先日、中国語検定3級を受験してきました。

久しぶりに中国語を学習し、帰国してさび付いでいた中国語力をブラッシュアップできました。

さて、この検定では、筆記第5問目に「日文中訳」、つまり、

日本語を中国語に翻訳する問題が出題されます。

 

例えば、次の問題です。

次の日本語を中国語に訳し、漢字(簡体字)で書きなさい。

(1)私はトイレがどこにあるか知っています。

この問題では、ゼロベースで中国語を書かねばなりません。

いわばライティング試験です。

 

漢字を知っている日本人にはアドバンテージがあるものの、

中国と日本の漢字の違いに必要です。

中国語では「簡体字」を用いるので、日本の漢字とは微妙に異なっているのです。

ゆえ、最終問題「日文中訳」で高得点を上げるためには、

簡体字を暗記せねばなりません。

 

ただ、覚えたつもりでも「100%覚えてる」とは言い切れませんよね。

わたしもその不安を抱えつつ「日文中訳」に臨んだのですが、試験中にある「せこい技」を思いつきました。

それは、

他の設問で簡体字を確認する技です。

 

例えば「马(うま)」を忘れたとしましょう。

日本人ですから「馬」は頭に入っています。

しかし、これは残念ながら簡体字ではなく繁体字です。

そういう時は、リスニング・筆記の全問題を見直し、

文中から「马」を捜索するのです。

 

そこで例えば、偶然、

妈妈(かあちゃん)

を発見した、とします。

幸運なことに「妈妈」の右側は「马」ですので「馬」の簡体字がわかるのです。

このように問題文をヒントに、簡体字のド忘れを防止できます。

「日文中訳」で簡体字を忘れたら、別の問題文をチラ見しましょう。

 

それでは!

Ken