中国語検定3級と4級を受検したところ「ある特徴」に気がつきました。
それは、
途中退室できること。
早く終わったら早く帰れるんですね。
知られざる中国語検定の途中退出ルール
が、しかし、途中退室事情は意外にも複雑でした。
そこで先日、3級を受検してきたわたしが途中退室ルールを解説します。
試験時間の半分で退室可能
1つ目のルールは途中退出が可能になる時間帯。
開始すぐすぐに退室できません。
3級の場合、試験時間が100分。
その半分の「開始50分」で途中退室可能でした。
具体的に明示されているわけではありませんが、もしかしたら、
「試験時間の半分を過ぎたら」退室できるルールかもしれません。
各級数の途中退出時間を割り出すと、次の表になります。
級数 | 試験時間 | 途中退室可能時間 |
---|---|---|
準4級 | 60分 | 30分 |
4級 | 100分 | 50分 |
3級 | 100分 | 50分 |
2級 | 120分 | 60分 |
準1級 | 120分 | 60分 |
1級 | 120分 | 60分 |
試験時間が100分の3・4級以外受検していないので定かではありませんが、おそらく、そうでしょうね。
終了10分前には退出できなくなる
気をつけるべきことは、途中退室のタイムリミットです。
それは試験終了10分前。
例えば、11時55分終了の場合、10分前の「11時45分」から途中退室できません。
試験が完璧に終わろうが、ラスト10分間は教室に幽閉されるのです。
途中退出したいならば、終了10分前までケリをつけましょう。
以上の「途中退室できる時間帯」を整理すると、次の図になります。
斜線の時間帯ならば、誰でも途中退室できるでしょう。
以上のルールを把握した上で中国語検定を受験してみてください。
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Ken