本・書籍の自炊にはどの裁断機がおすすめ??
どうも、Kenです。菌と、闘ってます。
2018年にやり遂げた大きなことは、
自宅にある読んでいない本を処分してスペースを空けられた
ということです。
大量の書籍が雪崩を起こしていましたからね笑
ただ、本の全て捨てたのではなく、何回も読み直したい本に関しては
スキャンして電子書籍化
することでデータを残して書籍本体だけ捨てることにしました。
この行為を巷では「本を自炊する」というみたいです。
その時に使ったのが
- 裁断機
- スキャナー
という2つのアイテム。
中でも今日紹介したいのはDurodexの裁断機の200DX というものです。
今日はこちらの裁断機の使い方、使ってみた感想をメモしておきます。
自炊に使える!Durodexの裁断機200DX の基本スペック
裁断機の基本スペックから見ていきましょう。
基本寸法は、
縦40 cm x 横34 xm 高さ42 cm
ほど。
いやあ割と大きいですね。
うちにあった19インチのテレビと一緒ぐらいの大きさです。
大きいだけでなく、こいつは重い。
重量は9.81kg あるみたいですね。
ただ、収納すればコンパクトに運べるようになっていて、収納時は
縦40 cm x 横17 xm 高さ39.5 cm
に変形できるのです。
ハンドルで持ち運べますね。
使わない時はコンパクトにして押入れにしまっておけます。
裁断機200DXの使い方
使い方は次のようになります。
広げる
コンパクトになった状態から、裁断するために広げます。
広げ方は簡単。
ハンドロックを上に押し上げながらハンドルを下に押すだけです。
ロックが解除されてハンドルが持ち上がると思います。
受け木をさす
「受け木」と呼ばれる黄色いプラスチックを裁断機にセットします。
裁断機の底を裏返してみると、黄色いプラスチックの棒が挟まっていると思います。
こいつが「受け木」になります↓
「刃受け」として機能していて、書籍を裁断するときに刃が当たるようになっています。
裁断しないときは取り外して保管していますよ。
受け木を横の穴に差し込めば準備完了ですね。
本を解体する
最初に本を解体していきます。
解体と言っても大げさなことではなく、トップの表紙だけ切り抜きます。
1ページ目の厚紙と最後の紙を破り捨て、てこのような状態にします↓
最終的に、
- 表紙のトップ
- 本の1ページ目と最後のページの厚紙を切り取ったやつ
の2つのパーツにわけることになりますね。
本をセットする
裁断する本をセットしていきましょう。
200DXは一度に厚みが18 mmまで裁断できるようになっています。
裁断前に本の厚みをチェックしましょう。
それよりも厚い本でしたら、ハサミで分解していきます。
真ん中のページにハサミで切り込みを入れて、頑張って2分割。
半分ずつ裁断機にセットしていきますよ。
裁断するときはセットする位置が重要です。
深くセットしすぎるとページを切りすぎて文字情報が読み取れなくなりますし、浅すぎると本のページが分離せずくっついたままになります。
そこでおすすめしたいのが、
裁断機のライトを点灯させて刃が当たる位置を確認する
という方法。
このボタンを押すと赤いライトが点灯するので、裁断したい位置に当たっているかチェックできるのです。
ライトをオンにした状態で裁断すると、自分が狙ったところでカットできると思います。
また、本の左右の位置も重要です。
ハンドルに対して中央に本をセットするといいでしょう。
端に寄せてしまうと、ハンドルからの力が偏って伝わってしまいますので、歯が破損する可能性もあります。
僕はこれに気づかずに端に寄せて本を裁断していたのですが、だんだん歯がもろくなってきてしまい、それ以降は真ん中で裁断するようになりました。
ロックを解除しながらレバーを下げる
最後にいよいよ裁断していきます。
ロック解除レバーを下に押し上げてハンドルをつかみます。
左でレバーを下げたまま、右手でハンドル を押し下げます。
そして、一気に緩めることなく本を裁断していくことになります。
途中で切れずに詰まってしまいましたら、何枚かにわけて別々に裁断していくといいですね。
一気に本を裁断できると気持ちいいもので、僕は
斬鉄剣!
と言いながら裁断するようにしています。
これで200 DX を使った本の裁断方法は終了です。
あとはスキャナーで裁断したページを読み取って PDF ファイルにしていくだけです。
>>詳しくは「本の自炊方法」をよんでみてくださいね。


Durodexの裁断機200DX を使ってみた感想
最後に200 DX を使ってみた感想書いてみます。
コンパクトに収納しやすい
まずコンパクトに収納できるのがいいですよね。
スペックの所でも言いましたが、ハンドル部分を折りたためますので、縦方向の長さを短くしてコンパクトにできます。
裁断機を使わない時は、押入れなどに収納しておくといいでしょう。
安全設計されている
裁断機を買う時はちょっと怖かったです。
裁断機で自分の一部を切ってしまったらどうしようという心配があったからです笑
ただ、実際に購入して裁断機を使ってみると、そんな心配はご無用でした。
なぜなら、安全装置がいくつかついていて、裁断するためにいくつかステップを踏まないと刃が動かないように設計されていたからです。
まず「ロックレバー」。
こいつを押し下げた状態ではないとハンドルが動きません。
また、裁断するために受け木を差し込まなければ裁断はできませんので、準備が必要になってきます。
間違って別のものを裁断してしまうことは起こりにくいと思います。
切れ味抜群
とはいえ、裁断機200DXの切れ味は抜群です。
厚み18mmの書籍まで裁断できますので、ページ数で言うと200から300ページのものならば一度に裁断できます。
スイカを切るような心地で書籍を
スーーーっとーーん
と裁断できるのが魅力です。
メモリがある
カットする長さを測りやすくするためにメジャーがついています。
書籍の大きさ(A5、B5とか)のラインが台に入っていますので、本を綺麗にセットできますね。
定規のようなものがついていますので、そちらで切断する深さを計測しながら本を刃側に押せます。
しかも、刃のポジションに赤ライトを照らせますので、自分の好きなところで本を裁断できますよ。
初心者の僕にとってかなりありがたかったです。
本の自炊に興味がある方は裁断機DX200を使ってみてくださいね。
それでは!
Ken