DARTSLIVE最新機種の「ダーツライブ3」。2018年の4月にリリースされ、僕自身も度々お世話になってきました機種です。


しかしながら、このダーツライブ3で体験したのはセンターカウントアップやスキルチェックなどの練習メニューがもっぱらで、まだ本番とも言える「オンライン対戦」を経験したことがありませんでした。
たしかリリース当初はオンライン対戦非対応だったので体験できなかったですよね、うん。
ダーツライブ3でオンライン対戦してみた感想
先日、ようやくダーツライブ3でオンライン対戦を体験してきましたので、今日はその感想を書いておきます。
対戦相手を選べない
DARTSLIVE3のオンライン対戦では対戦相手を選べないのが特徴的。
いわゆる対戦申し込み希望を出すと、DARTSLIVE3の機械が自動で対戦相手をマッチングしてくれるのです。
対戦が確定するまで誰が対戦相手になるかわからないのが少し不思議でした。
したがって、相手のレーティングによって対戦相手を選べませんし、ちょっと対戦したくない変な人とも当たってしまう可能性もあります。ぼく自身、一度対戦した人を避けてなるべく対戦したことがない新しい人を選んでいた傾向がありましたからね。
ただ、この「自動マッチングシステム」のおかげで、対戦相手を決めるまでのストレスがなくなりました。
以前ならば自分から対戦を申し込んだり、それが断られたり、あとは相手から対戦の申し込みが来たら承認する手間がかかっていましたね。正直、対戦相手が確定するまではストレスを感じていました。
その点、対戦相手を選ばなくて良くなったのは革命的だと思います。
コークがあった
あと、面白かったのがダーツライブ3のオンライン対戦から「コーク」が採用されていたことです。
これまでのオンライン対戦では、先行・後行の決め方が機械側でランダムで決められていましたので、もはや勝敗は運と言っても過言ではありませんでした。先行になることはダーツ対戦においてはかなり重要で、言ってしまえば相手より1投多くスローできるぐらいの効力あありますからね。
しかし、このダーツライブ3のオンライン対戦から、
スタート前にコークが必ず入ります。
ダーツを1投投げて、より中心に近い人が先攻になるのです。このコークの存在がゆえに、オンライン対戦がかなり公平になったというか、モロに実力差が勝敗に表れてくるようになりましたね。
しかも、コーク判定は1ミリ単位で行ってくれますので納得がいきます。
僕自身、オンライン対戦でコークを採用してほしいと思っていた身なので、これは助かりました。
これが実現したのは、DARTSLIVE3のダーツが刺さる場所の測定能力がかなり緻密になったことが理由だと思います。
「ゼロワンでもクリケでもOK」という選択肢
これまでのDARTSLIVEのオンライン対戦では、
- 701
- クリケット
- の2種類の部屋が用意されていて、オンライン対戦をする際には01かクリケットのどちらで対戦するか事前に決めて、同じゲームで対戦したい人同士で試合をしていましたね。
しかし、このダーツライブ3では、それとは別に、
クリケット・ゼロワンどちらでもOK
という新たな選択肢「RANDOM」が誕生。
つまり、どちらゲームでもいいから対戦相手を探してほしい、という選択肢が追加されていました。
これによってDARTSLIVE2の時代よりも簡単に対戦相手を探せるようになっていますね。
カメラの性能が上がりすぎている
あとは、DARTSLIVE3に映し出されるカメラの外出がかなり上がっていて、対戦相手がかなりくっきり見えるようになっていました。
しかも、全身を映すカメラとダーツボードを映すカメラの2台設置されているので不正はまず起こりえませんね。
相手プレイヤーがスローラインのどこを踏んで投げているかまでクリアに見えますよ。
カメラの画質が上がったこともあって、より相手がはっきりと見えてリアルで対面にてダーツを投げ合っているような感覚もありました。
DARTSLIVE3の人同士でしか対戦できない
ということもあり、DARTSLIVE3のオンライン対戦では、
ダーツライブ3を使っている人者同士のみ対戦できます。
カメラの質、コークの存在、ゼロワン・クリケットどちらでもOKという選択肢、などなど、そもそもオンライン対戦の中身のコンテンツがダーツライブ2から進化しているのでこれは仕方ないことです。
まだまだ置いてある台数が多いダーツライブ2を使っているプレイヤーとはダーツライブ3では対戦できないのが現状なのですね。
フェニックスの最新機種フェニックスXのオンライン対戦では、旧機種のプレイヤーともバトルできたのでその隔て方は異なりますね。
日本人としか対戦出来ない
それから、DARTSLIVE3のオンライン対戦は「LIVE MATCH」という名前のオンライン対戦で、これまででダーツライブ2時代に活躍していた「グローバルマッチ」とは別のもの。
したがって、かつてのように世界中のプレイヤーと対戦はできません。
あくまでも日本にいるプレイヤーで、かつ、DARTSLIVE3を使っている人ではないと対戦できないのです。
今後グローバルマッチの追加に期待ですね。
ダーツの速度が表示される
また、ダーツ一投一投の速度が表示されるようになっていました。
ただ、これは相手の投げたダーツ速度が見えるようになっているだけで、残念ながら自分のダーツの速度を確認するためにはDARTSLIVEの有料会員にならなければです。
ダーツの速度が一定だとスローが安定するということも意味するので一投ごとにチェックできたらそりゃ最高。
有料会員になって自分のダーツ速度をチェックしてみるのもいいかもしれません。
対戦後のメッセージがさわやかに
DARTSLIVE2の時代から対戦後のメッセージのやり取りはありましたね。
が、すごくシンプルなもので、
「イェーイ」と「ピロリン」しかありませんでした。
しかし、DARTSLIVE3では、
- ありがとう
- ナイスゲーム!
- やったー♪
- くやしぃ…
など実に4つのメッセージから選べるようになっていて、オンライン対戦後にはより多彩な感情表現ができるようになっています。
メッセージの選び方も、タッチパネルを操作するだけでいいので簡単ですね。
気のせいかもしれませんが、負けても健やかな気持ちで相手にメッセージを送れるようになった気がします。
ゼロワンのアレンジのアラートがある
これはゼロワンを選択した話なのですが、3投で0にできる数字になると、残りの点数を英語で読み上げて教えてくれます。
例えば180になったら、20のドリプルを3回連続で出せばちょうど上がりになりますよね。
そのとき、ダーツライブ3のマシーンは、
ワンハンドレッドエイティ(one hundred eighty)
と、英語でおっさんが読み上げてくれるのです。
ちなみに、どんな数字を狙えばいいかという細かいアレンジはディスプレイ上に出ているので参考にすると迷わないと思います。
対戦相手のデーターがレーダーチャートに出ている
自動で相手は決まってしまうので、相手がどのような実力を持っているのか定かではありませんよね。
実は対戦相手が決まって、コークを始める前に相手のレーティングと、さらに細かくどのようなことが得意なのかをレーダーチャートで表示されてしてくれます。
例えば、ゼロワンでいうと、
- 勝率
- STATS
- BULL率
- アレンジ成功率
- OUT STATS
- 平均バースト率
とかを事前にチェックできるのです。
ちょっと実況のおっさんがうるさいかなぁ
あとちょっと気になったのが、英語を喋るおっさんの実況が入ることです。
ゼロワンだと三投でスコアした1ラウンドあたりのスコアを英語で読み上げてくれるようになっていましたね。
クリケットだとマーク数を読み上げてくれます。
読み上げるだけならいいんですが、ありがたいことに感情を込めて読んでくれるのです。
しょっぱいスコアだと、このおっさんがへこんだ声を出すので、自分自身もテンションが下がってしまいますね。
そういう時こそ鼓舞してくれよな、と思ってしまうのはぼくだけでしょうか。
対戦相手を探している間も練習できる
オンライン対戦では対戦相手を探している間、ちょっと手持ちぶさになってしまいますね。
ぼくは休憩したり、スローの練習をしたり、スマホをいじったりして暇を潰していたのですが、実はその対戦間の時間にも練習できるようになっていました。
具体的な練習メニューというわけではないのですが、ダーツボードに刺さったスコアをディスプレイ上に表示できるようになっていたので「対戦前の練習大歓迎」ということなのでしょう。
ダーツライブ3では大戦前の手持ち無沙汰な時間を有効に活用できます。
連チャンでプレイしにくい
あとちょっと気になったのが続けてオンライン対戦がしにくいということです。
1人の相手と対戦が終わり、次のバトルに移りたい時はもう一度トップのメニューから「オンライン対戦」を選ばなければならず、ちょっと手間。
前のダーツライブ2では、もう一度同じ相手と戦えたり、01をやった相手とクリケット勝負できたり、などいろいろ選択肢があったのですが、このダーツライブ3ではどんな相手と戦っても、トップメニューから選び直さないといけないので連続で対戦したいときはちょっとだるいですね。
アワードがすぐに切り替わる
あと、アワードの存在が気に入らなくなっていたのがいいですね。
DARTSLIVE3では、ダーツをボードから引き抜くだけで次のラウンドに移行できるので、ダーツを引き抜くとアワードが自動で終了します。
例えば、ロートンを出して、ダーツを引き抜くとアワードが瞬時に終わるので、相手にアワードを見せず自分も相手のアワードを見なくて済むのでお互いストレスフリーでしたね。
という感じで、ダーツライブ3のオンライン対戦はなかなか新しい機能が満載。
プレイし始めたらわりと楽しんでしまっていて、3時間でやめる予定が気づいたら5時間ぐらいダーツを投げ続けていました。
昼からダーツを始めたら気づいたら夜になっていましたね。
DARTSLIVE2にてオンライン対戦を楽しんできた方も、DARTSLIVE3のオンライン対戦に挑戦してみてください。
それでは!
Ken