先日、環境社会検定試験(eco検定)を受験し、無事に一発合格。

総合スコア84点、合格ライン70点を14点上回る、まずまずといった成績で終えられたのです。

これまでの人生において、全く環境について学習してこなかった身でありまして、試験前はクソ不安でございましたが、なんとか無事に合格。

そして、0からの独学だったので、自分なりの勉強方法を見出せました。

 

eco検定(環境社会検定試験)一発合格勉強法

ここでは、そんなわたしのeco検定の勉強方法を紹介します。

 

学習期間

eco検定対策にかけられた期間は2週間。

公式情報によると、他受験者たちは、

合格者の約70%が「2ヶ月以内」の学習時間を設けたいた

とのこと。わたしもそれぐらい準備期間を取りたかったのですが、同時期に試験が重なっていたこともあり、止むを得ず2週間で準備することに。

ただ、今回学習してみて思ったのは、

eco検定には2週間で十分ということ。

いやむしろ、2週間という短期決戦だからこそ、緊張感を保ったままテスト本番を迎えられたのではないかと振り返ります。

 

使用したテキスト

今回活用したテキストは、次の2冊です。

  • 環境社会検定試験eco検定公式テキスト
  • 環境社会検定試験eco検定公式過去・模擬問題集

はい、どちらも公式の「東京商工会議所」による参考書です。

もちろん、公式ではない出版社による書籍もいくつか存在していました。

しかし、大型書店に出向き、パラパラと複数書籍を物色した結果、わかりづらさは一様で、公式テキストと大差ありませんでした。

そのような経緯があり、

いっそ公式の書籍で固めよう

と決断したのです。

 

勉強方法

さて、上の2冊をどのように活用したのでしょうか。

わたしが実践したのは

過去問演習を活用したアウトプット中心学習

でした。

言葉を言い換えれば、これはつまり、

いきなり過去問を解きながら学習する方法です。

 

過去問演習に重きを置くようになったのは、公式テキストの重要語句の多さが1つの要因でした。

公式テキストを購入し、パラパラと大まかな内容を把握したのですが、その際、

太字強調があまりにも多すぎる

と気づいたのです。

 

公式テキストを正面から読んだだけでは「どのキーワードが出やすいのか」分かりづらいったらありゃしません。

ほぼすべての太字がテストに出る幻覚が生じ始めていました。

 

しかも、不幸なことに、eco検定テキストに掲載された太字は夥しく、カタカナばかり。しかも、英語の略字まで溢れています。

これでは、公式テキストを頭からケツまで読んでいては1年はかかる、と悟ってしまったのです。

 

そこで、過去問を中心としたアウトプットに重きを置いた学習にシフト。

まず、公式テキストをとりあえず1周します。

1周といっても、内容を大まかに把握するだけ。

各チャプターに設けられた見出し、太字に目を通して、パラパラとめくるだけです。

この1周目を10〜20分で済ませたら、すぐに公式の過去問演習を始めます。

 

いきなり過去問演習をするので、当然間違える問題も多いでしょう。

しかし、間違えたら公式テキストで都度復習する方式を採用します。

 

ありがたいことに公式の過去問題集には、公式テキストの対象ページが解説で記されております。

例えば、

ダイオキシン  【復習 テキストP163】

というように。

この特性がゆえ、つまずいた問題はすぐに公式テキストで内容を復習できるのです。

 

それに加え、公式テキストは「索引」が発達しています。

まるで辞書のように用語を検索できるため、過去問で登場した情報はほぼすべて公式テキストに載っている、と考えていいでしょう。

 

以上のように、

  • 用語の網羅性
  • 索引の機能性
  • 過去問との対応

という3点から『環境社会検定試験eco検定公式テキスト』『環境社会検定試験eco検定公式過去・模擬問題集』で正解だった、と振り返ります。

 

そして、わたしが個人的に進めたのが「キーワードの保存」です。

過去問題集で出現した重要語句をスプレッドシートにまとめ、語句の意味も逐次記録。

年度ごとの出現回数もカウントし、どの用語がeco検定で出やすいのか把握しながら進みました。

これによって、公式テキストを読むだけでは見えなかった「重要語句の出やすさ」が浮き彫りになり始めたのです。

 

結局、eco検定の過去問題集は収録されていた3回分まで解き終わりました。

残りの模擬問題2回分に関しては着手できず本番を迎えました。

ガッツリ着手しない代わりに、問題をパラパラ読み、解説をさらっと見て、キーワードの出題状況を確認する程度にとどめました。

 

はい、以上です。

eco検定は、公式テキストが分厚く、更に太字強調が多すぎます。

公式テキストを頭から攻めるには時間がかかりすぎ、1年の対策期間が必要です。

わたしが見出したように、過去問を解きながら逐次語句を復習するようにすれば合格への最短ルートを突っ走られるでしょう。

 

それでは、よいeco検定を

Ken