映画「エリン・ブロコビッチ」の評価

得点 80点
ジャンル キャリアウーマンのしあがり系
活用シーン しんみり家でDVD鑑賞
推奨鑑賞人数 1人






 

映画「エリン・ブロコビッチ」のあらすじ・ネタバレ

舞台はとある現代のアメリカ。

とある州にシングルマザーのエリンブロコビッチがいました。

3人の子供を抱えるシングルマザーで、職を探すも、経験不足という理由から採用されない日々が続きました。

 

そんなある日、面接の帰り道に交通事故にあってしまい、裁判沙汰になってしまったのです。

弁護人は、ベテランの弁護士エドワードが担当しました。

結果的に裁判では負けてしまうのですが、どうしても職を得たかったブロコビッチはエドワードに職をくれと頼みます。

ブロコビッチがかわいそうで、かつ、しつこかったのでエドワードは一時的に試用期間としてブロコビッチを雇うことを約束。

こうしてブロコビッチは未経験のまま法律事務所で働くことになりました。

しかし誰も指導してくれず、自分で行動し、勉強する必要があったのです。

 

※以下、ネタバレ※

 

 

彼女はひとつの案件のに目をつけます。

不動産関係のものだったのですが、なぜか不動産の書類に健康状態を示すレポートが挟んであったので疑問に思いました。

調査を進めるに連れて、大手のガス会社がガス採掘の際に発生する有害な「六価クロム」という物質を井戸水に垂れ流していることを突きとめたのです。

この証拠を見つけたブロコビッチはエドワードに頼み込み、大手企業を相手に訴訟を起こします。

 

被害にあった住民を味方につけるために訪問したり説得したり大忙しの日々を送っていました。

ようやく彼女の努力が実り、大手ガス会社が和解金を提示してきました。

その額は、なんと3億3000万ドル。

アメリカの史上最大の巨額の和解金を勝ち取ることができました。

こうして実績を作ったブロコビッチは、無事に試用期間ではなく、エドワードの事務所で働くことができたのでした。

しかも高額の賞与受け取り、シングルマザーの貧困の生活から抜け出すことに成功したのでしたとさ。

 

THE END

 

映画「エリン・ブロコビッチ」の感想

シングルマザーがガッツと頭の切れ味を活かして、法業界という未経験のままのし上がっていく様が描かれています。

印象に残ったのはブロコビッチがお金を忘れて、正義のために仕事に熱中する姿です。

結果的に訴訟に勝ち、さらに、これまでにないほどの高給料を手にすることになります。

お金のことを途中まで気にしていたのに、仕事に熱中しすぎて忘れた頃にお金はついてきました。

 

世の中のお金持ちというのは、お金を追い求めてリッチになったのではない。

何か情熱を傾けられるものを自然に大きくした結果、お金を得ているのかなと一人しみじみと思いました。

働くすべての女性、また男性でも誰でもいいですが、働くすべての人におすすめで、ブロコビッチの仕事に対する情熱に要注目です。

 

それでは!

Ken