コーヒ豆を間違えて買ってしまった!汗
どうも、Kenです。テストステロン、出してます。
ハワイ旅行に行った際、ホノルルコーヒーというお店のコーヒーがすこぶるおいしかったので、お土産にホノルルコーヒーを購入。
帰国後も同じようにホノルルコーヒーを味わえると目論んでいたのです。
がしかし、です。
ホノルルコーヒーのパックの中身を開けてみると、そこにはまさかのコーヒー豆が!
人生で一度もコーヒー豆を挽いたことがなく、
- インスタントコーヒー
- ドリップコーヒー
という既製品しか味わったことがないぼくとしては大困惑。第一、コーヒー豆からどうやってコーヒーというドリンクを作り出すのか見当もつかなかったのです。
そこで百貨店に行ってコーヒー豆をひけそうな道具を探してみることにしました。
コーヒー豆を挽く機械は「コーヒーミル」というアイテムらしく、
- 手動
- 電動
の2種類大きく分けて存在してました。
電動はやはりちょっとどうしても高くなるので、ここはコーヒー豆初心者らしく手動のタイプを購入。
その名も、
コーヒーミル・セラミックスリム
です。
その名前の通り、ミルの部分がセラミックス素材でできているらしく、簡単に水洗いができるタイプのようでした。
コーヒー豆を手動ですりつぶす!コーヒーミル・セラミックスリムの使い方
ってことで、早速手動のコーヒーミルを使ってみます。
コーヒー豆を挽いて、コーヒーとして飲むためには次の4つのものを事前に準備しましょう。
- コーヒーミル
- コーヒー豆
- ドリッパー
- ろうと
- お湯
Step1. 豆の粗さを調整
まずはコーヒーミルの内部を取り出し、コーヒー豆の粗さを調整します。
歯車を時計回りに回すと「細かく」、逆側に回すと「粗く」なりますよ。
「えっ、コーヒー豆初心者だからどれくらい豆を細かくすればいいかわからんわ!」
という方はこちらのセラミックスリムの説明書の図を参考にしてみましょう。

https://www.hario.com/manual_pdf/MSS-1TB.pdfより
どうやらコーヒーの入れ方によって適切なコーヒー豆の粗さが変化するようですね。
ぼくは今回、V60のドリッパーを使うので「中細挽き〜中挽き」に豆の粒度を調整してみました。
Step2. コーヒー豆をミルに入れる
コーヒー豆をミルに入れます。ミル上部の透明な部分を一度取り外し、コーヒー豆を適量流し込みます。
初心者の方はコーヒー豆をどれくらい入れればいいのかわからんと思いますので、まずは一度入れてミルを挽いて試してみるのがいいでしょう。百聞は一見にしかずです。
Step3. コーヒー豆を挽く
いよいよコーヒー豆を挽くフェーズ。ここでは、セラミックスリムのハンドルを時計回りに回していきます。
この作業がなかなかに辛い!笑
ミルを回すために下部を安定させねばならず、ミルを保持する力と、ミルのハンドルを回す力を両方総動員して、コーヒー豆を粉状にしていきます。
しんどいので、数人でコーヒーを飲む場合は交代交代でミルを回していくと良いでしょう。
Step4. ペーパーフィルターに挽いた豆を入れる
ここでペーパーフィルターの出番です。
この三角形の紙の端っこをまずは折りたたみ、開きます。
ペーパーを立体的に展開したら、そいつをドリッパー(透明なろうと)に設置します。
そーっと零さぬようにコーヒー豆の粉を入れていきましょう。
Step5. お湯をかける
最後にお湯をかけます。ポイントは円形を描きながらゆっくりとお湯を注いでいくこと。
急にお湯を入れすぎるとコーヒー豆からコーヒーを抽出できずにお湯が溢れ出てしまいます。
理科の実験のごとく、無事にドリッパーにお湯を適量流し込めればコーヒーの完成です。
やりましたね!
コーヒー豆を手動で挽いて飲んでみた感想
人生で初めてコーヒー豆からコーヒーを飲んでみましたが、
これは良い。
コーヒーを飲むという受動的な体験が一気に、生産的・主体的なものに変化し、
コーヒーを飲んでいる最中は圧倒的な達成間に包まれます。
やはり、ミルでコーヒー豆を手動で挽くことはそれなりに労力がかかるので、何でしょう、コーヒーを自分で育てた感があり「うまい」と肯定したくなる。
たぶん、おそらくこれは、
自分で調理した料理は美味く感じる理論
と同じ現象が起きているのかもしれません。
また、達成感以外にもやはり、
コーヒーの香りがすごい。
コーヒー豆そのものから香りが漂っていますし、コーヒー豆を挽いてもコーヒーの香りがこれまで経験したことがないぐらい味わえます。
正直、コーヒーを飲んでいるときはそうでもなかったのですが、コーヒー豆を挽いているプロセスでコーヒーの香りを楽しめるのが良いですね。
コーヒーショップで働いているような神妙な心持ちになります。
うまい感じでまとめると、
「既製品のコーヒーをインスタントで飲む」
と
「コーヒー豆から手動のミルで挽いて飲む」
という経験は全く異なるものです。
手動でコーヒーを挽くのは圧倒的な達成感が得られる新しい経験ですので、興味がある方はよかったら試してみてくださいね。
「手動のミルで挽くのは大変そうだからいや!」
という方のために、世の中には電動ミルも発売されてます。
お好みのコーヒーミルでコーヒー豆から自分のコーヒーを育ててみましょう。
それでは!
Ken