの寿命が延びたり、アルミニウム素材を採用。
耐久性と軽量性が上がったり、細かいアップデートがあったみたいです。
時計型のFitbit
最後のタイプが時計型のFitbit。
2016年に発売された
- Fitbit Blaze
- Fitbit Surge
から始まりました。
BlazeとSurgeの違いは GPS が内蔵されているかの違いだったのですが、GPS内蔵のSurgeが一番高級タイプとされていました。
しかしながら、2018年に革命が起きました。
それは、
Fitbit Ionic
の発売ですね。
2018に発売されたモデルで、BlazeとSurgeのいいとこ取りをしたようなタイプ。
防水機能もついていますし、 GPS も内蔵されていてソフトウェアも格段に進化している神のようなFitbitデバイスが登場したのです。
その後に追いかけるように発売されたのがFitbit Versa。
Ionicの最強の機能を少しカットした廉価版の Fitbitで、おしゃれなデザインを目指しているような印象を受けました。
バンドの種類もファショナブルなものが増えていて変えられるようになっていました。
具体的にIonicと比べてカットされた機能は、
GPS内蔵
という機能。スマホと連携すればGPS接続できるので、まあこれはなくてもいいかといった印象。
さらに、2019年には
Fitbit Versa ライトエディション(通称Fitbit VersaLite)
が発売されました。
2018年に発売されたFitbit Versa の機能をちょっと削ったタイプで、
- Fitbit Pay
- 水泳のラップ機能
- 登った階段数
- 音楽再生
などが削ぎ取られました。
ただ、選べるカラーが増えて、よりファッション性が追求されています。
Fitbit進化年表を作ってみてわかったこと
以上がFitbitの大まかな歴史でした。
Fitbit の発売された状況を年表に整理してみるとこのようになりますね↓
こうやって整理してみると、
時計らしさを押し出したデバイスが生き残っている
という事実が浮かび上がってきます。
万歩計型など日常的に使いにくいものは淘汰されていますね。
ディスプレイがあるのは最低条件になっていて、時計として使えるのが必要最低限なのかもしれません。
また、2019年のトレンドは、
つけすぎた高機能がどんどん外されている
ということ。これはIonicからVersa、ライトエディションへの回帰から感じ取れます。
もしかしたらFitbitはデバイスの値段を下げようとしていて、中華系の安い健康管理デバイスに対抗しているのかも。
あとは防水機能がデフォルトになってきていること。
2018~2019年に発売された
- Charge3
- Ionic
- Versa
- Inspire
- Versaライトエディション
はすべて防水機能がついていて、水泳中もつけられるようになっています。
まるでこの流れはスマートフォンの進化と同じで、風呂でも使えるように防水機能が付いてきた歴史を思い出しました。
今後はどうなっていくかわかりませんが、僕自身、Fitbit Blaze を毎日つけて生活しているFitbit愛好者なので、今後もFitbitの動向はウォッチしていきたいと思います。
追記:2019年9月24日にFitbit Versa 2を発売
いやあ、出ちゃいましたね。Fitbitの新型。
2019年9月24日に新しいfitbitデバイスが誕生しました。
その名も「Fitbit Versa 2」。
Fitbit Versaから進化したデバイスになります。
Fitbit進化年表は次のようにアップデートしなければなりませんね。
なにが進化したかっていうと、
- Amazon Alexa搭載
- ディスプレイ常時表示モード
- バッテリーの寿命が5日に伸びる
- スクリーンにAMOLED採用(見やすくなった)
の4点。
やはり一番大きいのがAmazon Alexaの搭載でしょうね。
スマホと連携させれば、Fitbit上でスマートアシスタントのAlexaと会話できちゃいます。もちろん日本語で。
これはFitbitがアップルウォッチのSiriに対抗しているようにも見えます。
おそらく、Fitbitの進化は止むことなく今後も大量のデバイスが出てくるでしょう。
年表を更新しながら見守っていきたいと思います。
それでは!
Ken