先日、やっとのことで簿記3級ネット試験に合格してきました。

合格点70点を16点上回る86点をマーク。

各配点は次の通りです。

第1問 39
第2問 15
第3問 32
合計 86

簿記 ネット試験 合格証

(いや、しかし、その裏には3度の不合格があったんですけれどね・・・!)

 

簿記3級ネット試験に合格するために活用した参考書・テキスト

今日は、その死闘(沼戦)を繰り広げてきた経験を活かし、わたしが使った参考書からおすすめの書籍を紹介します。

 

基礎固めの1冊『超スピード合格!日商簿記3級テキスト&問題集』

これまで会計に関わりを持たなかった方が、簿記の基礎を身につける際に活用できるテキストです。

なんといっても説明が論理的でわかりやすいのが特徴。

仕訳の理由が抜け目なく書かれていますので、納得しながら読み進められます。

 

また、各パートの説明後に「例題」と「演習問題」という2重のアウトブットセクションが設けられています。

説明を読んでしっくりこなくても大丈夫。

具体的に仕訳することで理解が進み、突如しっくりくることが多々ありました。

ただし、このテキストは「最新版」を買うことおすすめします。

わたしはあろうことか、2014年4月に発売された第3版で勉強してしまい、出題論点の変更に気づかず撃沈した過去があります。

くれぐれも参考書のアップデートはお忘れなく。

 

アウトプットに慣れる1冊『超スピード合格!日商簿記3級実戦問題集』

こちらは先ほど紹介した参考書の問題集版です。

学んだ内容を、本番に近い形で練習することで理解を深められます。

練習問題を通して、ふわっとしていた知識が徐々に脳内で固まっていきます。

 

ただし、こちらも「最新版」をお買い求めください。

わたしはあろうことか、テキストと同様に第3版(7年前出版)を採用した結果、本番で見知らぬ問題が続出しました。

この問題集の良きところは、本番での出題されやすが「星」で表現されていること。

本番まで時間がないならば、最頻出問題に絞って演習できます。

 

充実の過去問題集『日商簿記3級 過去問題集』

仕上げに利用したのがこの過去問題集です。

なんと12回分の公式過去問が収録されています。

本当に本当のリアルの過去問とオリジナル問題1回分で「計13回分」チャレンジできます。

リアルの過去問なので、本番に近い、というか本番レベルそのものでチャレンジできる点が有益です。

 

わたしはこの過去問題集を直前の練習に用いました。

特にネット試験で出題される「決算の第5問」を中心に取り組んだのです。

何度も何度も解くことで、決算に苦手意識がなくなり、しっかり表を完成させ、数値が合うようになりました。

今振り返れば、決算の練習を繰り返したことが合格につながったのでは、と振り返ります。

 

また、仕訳問題に繰り返し挑戦できるのも地味に有益でした。

ネット試験では、ペーパー試験に比べて仕訳問題が3倍(15問)出題されるので、仕訳を完璧にすることも合格には必須です。

1回ごと5問の仕訳問題が掲載されていますので、13回分ということで65問の仕訳問題を解けます。

 

そして、最後は問2・4に取り掛かります。

これらは出題範囲が安定しないので最後に取り組みました。

ズバリわたしが山を張ったのが

ネット試験で出題されそうな問題です。

具体的にいうと、解答欄が少なく、パソコンの画面に収まりそうな問題に山を張り、本番を迎えたのです。

 

この過去問題集は3回の不合格をへて、心身ボロボロの状態からお世話になりました。

4回目の試験に臨む1週間に購入させてもらったんですが、この本を購入して本当に良かったです。

突如スコアが飛躍し、合格圏内に滑り込めたのは間違いなくこの過去問題集のおかげでしょう。

 

これから受験する方、ファイトです

以上3冊が合格に結びついたと感じた問題集・参考書です。

わたしはこの他にも

  • 日商簿記3級 完全対策 模擬試験問題集
  • 日商簿記3級 網羅型完全予想問題集 2020年度

という2冊の問題集を購入しました。

しかし、正直これらはおすすめできません。

 

『日商簿記3級 完全対策 模擬試験問題集』はそもそも最新のテストに出題範囲に対応していないと判明してお蔵入り。

『日商簿記3級 網羅型完全予想問題集 2020年度』は問題量には満足したものの、解説の貧相さから理解が深まらず、ただ問題演習をしただけで終わりました。

また、冊子構成が分かりづらく、切り離し方はいまだにわかっておりません。

 

はい、今回紹介したのはわたしが活用した簿記3級の問題集・参考書です。

こちらの情報を参考にし、肌に合う問題集や参考書を選び取ってみてください。

 

それでは!

Ken